第6話 ナンセンスな空
一羽根の羽ばたきさえ許さないナンセンスな空青く広がり
前も見ず仰ぎもしないでやみくもに音に埋もれる群衆の街
手に余るほどの現実目の前に電線さえも高く鳴ってる
海風がしつこくぼくを責めるから「笑っていたさ」と独りうそぶく
ぼく達は解き放たれたんだよさあ踊ろうおぼろ月夜に似合うダンスを
あの雲の行きつく先にあるものがぼくの前にもきっとあるはず
偽善だって?それでもいいさぼくはあなたの投げる石
嘆くぼく伝う涙ふき取る手三つの存在たったそれだけ
この先も月並みだっていいじゃない巡る季節とぼく等は共に
夢をみる誰かが探しに来るまでは月夜にぼくは張り付いている
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