第2話 お水が出ない

 6日午後、札幌市に住むお義母さんから


「マンションが断水した」


 と連絡が来ました。

 義父母は小さなマンションの五階に住んでます。ここ、どうやら貯水槽がないようで、停電とともに断水したもよう。

 キレイ好きなお義母さんはお風呂にもため水をしておらず、また二人とも持病持ちで、エレベーターを使わなければ移動は困難。

 車もない。

 買い置きの水は2リットル2本。



 プチ陸の孤島となってしまったわけです。



 幸いにして、うちは電気が止まっただけ。すぐに折り畳みタンクとありったけのペットボトルに水を詰めました。

 でも、それでもいいとこ10リットル。もし断水が続けばすぐに足りなくなってしまう。


 で、リュックにゴミ袋を二枚重ねて、そこに水を詰めました。


 これは以前、災害対策番組で見たやりかた。けっこう入ります。しかも背負えるので移動もしやすい。

 コールマンなどの丈夫で大きなやつなら10リットルは行けるんじゃないでしょうか。


 水リュックを三つ作り、合計40リットル用意しました。これだけあれば当面はしのげるはずです。


 階段で運ぶのは正直辛かったけど、お義母さんたち、喜んでました。良かった良かった!


 ちなみにこちらの地域は電気の復旧が早く、6日の夜にはお水が使えるようになりました。

(うちの方は遅かったです)


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る