幕間 かくあるべし

 昼食の時間が終わり、午後練習の時間。

 今日は自分は午後練は空きになっていて、夜までの間は自由時間だ。

 

 同じく夜練まで暇な椎名がシャッターチャンスを探すと言うので、自分もそれについていくことにした。

 

 一年部屋から本館に行き、食堂を通り過ぎロビーに差し掛かると、何やらアコギの音が聞こえてきた。

 ホテルを出たところにある、ウッドデッキのテラスの方だ。


「あ、氷上さんじゃねあれ」

「ほんとだ。……うわカッケぇ」


 ロビーの大きな窓越しに、氷上先輩の姿が見える。

 椅子に腰かけ、組んだ足にアコギを構えて弾く姿はこれ以上なく様になっている。

 聞こえてくるのはアコギの定番であるエリック・クラプトンの名曲、『Tears in heaven』。

 穏やかな休息を演出するのに一役買っている。


 着ているのがアニメのキャラが大きく描かれたTシャツでなければ完璧だった。


「あ、土橋さんもいんじゃん」


 柱の陰になっていたが、パーカッションの音が聞こえたので出所を探ると、土橋先輩も一緒にいた。


「なんだっけあの箱みたいなヤツ。カホーンだっけ。いいよなぁこういうの。これは収めねば」

「音楽人って感じするよね。最高のシャッターチャンス」


 どこでも奏でられる打楽器であるカホーンに腰かけ、リズムを奏でている。

 ロビー内から窓越しにカメラを向けると、こちらに気づいた土橋先輩が爽やかに笑ってくれた。最高のブラジリアンスマイルである。


「ヤベェ惚れそう」

「……男でもこれはやられるね」


 しばし二人の姿に見惚れ、聴き入った。

 穏やかな陽射しと美しく響く楽器の音が、えもいわれぬ世界を構築していた。


「割と誰でも弾ける曲だけどこの二人がやるとちげーなぁ」

「改めて名曲ってよくわかるよね」


 合宿の醍醐味を思い知る、貴重な体験だった。


 土橋先輩に手招きされ、自分たちもウッドデッキに出た。


「いいもの聴かせてもらいました! あざっす!」

「お金払った方がいいんじゃないかってくらいでした……」


 こちらの反応に二人は笑顔を見せてくれた。


「ハハ、じゃぁ飲み物買ってきてもらおうかな」

「あ、行ってきます。何飲みます?」

「お、冗談だったんだが……じゃぁ適当に炭酸買ってきてくれ」

「了解です。氷上先輩はどうします?」

「すまんな白井。コーヒー頼む」

「ブラックですね。了解です」


 土橋先輩は冗談ブラジリアン・ジョークのつもりだったようだけど、自らパシられるのはいつものことだし、折角なので買いに行くことにした。


「あ、白井」


 戻りかけに声をかけて振り向くと、


「おっとと……あ」

「お前らの分も買え」

「あ、ありがとうございます!」


 土橋先輩が五百円玉を指で弾いて、こちらに渡してくれた。

 所作にしても先輩としての振る舞いにしても、いちいち全部カッコよすぎて頭が追い付かないレベルであった。


 ロビーの自販機に行くと、すぐ横にある階段から声が聞こえてきた。

 誰か降りてきたようだ。


「お、お疲れ白井君~」

「お疲れ様です巴さん……と、お、古賀」


 初めて見る2ショットだ。

 古賀に「言えた?」と念を送ってみると、「言えた言えた」と嬉しそうに頷いた。

 ちょうど合致した空き時間に、昨日のことを実践できたみたいだ。


「練習場所探しに来たんだ~」

「教えてもらえることになった!」

「あ、そうなんですね。よかったね古賀」


 一つ一歩を踏み出せた喜びを滲ませて、古賀は嬉しそうに頷いた。

 二人がテラスに来たのは、練習場所にちょうどいいからとのこと。


「あ、鍵盤ハーモニカ。めぐるさんのヤツです?」

「そ~。借りてきた~」


 ボーカル練習に使うのだろう、月無先輩が部室でちょくちょく吹いている鍵盤ハーモニカを持っている。

 しっかり見てあげるんだなぁと少し嬉しくなりながら飲み物を買い終わると、


「あ、私も飲み物買っておこう」


 そして古賀がコインを投入。


「あ、古賀ちゃん~お茶系はやめておいた方がいいよ~。喉に悪いから」

「え!? あ、そうなんですね……いつも緑茶買ってました」


 曰く、烏龍茶は論外で、緑茶もあまりよくないらしい。

 柑橘系や炭酸も控えた方がよく、スポーツ飲料がベストで、あとは強いて言えば紅茶ならマシとのこと。

 ボーカルの仕事は喉の調整からと、早速有益な指導だ。

 古賀が感謝の意を示すと、素直な反応に巴先輩はいつくしむように微笑んだ。


「って、あれ。テラス誰かいる~?」

「あ、氷上先輩たちがいますよ。アコースティックセッション? 的なのやってました」

「お~。まぁいっか。いいよね古賀ちゃん?」


 人が多い場所では練習しづらそうだ。

 もちろん、フロントマンとしては恥ずかしがってはいけないのだが、こういう状況は仕方ないだろう。


「……氷上さんです?」


 ……違うな。これ。明らかに名前聞いただけでビビってる。

 

「あはは、やっぱヒカミン怖いか~。大丈夫だよ。ただのアニオタだから~」

「そ、そうなんです?」

「うん。れっつご~」


 そして恐る恐る、巴先輩を盾にするように、古賀もテラスに向かった。


 テラスに出ると、椎名も混ざって氷上先輩たちはまた演奏をしていた。

 ライブの緊張とは無縁に伸び伸びと、十全に音楽を楽しむだけの時間がそこにあった。


「え、あ巴さんお疲れ様です!」

「お~続けて続けて~」


 巴先輩を前にしては歌いづらいのか、椎名は気づくや否や歌を中断するも、促されてそのまま歌い続けた。


「椎名君って結構歌うまいね~」


 聴きながら巴先輩が声をかけてきた。


「それ聞いたら多分メッチャ喜びますよ」

「そう~? じゃぁ褒めてあげよ~」


 椎名なんかだと褒められたら速攻で惚れてしまいそうだ。

 曲がワンコーラス終わると、古賀が拍手をしたので、自分もつられて拍手した。


 椎名は感想が気になるような反応だ。男がモジってるの微妙にイヤだ。


「巴、椎名結構上手いぞ」

「お~ヒカミンが褒めた~。でもほんとだね~。こういうとこで歌える度胸もあるし~」

「え、いやそんな……」

「あはは。でもライブでも結構イカついパフォーマンスしてたし~」


 懐かしいな……名指しで攻撃された覚えがあるわ。

 しかし三年生からの高評価は、これ以上なく嬉しいに決まっている。椎名は安堵よりも喜びが勝った表情だった。


「よーし、じゃぁ次は古賀ちゃん行ってみよ~」

「……え!?」


 そしていきなりの無茶ぶりである。

 部内のトップ二人の伴奏で、となれば緊張も畏れもライブ本番並みかもしれない。

 とはいえ、これはいいボーカルになるための確実な一歩にも違いない。


「あはは、大丈夫だよ~。この二人怖くないから。ほら、見てよキモいTシャツ着てるでしょ~?」

「そうだぞ、キモいだけで怖くないぞ。だが巴は許さん」

「土橋も違う国の人だけど日本語通じるし~」

「ニホンゴワカリマス」

「「「ブフッ」」」


 氷上先輩も土橋先輩もノリがよく、巴先輩のペースに付き合ってくれた。

 笑いが生まれてリラックスした空気になり、古賀の緊張も少し解けたようだ。

 

「とはいえまずは巴が手本を見せるべきだろう」

「え~私? まぁいっか~。何歌おうか~」

「そうだな……国歌から行くか」

「あ~アレか~。ヒカミンあれ好きだよね~。サビからいきなりAメロだっけ」

「あぁ」


 そうして、まずは巴先輩が手本を見せることに。

 すぅっと深呼吸をして、足でリズムを取る。


 ……静かに歌声から曲が始まると、一年生三人はすぐさま言葉を失った。

 ギター、パーカッションと続いて入り、音楽を織りなせば、ただその世界に浸るほかなかった。


 曲は知らないものだったが、それ自体も素晴らしく、ミドルテンポのバラードにアコースティックな響きが完璧にマッチしていた。

 別格であることを思い知りもするが、それ以上にやはり、今ここでこれを聴けることへの感謝が大きかった。


 そして何より印象的だったのは、ただ単純に音楽を楽しむ三人の顔だった。

 上手く歌おうとか、良く見せようとかいう気持ちはおそらく一切なく、好きなことを好きにやっているだけ。

 この人たちにとっては音楽は、部活などとは関係なく当たり前に自身の一部であると、そう思わせるようだった。

 もしかしたら、自分たちとの一番の違いはそういうところなのかもしれない。


「……学生のレベルじゃないなぁ」

「……私もそう思う」


 無意識のように出た言葉は、同意を求めるものではなかったが、古賀も椎名も同じように感じ取ったようだった。


「あ、二番歌詞忘れた」


 っと、巴先輩の微妙に締まらない言葉で曲は終わった。

 それでも、一年一同からの拍手は自然と鳴った。


 憧れの存在を間近に、それも自身のためのお手本と歌ってもらった古賀は感動を隠せないような表情だった。

 初めて月無先輩に弾いてもらったときの自分と、多分同じだ。


「ふふ、じゃぁ次は古賀ちゃん行ってみよ~」


 やり方はわかったでしょ、そういうようだった。

 

「いいんでしょうか私なんかが……!」

「よくない理由がないよ~。好きなようにさ~」

「で、でも~……ぷれっ」

「古賀」

「しゃあああぃぃ!!」


 氷上先輩に話しかけられただけでコレかい。


「フッ、ボーカル練習の機会と思っておけ」

「は、はい!」


 恐る恐るではあったが、巴先輩の手本から意味を感じ取ったのは自分と同じだったようで、古賀は深く息を吸った。

 ちょっとだけ打ち合わせをして、曲も決まったようだ。


「巴、イントロ吹けるだろ。丸サ」

「お~? あ、丸サ~。いいよ~」


 マルサ? そして巴さんは鍵盤ハーモニカを構えた。

 土橋先輩がカウントを取り……あ、丸サ。

 なるほど、『丸の内サディスティック』。


「……うま」

「白井、巴さん鍵盤もいけんの」

「ピアノ弾けるのは知ってたけど。椎名、写真写真」


 椎名も驚きである。

 あっけにとられているのは古賀も同じだったが、巴先輩がイントロのフレーズの終わりに合図を出すと、キチっと曲に入れた。

 当初の懸念は気にならないくらいに声も出ていて、失礼かもしれないが意外なほど上手かった。


 イントロが弾き終わった巴先輩はいつの間にか見るサイド、自分の横にいた。


「ふふ、いい感じじゃん~。やっぱこういうのが一番だよ~」


 そう言った視線の先、古賀はいつしか緊張も完全に解けて笑顔で歌っていた。

 六月のライブで見た時よりも、遥かにいいパフォーマンスに思える。


「あ、間奏白井君弾きなよ~。コードわかる~?」

「……え? いやこの曲有名ですしわかりますけどわかるとかそういうのじゃ」

「弾けるなら弾きなよ~」


 弾ける弾けないじゃないっていう。

 写真に集中して気づいてないけど椎名に聞こえてたら後が怖い。


「いやだってまぁ。察しましょうよそこは」

「お~? あはは、中学生かよ~」


 楽器がダメだ楽器が。さすがに断固としてである。

 というか巴先輩は気にしないのかこういうのむしろ。

 普通女性側が嫌がるだろうに。というかまず持ち主月無先輩だし。


 ……話題変えよう話題。


「そういえばさっきの曲ってやっぱアニソンです?」

「うんアニソンだよ~。『鳥の歌』って曲~」


 気になる曲名は明らかになったが、逃げるように話題を変えたせいで続かなかった。

 ペースを崩されるのはいつものことだけど、久々に結構動揺してしまった。 


「ハモり入れよ~」


 そして結局、巴先輩もコーラスで参加し、曲は過ぎていった。

 目で合図をしたり、頷いたり微笑みかけたりする巴先輩は、まるで曲の中で歌を教えているようにも見えた。


 実践練習の効果はいわずもがな、歌のテクニックやボーカルパフォーマンスよりも、まず一番大切なことを学べたようだった。

 ひょんなことから始まったことでも、やはり実力者がサポートしてくれるだけで本当に有意義な時間になる。


「ふふ、古賀ちゃんなんか掴めた~?」

「楽しかったです! あ、楽しかっただけじゃダメですよね。えっと~……」

「あはは、それでいいんだよ~。楽しければね~」


 計算づくでやっているとすれば、やはり巴先輩は色々と底知れない人だ。

 でも、夏バンドの最初では「楽しくやりたい」と言っていた。

 多分それは巴先輩の中ですごく大切なことで、結局それが一番のパフォーマンスに繋がるとわかっている。

 だからこその言葉なんだろう。


「もう一曲くらいなんかやるか。椎名も」

「いいんですか? 氷上さん」

「ハハ、こいつは後輩と絡めて嬉しいんだよ。付き合ってやれ」

「余計なことを言うな土橋」


 久々にツンデレヒカミン見たな。

 とはいえ、間違いなく最高の時間がまだ続くとあれば、乗らないわけにはいかない。

 雲上人のような人たちに、仲間にしてもらえた嬉しさが一年一同の顔に浮かんだ。


「白井が鍵盤弾ける曲にするか」

「え」

「でないとお前やることなくなるだろ」


 ……ヒカミンは多分、気を遣って言ってくれている。

 しかし鍵盤ハーモニカはさっき巴先輩が吹いてたものだし……

 助けを求める気で土橋先輩を見ると、


「腹括れ」

「はい」


 ……色々わかって言っておる。


「はい。ちゃんと拭いたから大丈夫だよ」

「あ、すいません嫌とかじゃ勿論なくて」

「ふふ、わかってるよ~」


 そんなこんなで自分も弾ける曲、と八代バンドでやるダニエル・パウターの『Bad Day』をやることに。

 バンドではピアノだけど……今回はコードをなぞってファーって鳴らしておこう。


「古賀ちゃんは私と一緒にコーラスで入ろ~。ぶっつけで~」

「は、はい! できるかな……」

 

 多少の不安はあったけど、演奏中は最高の時間と言えるほど楽しかった。

 上手く弾こうだとか、どう評価されるだろうかとか、そんなこと全く関係ない。

 ライブでこうできたらと思えるくらいに、楽しんで演奏できた。

 緊張がゼロとはいかないが、リラックスする感触も掴めた。


 ……まぁ月無先輩の所有物且つ、巴先輩が吹いていた鍵盤ハーモニカを弾くことには変な緊張が走ったが。

 ちなみに事態に気づいた椎名がメンチを切ってきたけど、もう気にしないと腹を括ったので、そっちは割と気にならなかった。

 

「じゃ、私らはボーカル練する~。ここでだけど」


 ボーカル女子二人は当初の予定通り、ここで練習する模様。

 椎名はシャッターチャンスを探しに、一人にするのもかわいそうなので自分もついていくことに。

 

「「ありがとうございました」」

「なんだ行ってしまうのか」


 出たよツンデレ。


「ハハ、まぁいいだろう氷上。古賀に伴奏つけてやったらいいじゃないか」

「それもそうだな……よし古賀、必要あれば何でも言ってくれ」

「え、いいんですか!? ありがとうございます!」

「お~氷上の洗礼だ~。古賀ちゃん覚悟してね~」

「……え?」


 結局、巴先輩たちのボーカル練の横で続けるようだ。

 最高のボーカルの指導に、最高の伴奏者と、古賀の練習は過去最高のものになるだろう。自分は三年生三人と同じバンドとはいえ、ちょっと羨ましいくらいだ。


 合宿にはいろんな機会が待っているけど、これほど幸運な出来事は中々ない。

 音楽人かくあるべし、それを少しでも知れたような気がする。

 そう思える出来事だった。


「めっちゃ貴重な体験だったな~。でも白井、お前はマジ許さねぇ」

「……不可抗力だろあれは」


 ……ちょくちょく台無しにしてくるのがなければなぁ。





 隠しトラック

 ――こだわり  ~合宿場にて~


「白井よ、お前ほどじゃないけど俺も結構恵まれてる気がしてきた」

「ハハ、今日は特にそうかもね」

「しかしほんとかっけぇよなぁあの二人」

「な~。大人って感じするし」

「な。何で二歳しか違わないのに三年と一年ってこんな差あるんだろうな」

「……なんでだろうね」

「土橋さんはもうただ男前だし、氷上さんも……」

「何で止まる」

「いや……服が」

「むしろ堂々としてね?」


「こだわりってヤツか」

「多分アレだよ、着てるとパフォーマンスあがるとか」

「アニメT着てないとギター弾けないとか」

「ハハ、ありそう。実はライブの時も中に来てましたとか」

「ありそ~……ってか思った」

「うん、めっちゃ失礼だわ俺ら」

「この話はやめよう」

「真相気になるけどね……あ、冬川先輩だ」

「児相撮ってるのかね。……あ」

「どうした椎名」

「真相知ってるんじゃね?」

「……聞いてみるか」


「「お疲れ様です」」

「あらお疲れ。フフ、写真係ありがとう」

「いえいえ恐縮です! ちなみにお聞きしたいことが……」

「……?」

「あの……氷上さんって合宿中ずっとアニメのTシャツ着てるじゃないですか」

「ん~……そうね。というか確かいつも中に着てるわよ」

「「え」」

「前にツッコミが入ったんだけど、着てると気分があがるらしいわよ」

「……ってことはライブ中も?」

「うん。ステージ用とか言ってなんかの着てたわね」

「……白井」

「……うん」

「全部予想通りじゃね」

「……うん」


「むしろ逆にカッコよく思えてきた」

「奇遇だな椎名、俺もだ」

「フフ、そんな話してたの。でも一歩も引く気ないからむしろすごいってOBからは言われてたわね」

「そこまで行くとそうなりますよね」

「でも女子からは~……氷上君はアレさえなければとも言われてたけどね」

「「リアル」」

「実際結構そういう話するからね」

「「女子怖い……」」

「フフ、まぁ話題は話題よ。気にしなくていいんじゃないかしら? じゃぁね」

「「お疲れ様です」」


「白井」

「ん?」

「俺ダサいTシャツやめるわ」

「……自覚あったんだな。謎英語Tシャツ」

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