何が出るかな?


チビうささんをお供にユーリル大森林の探索を開始しました。


今のところ出てくる魔物はゴブリンにモウウルフ時々オーク。

特に変わり映えしない。


まだまだ入り口に過ぎないのかもしれない。

百科事典に表記されてるユーリル大森林踏破率もまだ16%。

中々奥が深い。


時折、チビうささんとの果実ぱくぱくタイムを挟みつつ探索を続ける。



「クゥー!」


僕の頭をポンポンしながら一鳴き。

前足は上を指している。


見ると何かが飛んでいる。

目を凝らしてよーく見ると、僕があっちの世界にいた時に観た映画で出てきたプテラノドンに似ている。


百科事典で検索。


ワイバーン

・Bランクの魔物。ドラゴンの亜種とも言われているが実際は鳥類の一種。焼き鳥にしたら最高に美味ですよ、あ・な・た。



ワイバーンのお肉は美味しいんだね。

隙あらば事典に潜り込んでくるね、神様。



サイデルに戻る時のお土産用に狩って行こうっと。

でも、結構距離がある。


よし、思い切りジャンプして距離を縮めよう。


「チビうささん、しっかり掴まっててね。」


「クゥークゥー!」


僕が何をするか分かっているのか、チビうささんはより強くしがみつく。

頭に伝わるお腹の感触が、これから戦闘する僕の心をほっこりさせてくれる。



そして、地面を強く蹴り、高く跳ぶ。


少し強かったのかワイバーンを上から見下ろす形になっちゃった。


慌てたワイバーンが逃げる動きになったので風の刃で翼を切り、落とす。



無事、地面と合流。

未だに這いずり逃げようとするワイバーン。

ごめんね、美味しく食べるからね。

きっちりと倒してワイバーンを収納庫に収める。



その後も数匹のワイバーンと接敵したけど、同じ要領で跳んで切って収納を繰り返しました。



チビうささんは毎回高く跳ぶ度に興奮したように楽しんでました。



今日はここまでにしてキャンプセットと着ぐるみを取り出す。



うさぎさん2匹でお互いに引っ付いて就寝。




今日も楽しい一日でした。




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