もふもふを求めて2



サイデルの街を出て、現在ユーリル大森林に向かってます。

なにかから解放された高揚感からかスキップしながらの移動。


出てくる出てくる魔物たちが可愛く見えてくる。

あのウルフさんはモフモフかなーなんてね。



もう夜。

明日にはユーリル大森林に着くかな。

近くに気配がある。

まあここは外。常に周りには魔物がいるか。

でも、キャンプセットの前では関係ないこと。

ふふん、今日も僕一人だし着ぐるみを着て寝よう。体力と魔力回復というだけあって凄く安眠出来る。

今日はワンコさん着ぐるみ、君に決めた!



次の日の朝、着ぐるみから冒険服に着替えキャンプセットを収納して先に進むと、謎の血痕があった。

おそらく魔物同士で争ったんだと思う。

魔物の死体は見当たらないけど。



大して気にせずユーリル大森林を目指す。



そして、着きました僕の第2の故郷!

今回のユーリル大森林での目的は友達のうさぎさんと遊ぶ事と奥を探検する事。


主にうさぎさん中心で。


まずはうさぎさんを探さないとね。

前回はうさぎさんが僕に気づいてお出迎えしてくれたけど、今日は見当たらない。

うさぎさんの気配はしっかり覚えているから、今度は僕がサプライズでうさぎさん家に突撃しちゃおう。



どこにいるかなー

お、ここを真っ直ぐに進めば気配に辿り着く。



しばらく大森林の中を進んでいくと、そこはリスやうさぎ、モモンガに小鳥の小動物パラダイス。


なんかなんかね心がすごいふわぁーってなったよ。


僕の存在に気づいたリスさん。

連鎖するように他の子達も僕に気づく。


そして、我先にと木に開いた穴に潜ったり、木の上に登ったりと警戒される。


う、これは分かってても辛い‥。



でも、そんな中僕に近づいてくる3匹の家族。


「「「クックウークー!」」」



そう僕がこの世界で最も大好きな親友うさぎさんの一家。



僕は、僕たちは堪らずお互い駆け寄り抱きしめ合う。



うさぎさんと会うたび涙脆くなっちゃうよ。




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