幕間 二人の目線で見えるもの

 どうも御無沙汰しております。白井ではありません、神です。

 白井とめぐる、最近は色々と思うところがあるご様子。

 好き過ぎるあまりそのことで一杯になってしまっている白井視点ですと……どうしてもラブコメに偏ってしまうというもの。

 いい加減もっとゲーム音楽しろ! とかいう声も聞こえるような聞こえないような……。

 そこで今回は連日行われる二人の練習風景、そこに迫ろうという企画。

 



 ――時は前話の少し前にさかのぼる。



 集中を高めてストイックに過ごす時間……スタジオ前の廊下に並べて設置したそれぞれの鍵盤に真剣に向かう二人の練習は、時間を浪費することなく有意義に進む。

 白井がひといきつこうとヘッドホンを取ると、めぐるが呟くようにして声をかけた。


「音楽用語ってさ~……」

「はい」

「技名みたいなの多くない?」

「……はい?」


 突如4コマ漫画の1コマ目みたいなことを言い始める。

 

「ハーーモニックッ! マイナァァァ!!! みたいな」


 一段と蒸し暑い日だ、それにやられたのだろうか。

 白井からすれば好きな人の脳が沸いてしまったようなもの。中々不幸指数が高い。


「……今のなしで」

「うす」


 めぐるは何事もなかったかのように鍵盤に目を向け、練習を再開した。

 出オチのような感覚に白井はツッコむ暇すら与えられなかった。


「……思った!」

「元気ですね」


 再開したと思えば、またすぐに元気よく声を上げた。

 どうしちゃったのだろうかと思う他ない。


「最近白井君、あたしが教えなくても一人でできちゃってる!」


 最近の練習は手とり足とりといったものでもなくなり、白井も自身のバンドの曲は独力でこなしていることが多い。

 音色おんしょくやバンドで必要な基礎はあらかた教わり、既に学生バンドでやる上では問題がないくらいには白井も成長している。

 しかし白井には白井なりの理由がある。


「めぐる先輩自分で言ったじゃないですか。本番まで楽しみは出来るだけとっておきたいって。俺もですけど」


 ライブを楽しみにしてくれているめぐるに喜んでもらいたい一心で、可能な限り自分の力で頑張って、めぐるに見せたいからこそだ。

 

 鍵盤を並べて練習していても、互いにヘッドホンは着けたままの方が多いし、実は一緒にいつもいる割には、この間はおしゃべりばかりしているわけでもない。

 ちなみにスタジオ内にいる部員からしばしば観察されている二人だが、ある人曰く「二人ともマジでずっと練習しててビビった」とのこと。

 いつも一緒にいるとはいえ、練習中はイチャついてばかりではないのだ。


「フフッ、それもそうだし~……」

 

 とはいえ集中して鍵盤に向かうめぐるの横顔を白井はたまにガン見している。

 初めて憧れた時のめぐるに会える時間でもあり、それだけでも一緒に練習する価値がある。


「すっごい頑張ってるのもよくわかるよ。集中してる時の白井君、いい顔してるし!」


 この発言は完全に無自覚だが、実はめぐるも似たようなもの。


 それでも互いに満足しているところはあるが、めぐるの発言は何かしら練習中にも会話のネタが欲しいということ。

 つまるところ、師弟としてのコミュニケーションがしたいのだ。


 白井はその意図を汲み取った。

 さっきの奇行もそのせいだと理解してあげようとしたが……それに関してはやっぱり意味不明だった。


「あ、じゃぁ教えてもらいたいことが」

「フフッ! オッケー! なになに!?」


 要望に応えてもらえたのが嬉しく、めぐるはすぐに天真爛漫な笑顔で次の言葉をまった。ちなみに白井は鉄の自制心で平静を装っているが、反応が可愛すぎて悶死寸前である。

 

「たびたび言ってた気がするんですけど~、あの何でしたっけ。……それこそ技名みたいなヤツ」

「う~ん、オブリガード?」

「あ、それは一応知ってます。なんかもっと長い奴。クレイジーモーターサイクルみたいなヤツ」


 聞き覚えと語呂を辿れど、中々浮かんでこない音楽用語。

 白井が思っているのは……。


「あ、わかった! モーダルインターチェジだ!」

「それですそれ! ……ってか全然違った」

「うん、全然違うね。植松様に謝りなさいよ」

「……すいません。ガチじゃん」

「ガチだよ」 


 不用意に曲名で例えたのがゲーム音楽女の逆鱗に触れる。

 

「モーダルッ! インターチェンジ……」

「技名引きずってますね」

「最初で止めて続きを静かに言うのがポイントね」


 ちなみにめぐるは昔から音楽用語を技名として認識している。

 頭おかしいと思われるので白井以外には見せていない。


「フフッ! でも白井君もそんなとこまで気にする歳になったか!」

「歳は会ってから変わってないですね。18です」

「あたしは19です。ティーンエイジ!」

「話が進まない」


 ちなみにめぐるは清田や林田がいるせいで薄れているし、多少無自覚なところがあるが、基本的にはボケ寄りの人間でる。

 どうやら心を許している人の前ではそうなるご様子。

 

「よし、久々にやるか!」

「待ってました! なのかな」

「説明しよう!」


 たびたび登場する謎の解説キャラ、ゲームのやりすぎである。

 

「超簡単に言えば同主調の和音を一時的に使うこと! つまりCメジャーキーの曲ならCマイナーの和音を使い、CマイナーあればCメジャーの和音を」

「簡単じゃない」

「これを旋法の交差、つまり『モーダルインターチェンジ』と呼ぶ!」


 とりあえず概要を説明。今回はミンサガのナレーション風のようだ。

 一旦素に戻り、めぐるは今度は鍵盤に向かって座りなおした。


「フフ、口で聞いてもわからないよね! 音で聴こう音で!」

「お願いします」


 満面の笑みを浮かべて弾き始めると、知っている曲だったこともあり白井もすぐに反応を示した。


「世界樹Ⅳだ!」


 めぐるが弾いた曲は世界樹の迷宮Ⅳの通常戦闘曲『戦場 疾風』。

 反応が嬉しく、めぐるは口角を上げてそれに応えた。

 

「次! 聴いててね」


 曲を弾きながら傾聴を促し、モーダルインターチェンジが使われている部分を通過すると、白井もわからないなりに理解した。

 一周が終わると弾く手を止めて、めぐるは白井に笑顔を向けた。


「フフ、今のがモーダルインターチェンジだよ!」

「なるほど……確かに雰囲気変わった感が」


 すると再び鍵盤に手を置き、そのフレーズを解説し始めた。


「ほら、ここね。GメジャーのところがGマイナーになってるでしょ」

「おぉ、ガラっと変わる。なんというか……エモい」


 白井の語彙も大概だが、実際にそういうものである。

 この曲の場合、使われているのはサビの最後で、ループする少し前の地点。

 ハーフテンポから始まるサビが駆け抜けるようにして曲のラストを彩り、曲名の通り疾走感を演出するのに一役買っている。


「三音のうち一つ変わるだけだから、ピアノとかで聴かないと中々気付けないけどね。すっごい綺麗な響きしてるよね~」

「転調とは違うんです?」

「いいことに気付いた! それまで使ってない音を使うからね、確かに転調に聴こえるんだよ」


 解説キャラではなく普通のトーンで、めぐるは再び解説を始めた。


「転調っていうのはね、完全に違う調に移行することなのね。モーダルインターチェンジもその一種に似てるんだけど、これは一時的に違う調の音を使うだけ。部分的な転調って言ってもいいかもね」

「はぁなるほど……」


 予備知識がかなり必要な内容なので、その辺りは白井にはまだまだ勉強が必要である。

 

「フフ、まぁ難しいよね。百聞は一見に如かず的な」

「よく理解できますね……」

「ん~。あたしも頭でっていうよりは弾いててわかった感じだからね~。響きはわかりやすいから、あ、これか! ってなるし、使われてる曲メッチャ多いよ?」


 そういって再びめぐるは鍵盤に向き直った。


「これとか!」

 

 弾いた曲は……。


「あれ、なんだっけこれ……。聴いたことある。絶対」

「ふっふー……この曲のサビの一発目!」


 そしてそこに差し掛かると……。


「松崎しげるだ!!」

「そうだ!」


 塊魂かたまりだましいのED曲、『愛のカタマリー』。

 めぐるは白井がそれに気付くと弾き語りを以てそれに応えた。


「ハハ、歌詞覚えてるんすね」

「もっちろん全部!」


 間奏の語りの部分は白井も覚えていたようで、例のあの部分は二人で声を合わせた(歌詞の一部なのでアレな事情で割愛。ヒントは肌)。

 ゲーム音楽好きの中では語り草の伝説の間奏である。一致した瞬間に笑いが込み上げて、演奏を中断して二人で声を上げて笑った。


「アハハハ! あ~おかし~」

「ここはゲーム音楽好きとして外せないですね」


 ひとしきり笑って再び鍵盤に戻り、めぐるは解説を始めた。


「フフ、このサビの一発目のコードね。これ、キー的にはミは♭なのにここだけ♭してないの! この一つの音だけで全然違うでしょ!」

「確かに。……何かこう、宇宙感。世界樹の時とはまた違って」


 白井の表現も大概だが……。


「そう、まさにそれ! この音一つで無限に広がる宇宙を彷彿とさせるの!」


 ゲーム音楽女の琴線に触れた模様。

 響きから得たものへ共感が得られたのがご満悦である。


「他にはどんなのがありますか?」

「そうだなー……。あ! 超有名なあの曲! 『ビッグブリッヂの死闘』! あれのクライマックスにもちょこっと使われてるよ!」

「おぉ! 単純に聴きたい!」


 ゲーム音楽好きなら一度は耳にしたことのあるFFⅤの名曲、そこにも使われていると。

 白井は技法どうこうよりも単純に演奏で聴きたく、少年のように目を輝かせた。

 めぐるが本気度マックスの表情で弾ききると、白井は技法の実例であることすら忘れて拍手をして賛美した。


「さすが……生演奏で見られる日がくるなんて……!」

「ま、間違えちゃったけどね!」


 素直に褒めてくれるのが嬉しくめぐるは少し赤面するも、本題を忘れているであろう白井に、恥ずかしさを誤魔化しながら釘を刺した。


「ってか多分全然気にしてなかったでしょ。フフッ」

「……あ。どこだったんです?」


 案の定である。


「怒涛の16分音符32連発のとこね! 左手の動き見てて……ホラ!」

「あ、ほんとだ。最後のラとシは♭してないんですね」


 調の通りに弾けばラとシは♭するところ、この曲のクライマックス部分ではそうなっていない。このベースの音だけが違う調の音を弾いているのだ。


「これはねー。和音じゃなくて単音で使われてるんだけど、発想の次元がもう違うのよ。言ってしまえばパート毎に違う調で演奏しているようなもの!」

「……ほう」


 発作の予感を感じとり、白井は様子見のように落ち着いた返事をしてみる。


「ここの部分だけ少し明るく聴こえるってのがまたギルガメッシュ戦っぽくていいよね。キッチリアツいのに暗くなるわけじゃないってのが!」

「あ、それわかる。キャラの性格が曲に出るっていうのが」

「わかる!?」

「あっ」


 白井、アウト。引き金を見事に引いてしまう。

 

 ――数分後


「っと、まぁこうやって特徴的な響きで装飾的に使われるのが大体モーダルインターチェンジの特徴だね~。あ、あと実際にここから転調する曲も多いよ」

「はは、急にクールダウン」


 ひとしきりビッグブリッヂについて語った後、めぐるは何事もなかったかのように当初の目的に戻った。


「転調するとガラっと変わるのは当然だから~、そこへのワンクッションみたいに使われてることも多くてね」


 モーダルインターチェンジを足掛かりに、完全に転調する、という手法である。

 実例は何があるかと白井が尋ねると、めぐるは意気揚々と鍵盤に手を置いた。


「ん~……あ! 前にも白井君とは話したタイトルだよ。きっとわかるよ~」


 そうして弾いた曲は……。

 

「あ……」


 それだけ言って、白井は黙った。


 大抵喜んでタイトルを言うのだが、少し理由があった。

 笑顔で鍵盤の上を冒険する少女に目を奪われながら、邪魔をしないよう黙ってその世界に浸った。


 弾き終わると、白井は少し感慨深い気持ちになりながら、拍手をした。


「フフ、いい曲だよね、これ!」

「……はい、本当に」


 メルルのアトリエのワールドマップの曲『わたしの目線で見えるもの』。

 この曲のBメロに向かう部分で例の技法が使われ、転調をするのだが、それ以上に……。


「俺、この曲アトリエで一番好きなんですよね」

「え!? そうだったの?」


 白井からすれば一番好きな曲の一つでもあった。

 それが最も憧れる鍵盤奏者であるめぐるの演奏で聴けたのだ、感慨深くもなる。


「そっかー。何か嬉しいな!」

「はは、俺も嬉しいです。めぐる先輩の演奏で聴けて。それにこの曲の転調綺麗だなぁなんて思ってたので、その正体がわかったのも嬉しくて」


 白井も多少は照れ耐性がついたか、本音を口にして感謝を述べた。

 実際は言葉以上に嬉しく、褒めたり感謝したりする以上のことが出来ないことへのもどかしさすら感じる程だった。


「あたしもこれ大好きでさー……。何でこんな綺麗な転調できるんだろうってね」

「それを可能にしたのがモーダルインターチェンジ的な」

「フフッ、そう! これを使うことで大抵好きなとこに転調できちゃうからね!」

 

 偶然か必然か、今日の話題が二人とも大好きなものに繋がっていた。

 めぐるの音楽講座は大抵ゲーム音楽を教材に行われるが、一人の時の思い出が二人の思い出としてアップデートされていく、最も掛け替えのないものとなっている。


「なんか余計にこの曲好きになっちゃいましたね。俺も練習しよ……」

「フフ、あたしも! 一人で聴いてた時よりずっと!」


 白井にとっての、そしてめぐるにとっても、最高の一日はこうして毎日更新され続けている。





 隠しトラック


 ―― ゲーオタにありがちなこと ~スタジオ廊下にて~


「でも実際技名みたいなのマジ多くない?」

「一個通ったからって開き直りましたねもう」

「正直昔から思ってたから」

「めぐる先輩らしいけども」

「『サスペンデッドフォース』! とか」 ←コード名の一種

「サス4ね……」

「『オーバートーン』とか!」 ←管楽器の奏法の一種

「バフ系呪文っぽい」

「『ダブルストローク』とか!」 ←ドラムの奏法の一種

「バイキルト感ハンパない」

「『プレスト』!」 ←テンポ指定の一種。めっちゃ早く

「行動速度二倍」

「『プレスティッシモ』!」 ←テンポ指定の一種。可能な限り早く

「三倍」

「ブフッ」


「インターネットエクスプローラーに通じる部分あるよね」

「長い横文字が全部そう見えるだけでは」

「確かに」

「ゲーマー……というかオタク特有のアレですよね」

「あ、あたしオタクじゃねぇし」

「オタクだし。重度の」

「そういう白井君もオタクだし」

「まごうことなきオタクですが」

「……まぁ軽音オタク多いしね」

「音楽やってる人ってオタク多いですよね」

「偏見だねそれ」

「めぐる先輩につっこまれると釈然としない」

「むー!」


「……でも考えれば考えるほどあたしオタクだ」

「大体ラインくれる時もなんかのセリフですしね」

「……今日何送ったっけ」

「え~っと。……最後の発言は『アヤクオイヨイヨ!』ですね」

「それは白井君が来るの遅れたからじゃん! 早くって!」

「あとたまにオイヨイヨをイエスの意味で使いますよね」

「……よく考えたらマジ意味わかんないよね」

「よく考えなくても意味わかんないですけどね」

「それ以前にセリフでもないし」

「空耳っていう。元は飛び降りろですし。……思ったんですけど」

「……はい」

「冷静に行動分析すると凹む一方なんでやめましょう」

「……は……オイヨイヨ!!」

「ブフッ」



 *作中で名前が出た曲は曲名とゲームタイトルを記載します。

『戦場 疾風』 - 世界樹の迷宮Ⅳ

『愛のカタマリー』 - 塊魂

『ビッグブリッヂの死闘』 - FINALFANTASYⅤ

『わたしの目線で見えるもの3』 - メルルのアトリエ



 ★折角なので曲も交えてもう少し紹介

 モーダルインターチェンジが使われている曲はまだまだたくさんあります。

 しかし使われるかどうかは作曲家の技量に依るので、効果的な使い方をされているのは大抵有名作曲者の曲だったり……。あとアクション系には使われている少ないです。


 ガチで調をめまぐるしく行ったり来たりするのはジャズくらいなもので、部分的に使われることが多いか、使ったままその調に転調してしばらくしてまた戻ってくる、というのが一般的です。(Aメロは長調でBメロは短調、そしてループする時に長調に戻る、というようなもの。わかってしまえば簡単なくせに超綺麗)

 ちなみに作中で紹介した『わたしの目線で見えるもの』はかなり高度な使い方で、上記の使い方とは全く別です。並の作曲家があんな転調しようとしたら元の調に帰ってこれません。


 部分的な使い方は多すぎる、そして一瞬だと気付けないことも多いので、今回は有名な曲の中からその響きがわかりやすいものを、いくつか紹介します。


『グリーングリーンズ』 星のカービィ(厳密には長調から短調への転調)

 ・カービィの曲の転調はほとんどがこれに準じるものです。


『新しき世界』 FINALFANTASYⅤ(Aメロ二週目、長調から短調への転調)

 ・メロディはほぼ変えずに調が変わる珍しいパターン。正に旋法の転換であり、ジャズを聴きこんだ人の発想。こんな使い方出来る人他にはほとんどいません。


『バトル2』 FINALFANTASYⅣ(ループ地点手前のクライマックス)

 ・世界樹と同じく疾走感と解放感をもたらすパターン。


『26番道路』 ポケットモンスター金銀(後半の転調)

 ・カービィと同じ。ドラマティックに聴こえるパターン。


『Pollyannna』 MOTHER (Aメロ終わりの1小節)

 ・メロディを繰り返す時にもっともよく使われるパターン。Jpopでもよくあります。


『冒険の旅』 ドラゴンクエストⅢ(Aメロ3小節目、Bメロラストなどいろんな箇所)

 ・こちらはクラシックの技法なので厳密には違いますが、メジャーとマイナーが入れ替わるという意味ではもっともよく使われるパターンの一つ。

  キメに使われることが多く、無限に見つかるレベルでよく見かけます(すぎやま氏の使い方は別次元ですが)。

  この曲の場合は本来マイナーであるところをメジャーで鳴らすことで、悲壮感や主人公の決意の強さなどが演出できます。ちなみにマイナーのままだともっと坦々としたもので、全然そんな感じは出ないです。

  

 こんなように、色々な効果をもたらすのがモーダルインターチェンジ。

 本来は音階から外れている音を違和感なく使い、曲の情緒を更に引き出す魅力的な技法ですので、是非一度聴いて実感してもらえたらと思います。

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