皆が認める本格ミステリー

サスペンスが好きな方に是非オススメしたい一作です!

まず、この作家さんは高校生であり、そして、しっかりサスペンスやミステリーの描写が書けていることに驚きました。
高校生でなくても、普段からサスペンスやミステリー小説を読んでないとこの内容は書けないなと思いました。

中身の無いただの本格ミステリーを飾った小説ではなく、文章力もあり、繊細な文章に『悪魔だらけの探偵部』を読んだ方は圧倒されることでしょう。

細かい事を言えば、トリックや殺し方など不自然で非現実的な所もあるのかもしれません。私には分かりませんが。

文章の構成や技量の点で☆を3にするか2にするかすごく迷いました。文章が繊細且つ、高校生というハンデもあって☆3にしました。

やはり、「謎解きはデ○ナーの○で」や「ビ○リア古書なんちゃら」や「三毛猫なんとかの推理?」などの本格ミステリには劣りますが、これだけ書ければ素晴らしいといってはいいのではないでしょうか?

東野圭吾さんとかのプロのサスペンス(ミステリー)作家さんと比べたら、やはり文章や伏線の張り方、トリックなどがまだまだ未熟だと感じました。

あと、女性が男性口調になっている点も気にはなりました。本人自覚しているらしいので多目に見てやって下さい。

まだ私は1章までしか読まずにレビューしてますが、登場人物に謎があり、続きが気になる作品です。

面白いので読んでみて下さい!