第3部 第1話 善と悪

私、カレンは西暦2204年のファンク国内にいた。3度のジャンプの影響か、私の精神には善と悪、両方が混在していた。良く言えば両方の気持ちが理解できる、悪く言えばどっちつかず。結局私はメビルを操ることをやめたので、メビルウォーが起こることはなかった。だが人類は残る一つの問題と向き合っていた。それは独裁国家ファンクの対応についてである。その対応のため、私は世界から争いがなくなるようにフェザーのコアの一部を使い、意思を持つ1体のメビルを作り出した。私はそのメビルに独裁国家ファンクの崩壊の一助になるように頼んでおいた。これで一安心だろう。度重なるジャンプのせいで自身の身体の崩壊は目前に迫っていた。そんなある日、私は連合軍がシャドウを主軸にファンクとの全面戦争を起こすとのニュースを聞いた。結局、私が作ったメビルは役に立たなかったのか。だが、私はシャドウを有する連合軍に軍配が上がるだろうと考えていた。

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