ファイナルファンタジーⅤおよびⅥ

・製品情報

ハード:SFC

発売元:スクウェア

ジャンル:RPG

発売日:Ⅴ 1992/12/6

    Ⅵ 1994/4/2



・ゲームの概要

 ドラクエと双璧をなす説明不要のRPG。

 ドラクエが疾風ウォルフなら、ファイナルファンタジー(以下FF)はロイエンタール元帥である。



・思い出

 初めて自分で買ったゲームソフトはFF1である。

 天野喜孝の描くパッケージに惹かれ、どういうゲームか確かめずに選んだ。

 完全なるジャケ買いである。

 RPGなどは遊んだことがなかったので、武器・防具を装備することすら分からなかった。

 8以降は手を出していないが、とくに世界観が好きなのは、ドラクエと同じく2である。


 クリアの有無で言えば、1~4、7はクリアしていない。

 1と2は年齢的に難しかった。

 3は、一日のゲーム時間が三十分のため、終盤のクリスタルタワーで足止めを受け(一時間以上セーブできない箇所がある)、そのままになった。

 4と7は肌に合わなくて途中でやめた。

 結局、5と6、そして8はエンディングまで進んだ。


 5はまさしく時間を溶かした。

 ほかに遊びたいゲームがなかったので、だらだらとレベル上げをしていた。


 6は、FFのナンバリングタイトルの中で、私が一番好きな作品である。

 出てくるキャラクターが魅力的だったので、何度もやり直して遊んだ。

 また、プレイするかもしれない。

 セリスとロックのやりとりがとにかくよい。

 セリスが歌う場面もいいが、最後のバンダナを拾うところが健気なり。


 FF6のセリスのように、キャラにハマったゲームには、サガ・フロンティアがある。

 とにかくアセルスが好きで、アセルス編ばかり、これでもかと繰り返し楽しんだ。

 サガ・シリーズだと、初代の「魔界塔士 Sa・Ga」にもずいぶんと時間をぶっこんだ。


 しかし、ずいぶんとゲームに時間を費やし、いろいろなゲームで遊んできたものだ。

 Sa・Gaが出たのは1989年。

 はるか昔の話である。

 思い出そうとしても、時間という残酷な壁のせいで、よく思い出せない。

 振り返るに、ゲーム以外にやるべきことがあったような気もするが、まあ、ここまで来てしまったら仕方がない。

 目的を持っている者にとって人生は一瞬であるが、そうでない者には永遠のように感じられる。

 何かで時間を潰さなければならなかったのだ。


 思い出したが、私は高校三年生の時、自由登校になったのをいいことに、勉強もせずに昼夜逆転した生活の中で、ウィザードリィをひたすらプレイしていた気がする。

 ちゃんと勉強していれば、2ランクぐらい上の大学に入れたのではないか。

 それ以前に、中学二年生の時にも、将棋とトランプにサイコロを使った自作のゲームを生み出し、ひと夏を費やした黒歴史がある。

 その時、彼女がいたような気もするが、どうしていたのだろう。


 それはさておき(さておくにはちょっと重すぎる)。

 6に話を戻すと、敵方のケフカも味のあるキャラクターである。

 やはり、ドラマは敵役に魅力がないとおもしろくない。



 6のセリスは実に魅力的な女性であるが、ゲームの世界には、それ以上に私を虜にした騎士様が一人いらっしゃる。

 そう、FFタクティクスのアグリアス・オークス様である。

 というわけで、次回は、FFとタクティクスオウガによる夢のコラボ作品「FFタクティクス」、私がこよなく愛する作品について話す。

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