There was also Fumofu heaven
僕は今、ユーリル大森林にて小動物さん達に囲まれています。
うさぎさん一家と再会を果たし、我を忘れて戯れ転がっていたら、ずっと警戒して見ていた1匹のリスさんが恐る恐る近づいてきた。
うさぎさんの奥さんの黒うささんと何やらお話を始めた。
僕はお腹に乗ったチビうささんを撫でるのに夢中だ。僕の手のひらにスリスリしてくる姿がとても愛らしい。
そして、話が終わったっぽいリスさんがまた恐る恐るといった様子で横になっている僕の顔の側までやってくる。
キュキュと鳴きながら警戒するリスさんにおいでよと言わんばかりにチビうささんがお腹まで引っ張ってくる。
結果、僕のお腹の上にはリスさんとチビうささん。
リスさんの尾がたまにお腹に当たって少しこそばゆい。
すぐに撫でたらまた警戒するかもしれないから、チビうささんを撫でる。
すると、気持ち良さそうに目を細めるチビうささんの姿を見たリスさんがおずおずと体を僕の手に預けてくる。
こ、これは良いのかな?
僕はゆっくりと傷つけないように優しく撫でてみる。
チビうささん同様に気持ち良さそうに鳴き声を洩らしてくれた。
か、可愛い‥
そこにうさぎさん夫婦も混ぜろと言うように僕目掛けてダイブ。
またしばらくうさぎさん一家withリスさんと滅茶苦茶うにゃうにゃした。
その様子を見ていた他の小動物さん達も徐々にだけどこちらに来てくれる。
そして、2時間後。
ここは天国になりました。
僕の周りにはもっと撫でろもっと撫でろと擦り寄ってくる小動物さん達。
もう僕を警戒している様子はない。
うさぎさんが良かったなと頭をポフポフしてくれる。
ありがとう、ありがとう‥うさぎさん!
僕は今初めて人生を謳歌しているとはっきりと実感出来た。
結局、空が暗くなるまでこのもふもふパラダイスの虜になっていました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます