SDガンダム GGENERATIONシリーズ

〇SDガンダム GGENERATION(無印)

               ZERO

               F

               NEO

               WORLD

               OVER WORLD



・製品情報

ハード:PS

    1 → 無印・ZERO・F

    2 → NEO

    Portable → WORLD ・OVER WORLD

発売元:バンダイ

ジャンル:ウォー・シミュレーション

発売日:1998年8月6日(無印)

    1999年8月12日(ZERO)

    2000年8月3日 (F)

    2002年11月28日(NEO)

    2011年2月24日 (WORLD)

    2012年9月27日 (OVER WORLD)



・概要

 歴代ガンダムの原作ストーリーを模したステージなどに自軍を介入させることで、設定された目的(敵の全滅など)の達成を目指すシュミレーションゲーム。

 無印・ZERO・Fでは、原作のストーリーをダイジェストで体験できる。

 所有するモビルスーツなどをレベルアップさせたり、機体同士を組み合わせたりすることで新しい機体を開発していく。

 このコンプリートを目指すことで時間が溶けていく。


 ガチャポン戦士とちがい、戦闘はアクションではなく、武器を選択して相手にダメージを与え、敵のHPが無くなれば撃破となる。

 機体の性能は乗せるパイロットで大きく変わるので、やはり、モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的差ではないことを教えてくれる作品である。

 シャアをザクⅡに乗せると色が赤くなり、ドムに乗せれば武器が変わるなど、藝が細かい。



・思い出

 ガチャポン戦士2の回でも話したが、私の中で、ガンダムといえばSDガンダムであり、アニメはほとんど観ていない。

 ちゃんと観たアニメは以下の三つである。

 ファースト:機動戦士ガンダムIII・めぐりあい宇宙編(映画)

 Z:テレビシリーズ全50話、映画

 逆襲のシャア:映画、with Kamille Bidan

 ZZ、V、UCは途中まで。あとの作品も一話くらいは見ているかもしれない(チャレンジはしているのだ)。

 小説だと「閃光のハサウェイ」は読んだ。ファーストとZは斜め読み。

 マンガは近藤和久版のZが好み(クワトロの最後とか)


 上記から察せられるように、私のガンダムの知識はGGENERATION(以下、Gジェネ)が基礎になっている。

 Gジェネの知識だけで他人とガンダムの話をしても、だいたい話を合わせることはできる。

 ただ、モビルスーツの出てこない、ドラマ・パートの話になると、相槌を打つだけになる。


 私の好きなゲームの話にもつながるのだが、アニメや映画などの、自分のペースで楽しめない娯楽は苦手である。

 小説や漫画を始めとした、自分のペースで楽しめるものの方が好きだ。

 だから、ゲームも、自分がボタンを押さない限り、次に進まないものを選ぶ傾向にある。

 Zガンダムのアニメは、全50話をすべて観ているが、これはガンダム・シリーズだけでなく、すべてのアニメの中でも、ゆいいつ最後まで付き合った作品かもしれない(実写だと真田丸くらい)。

 Zの何がよいのかと考えると、第一は音楽。次いで、ジェリドやシロッコを筆頭とする魅力的な敵。それに政治抗争の描写が加わる。


 Zガンダムは名シーンの多いアニメであるが、最後のほうで、クワトロとハマーンが一騎打ちをする場面も名高い。

 クワトロを追い詰めたハマーンが言う。

「これで終わりにするか、続けるか、シャア」

「そんな決定権がお前にあるのか」

 Zのクワトロの発言は、よくよく考えるとおかしなものが多い。

 しかし、整合性より格好の良さが大事と思いたい。

 この場面のアニメーションは、テレビ・映画版もよいのだが、個人的にはGジェネ・ゼロ版のほうが好きだ(Gジェネでは、名場面でカット・インの映像が流れる)。

 モビルスーツが二頭身なのに、後者のほうに惹かれる。

 やはり、自分の中でガンダムといえばSDなのであろう。

 Gジェネ・ゼロのテレビCMは、いま見てもぞくぞくする。

 思い出したが、プラモデルでも、父親が1/144のSガンダムを買ってきてくれたが放置し、「BB戦士 龍将飛将」で遊んでいた記憶がある。


 そういえば、長年の謎がひとつある。

 Gジェネ・ゼロで、アウドムラの艦長であるハヤト・コバヤシが「館長」と呼ばれているのは、小説版に合わせたのか(一年戦争後、ハヤトは戦争博物館の館長に就いている)。



 モビルスーツを組み合わせて新しい機体を開発していくシステムは、ドラゴンクエスト・モンスターズのそれに近いように思う。

 というわけで(どういうわけで)、次回は「ドラゴンクエストVI 幻の大地」。

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