すごく完成度が高い短編だと思います。
自然を支配しようとする人間の傲慢さ。その自業自得、因果応報。されど、そのしっぺ返しは誰にも気づかれることなく、我々の背後に静かに忍び寄っているという見えざる恐怖。私が書きたかったのはこれだ、というものがここにありました。
とても楽しめました。次回作も期待しています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
楽しく怖がってもらえたようで、こちらとしても嬉しく思います。
また拙作が白武士道様の創作意欲を刺激したのであれば、一物書きとしてこれほど喜ばしい事はありません。新作期待しちゃいますよ？
次回作としては、生態系ネタで一本構想があるので近々投稿出来……たら良いなぁ。
ご期待に添うものになるかは分かりませんが、頑張っていきたいと思います。
読ませていただきました。
京子の思考がどんどん狂ってゆく感覚が、ほどよいというかリアルで生々しく感じました。
こうして人間を苗床とする生態に「適応」した生物というのが恐ろしいですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
恐怖してもらえたなら、私としても嬉しいです。
恐ろしい生き物ですが、あの生き物が生きていく余地を作ったのは人間な訳で。現実に、こういうことが起きないといいなぁと思いながら書いております。