搾乳したいが色々と危ない


「んー、冒険者とかも良かったけどやっぱり俺はこうやってのんびりしてる方がめんどくさくなくていいなー」


大量のバケツを荷台に乗せ、ミノタウロスのいる牛舎へ向かう最中ふとそう思う。実力的にはSランクも余裕だと言われたが牧場主としてのんびりしてるほうが好きだったのでやめた。


まぁそんな感じの事を考えてるうちに牛舎へと着いた。そこには、物凄い大きさのお胸様をタップンタップンゆっさゆっささせながら牧草をムシャムシャと食べているミノタウロスの雌が約1000頭程いた。なぜこんなにいるかと言うと、夜のお仕事で親父が連れてきたりしたらいつの間にかこんなに増えてもうたんよ(笑)


まぁ親父が最後に残した資料によると、ミノタウロスはその中で1番強い雄の命令には絶対的に従い、ちっちゃくて可愛いものが好きで俺とかにはめっちゃ甘やかしたりしてくるからなんつーか色々大変なのよね。あと、そのリーダーとして認めた雄しかミルクを搾れないからこの1000頭全部俺がやるのよね。キツいけど幸せだわ


「はーいみんな集合ー!!」


ズドドドドドドドドドドドドド


そういった瞬間、ゴロゴロやらダラダラしてたミノタウロス(ミノちゃんでいいや)が眼を光らせてドバドバ来るではあーりませんかぁー!!


「「「「「「モォー!!モォー!!」」」」」」


うわぁー!!めっさもみくちゃにされとるわぁー!!乳圧で死にそうなんですけどマジで助けてー!!!


「ちょ、おま、お前らストップストップ!!!」


ふぃー。やっとおさまったぁー


「よし!今から1頭ずつ搾っていくから並んでくれー!」


そう言った瞬間、我先にと並ぶ際にケンカしたりしてしまうものもいたが、まぁー大丈夫だろうん!


「よし!じゃあお前からだ!邪魔だから下着は脱いでくれ」


そう言った瞬間、周りのミノちゃんも脱ぎ始めたが、もう注意するのもだるかったのでそのままにする事にした


「じゃあ、いくぞー?」


ムギュッ

ブッシャァァァァァァァァ!!!


「モォ!モォー!!」


両手でも掴みきれない大きさのお胸様を揉んだ瞬間、パンパンに張り詰めていたため勢いよくミルクが発射される


「モォー!!」


ミノちゃんは尻尾と角がある事以外はほとんど人間と変わらないので、色々と危ない光景になっている。


「モォモォー!」

「え、ちょ、お前ら順番まだだろおい!!」


そう言っても、早くミルクを搾ってもらいたいが為に、前へ軍団の様に突っ込んで来て、口に含ませたりして

愛情表現をしてくる。まぁ美味いから頂くか!


カプっ!チューチュー


「モォー!」


う、うめぇ。相変わらずなんでこんなにうめぇんだ?


片方をいただき、もう片方は搾るという作業を繰り返し、全部終える頃にはちょうどお昼の時間帯になっていた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る