ちびマルフォイさんの作品はみんなそうですけど、「こんな変なこと、よく考えるよなあ」という感じです。 しかも、どういう理屈で、どういう過程を経てそういう世界になったのか、というSF的考証を、ふつうやりたくなると思うのに、「あたりまえですけど?」という感じで、やらずに流す。 アイディアをもったいないと思わずに、次から次へと出せるところもすごいです。 それらすべてが面白さにつながっています。