10:喪失

 優しい木漏れ日が差しこむ森では、そよ風に吹かれる木々の葉が、サワサワと穏やかな音を立てている。

 その一角に、およそ辺りを覆う緑に似つかわしくない、人工的な黄色の乗り物が佇んでいる。

 そこにはいくつかの人影らしきものが伺える。


 しかし賑やかな色とおもしろおかしな形の中で、彼らは静まり返っていた。


「…すまない。残雪が、仲間が、」

 その内、バスの椅子に座る目を真っ赤に腫らしたハヤブサが震える声を発する。


 彼女の膝元には一人のフレンズがぐったりと横たわっており、その脇腹からは虹色の光が絶えず漏れ、空中へ消えてゆく。


 その体に顔をうずめてすすり泣く青い鳥。


 輝きを失った目でただ呆然と力尽きた親友を眺めている純白と灰色の鳥。


 そして地獄に突き落とされた彼女らに何かしてあげたいと願いつつも、何もできず無力感に苛まれる、赤い服を着たヒトと、黄色い猫。


「ヒュ˝-…ヒュ˝-…」


 残雪には、何か考えるのは勿論、感情を持つ気力も体力も無く、ただただ今にも途切れそうな息を繋ぐ。

 ハヤブサは、セルリアンのプロペラが残雪を貫いたこと、それが残雪からサンドスターを奪って復活したこと、そして自分と残雪を逃がすために、ハクトウワシとオオタカが命を投げ出して戦いに出たことを告げた。

 話が進むにつれ、かばんとサーバルの表情は青白くこわばり、マーブルは残雪の体に突っ伏してすすり泣く。

 そして、同じ雁の仲間であり、最も長い付き合いであったユーラの目は光を失い、虚ろとなっていった。

 もはやユーラの状態もハヤブサと協力して皆を安全な場所へ運ぶどころではなかった。


 残雪の脇腹はやがて虹色に輝きだし、より多くの光を発するようになる。


 それを見て真っ先に悪寒がしたのは、サーバルだった。

 ゆっくりと広がっていくその虹色は、かつてかばんがセルリアンに食われ、自然に還りかけた時のそれと瓜二つだったからだ。

 しかし、その現実を残雪の親友たちに告げるには、サーバルは余りにも、優し過ぎた。


「…すがすがしいですね…このあたりのかぜは…」


 沈黙の中、ユーラが虚ろな目で虚空を見つめ、口を動かす。


「はくとうわしさん…そんなに…あわてなくても…じゃぱりまんは…にげませんよ…」


「じゃぱりまんに…あう…のみもの…いつか…のんでみたいですね…おおたかさん…」


 ハクトウワシもオオタカも、ここには居ない。

 もう戻ってこないかもしれない。

 何を言っているんだ。


 ハヤブサはユーラの奇妙な様子に、心配と恐怖に押しつぶされそうになる。


「おい、どうしたユーラ!その二人はここには居ない!残雪の為に、私達を逃がすために」

「こんど…きゅうこうか…おしえて…くれ…ますか…はやぶさ…さん…」

「え、ちょ、聞いているのか!? なあ、返事をしてくれ! ユーラ!」

「ふふ…ざんせつさん…ほんとうは…あのこたち…と…おはなししたいんでしょう…」

「は…? だから、だから、残雪はこっちだろ…さっきから誰に話してるんだ…」


 ハヤブサの言葉は、ユーラには届かない。

 上の空でユーラは続ける。


「みんなで…たべる…じゃぱりまん…おいしい…いつか…あのこたちとも…いっしょに」


 その瞬間、ハヤブサの中で何かが切れる。




「やめろ、やめろ、やめろ、やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろお゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!そうだ!私だ!残雪を!守れなかったのはっ!仲間を見捨てたのは!そしてのうのうと生きている馬鹿は!私がっ!あの場でっ!死ねば!捨て身で!あの化け物を!消せば!良かったんだっ!誰も!死ななくて!傷つかなくて!済んだんだ!私が!死ねば!私が死ねばっ…!ああああっあああぁぁぁぁ…」




 喉が千切れるような声で、ハヤブサは後悔と自責の念を泣き叫ぶ。

 それは余りに激しく、彼女の心が崩れ落ちる音のようであった。

 かばんとサーバルとマーブルは、どうすることもできず、壊れかけた二人を見守ることしかできないでいた。

 ユーラも、ハヤブサが何も悪くないことを分かっていた。皆がこの状況を乗り越える為、最善を尽くしたことを知っていた。

 そしてセルリアンを倒しても、失った親友が戻ることはない事も理解していた。

 だからこそ、こみ上げる悲しみや無力感をどこにも逃がすことができなかった。

 思考を捨て、現実を遮断するしかなかった。

 いびつに膨らんだ負の感情に、完全に心を砕かれない為に。


 やがてユーラの口から、新たなうわ言が零れる。


「まー…ぶる…さん…あなた…の…うた…すてきです…ざんせつ…さん…も…そう…おも…う…でしょう…」


 その声に、ハヤブサとマーブルは涙に腫れた顔をゆっくりと上げる。


 そうだ、残雪はマーブルの歌が好きだった。


 ハヤブサは憔悴しきった顔をマーブルの方に向け、かすれた声でささやいた。


「こんなことで、良いのか分からないが…こいつは、本当にお前の歌が好きだった。自然に還るまで、完全に私たちの事を忘れてしまう前に、せめて、聴かせてやってくれないか」


 マーブルは嗚咽を何度も飲み込み、次第に息を落ち着かせる。

 止めどなく流れる涙をそのままに、やがて口を動かし始める。

 最初は消え入るような声だったのが、次第に大きく、力強く、そしてその歌声はどこまでも透き通っていて、美しくて、哀しかった。

 やがてそれは、深い深い悲しみを纏ったさえずりは、森中へと、空へと響き渡る。


...


 どれだけの時が経っただろうか。

 いくつの山を越えただろうか。

 何本の木を薙ぎ倒しただろうか。

 何度殴ったか。

 何度殴られたか。

 何度地面に、木に、叩きつけられたか。

 何度、それでも立ち上がったか。

 誰も数えてはいないし、そもそも数えきれる数でもない。

 もはやどこを殴られたかすら分からず、全身が焼けるように熱い。

 息をする度、体が軋む。

 視界は常に揺らぎ、それが目眩なのか、体がよろけているのかの区別もつかない。

 全てを捨て、全開放したサンドスターも殆ど使い切った。


 オオタカとハクトウワシはもう限界だった。立派だった斑模様の、漆黒の翼は、幾重もの攻撃を受け、ボロボロになっていた。

 日に照らされた生気のない岩盤の上で、二人は言葉を交わす。


「なん˝とか、コイヅを、ハァ、食い止め˝られだ、みたい…ね」

「メイ…ビー…ヒュ˝ー、」


 もはや立つのもやっとな彼女らの前には、長すぎる死闘を経て残雪のサンドスターをも使い切り、崩壊しつつあるセルリアンがフラフラと浮かんでいた。


「もう、私、あの子達の…ハァ、もとへ帰る、サンドス…ターは、無い…わ…」

「ゼェ、当たり前ヨ…こん…な…戦い方、したらネ…ワタ…シ…も…だけ…ど…」

「ゼェ、ゼェ、ヒュー…キャプテン、あの子たぢ…は、やっていけ…る、かしら…?」

「ハァ、ハァ、オフ…コース…ゼェ…ワタシの、ハクトウワシ…の…チームよ?」


 やがて、セルリアンの放つ赤黒いサンドスター・ロウは、旋風というよりも滝に近く、力なく地面へと流れ落ちる。

 その流れの中をセルリアンの欠片が落下しており、ついに本体も体を傾け、軋む音をあげ、地面へと吸い込まれる。


「あの子…には…ウソ…ついて…しまった…ワ…キャプテン…失格…ネ…ワタ…シ」

「あら…奇遇…ヒュー…ね…それな…ら…私…も…メンバー…失格よ…」


 ハクトウワシはもうじき地面に落ち、砕けるであろうセルリアンを眺める。

 凶悪な敵だったが、何とか刺し違えることができた。

 もう会えないことと引き換えに、仲間を救うことができた。

 しかしセルリアンにしては、コイツの最期は潔いものだ。

 健気に回転を続ける羽を地面に傾け、おもむろに地面に堕ちてゆく。

 他のセルリアンはがむしゃらに抵抗するか、一目散に逃げるかのどちらかなのに。

 その白黒の真ん丸な眼は、毅然としてこちらを見ている。


 いや、睨んでいる。


 …違う、これは最期の覚悟を決めた目ではない。確実に獲物を狩る目だ。


 何かが起こる。

 有ってはならない、何かが。


 頂点捕食者としての狩猟本能、長年のセルリアンとの戦闘経験が、ハクトウワシの体を突き動かした。

 セルリアンの回転するプロペラは、やがて、生命の気配なき岩肌と重なる。


 その瞬間、砕ける音と共に弾け飛ぶ鋭利なプロペラは、とっさにオオタカを庇ったハクトウワシの背中に、深く、深く、突き刺さった。


 突き刺さったプロペラは残雪の時と同じようにやがて七色に輝き、見えない力によってセルリアンの元へと強引に返される。

 同時に再び、辺りに虹色の光が飛び散る。


「うっアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァッッッッッ!!!」

「キャプテン…!!」


 オオタカは、自身に被さったハクトウワシの力が、見る見るうちに抜けていくのを体で感じていた。やがてその力は完全に抜け、彼女の体にハクトウワシの全体重がかかる。しかし彼女の心にも体にも、それを支える余力はなく、太陽にあぶられた岩盤へ膝をつく。


「…あ…あ…っ…あ…」

 オオタカは絶望と諦めを混ぜたような声を漏らし、自分を守ってくれた体の合間から恐る恐るその向こう側を覗く。


 そこには、案の定、雁と猛禽の翼を勝ち誇るがごとく掲げる、悪魔のようなセルリアンの姿があった。


 疲弊しきっていたとはいえ、最強格の猛禽に残っていたサンドスターは、セルリアンをもう一度動かすのに十分であった。


「…ハ、ハ、また、バカ…やっちゃ…た…ネ…ゼェ…ワタ…シ…」

「…本当…よ…ヒュー…わた…し…を…かば…て…も…もう…帰れない…わよ…」

「ハァ…ゼェ…意味…無く…た…て…いつ…だ…て、仲…間を…守る…のが…キャプ…テン…よ…」

「…っ…!!」


 オオタカは薄れゆく意識の中で、もう長く続かないであろう親友の鼓動と呼吸を感じ、走馬灯に乗り流れゆく思い出を眺めていた。

 いつだってそうだ。

 キャプテンは正義の代行者として、仲間を護る為、どんなに傷つくことも厭わなかった。

 先ほども私たちを逃がし、一人犠牲になろうとしていたばかりだ。

 でも、それは何者にも曲げられない、彼女自身の生き方だ。

 そして、こうしてその生き方を貫いた。

 最後まで、最期まで貫いてしまった。


「キャプテン…想定…外…だ…けど、ゼェ…十分…遠く…に…来た…わ…あの…子…た…ちは…逃げ…れ…るはず…よ…」

「…参謀…の…アナ…タ…が…言う…なら…間違い…ない…わ…ね…命…賭けた…甲斐…が…有った…ワ…」


 やがてセルリアンは新たに手に入れた翼に慣れたのか、赤黒い旋風を再び纏い、二人へじっくりと近づき、狙いを定め、そのいびつな腕を振りかぶる。


「オオタカ_アナタと同じチームで_私は幸せでした_」

「ハクトウワシ_貴方をキャプテンとして_誇りに思うわ_」


 そして、

 まばゆい日の光を浴びても、なおどす黒いセルリアンの腕は、

 共に最期を迎えようとしている二人へ

 無慈悲に、非情に、残酷に、振り下ろされてゆく。

 やがて、その腕は_


 _天より降る脚に打たれた。


 辺りに激しく土が舞い、大地に叩き付けられた腕のもとにはクレーターができる。

 不意な衝撃に、セルリアンの体は大きく揺さぶられる。地面に叩きつけられそうになるが、くしくも奪った二つの翼で身を守る。

 土煙が収まり、オオタカが顔を上げて最初に目に入ったものは、仁王立ちでセルリアンの前に立ちはだかるユーラとハヤブサの背中であった。


「おい、セルリアン。いい加減にしろ貴様」


ハヤブサはドスの効いた、今までに無いほどの怒りを込めて、見下ろすセルリアンへ言葉を吐き捨てる。


「あなた。ハクトウワシさんの翼も奪ったんですね。体を穿いて。残雪さんにやったように」


 対してユーラは凍てつくような瞳でセルリアンを見つめ、恐ろしいほど抑揚のなく、穏やかな声をかける。

 尋常ではない殺気を感じたセルリアンは、奪った翼と回転する羽を必死に動かし離脱を試みるが、ハヤブサとユーラに両腕を踏みつけられている腕はびくともしない。

 ユーラとハヤブサは、足元で力尽きている二人を見て、奥歯を噛みしめる。


「こんなになるまで、戦ってくれたのか。今度は、私たちの番だ」

「ハクトウワシさん、プロペラ、痛かったでしょう…オオタカさん、キャプテンが目の前で傷つくのは、とても、とても辛かったでしょう…!」


 やがて無様に羽音を響かせるセルリアンへ、狂いなく息の合ったの痛烈な蹴りが放たれる。

 クレーターの中心は七色の輝きに一瞬染まり、翼のガードごとセルリアンは吹き飛ばされる。


「お前は欠片一つパークに残さない」

「少しだけ分からせてあげます。どれだけ残雪さんが、皆が苦しんだか」


 熱く燃え上がる炎のような怒り、身の毛もよだつ冷たい怒り。

 残雪を運んだハヤブサが、残雪に護衛を任されたユーラが、ここに来てしまった事実。

 そしてこの場に、残雪が現れない事実。


 それらが導き出す結論に、オオタカは静かにくちびるを噛みしめる。


 キャプテンと私が命を賭しても、残雪を救うことはできなかったのか。

 だとしても、せめてこの子達だけでも逃げ延びて欲しかった。

 弔い合戦など、して欲しくはなかった。

 しかし私自身、命を投げ出して戦いに出向いた以上、この子達を責めることはできない。

 その気持ちが、わかってしまうから。

 霞む視界で親友の姿を捉えながら、オオタカは悲しみに暮れた。

 そんなオオタカの心境をよそに、体勢を立て直すセルリアン。

 ユーラは上着を脱ぎ、腰に巻く。

 彼女が本気を出すときは、いつもそうしているのだ。

 次の瞬間、ユーラの周辺はおびただしい熱気に包まれ、彼女の背にはけものプラズムによる光輪が出現する。


[印度雁 学名”Anser indicus”]

[ 体長70cm、翼幅1.5 m。東アジア区に分布する水辺に生息する大型の渡り鳥。

 飛行体力において真雁が鳥類屈指と言うのであれば、鳥類の頂点に位置するのが印度雁である。

 渡りの際ヒマラヤ山脈を越えるため、その飛行高度は6000mを優に超える。この環境では、地上の1/3の酸素、1/3の揚力、-40℃、時速100 km以上のブリザードが押し寄せる。

 この過酷な飛行の実現のために、印度雁には普通の鳥類とは比較にならない水準の毛細血管、筋肉、循環器系、ミトコンドリアの発達が見られる。

 結果、印度雁は一般的な鳥類の10倍以上の代謝量をヒマラヤ越えにかかる8時間程度持続でき、高度10000mの環境下でも身体機能に問題が生じないとの報告もある。

 そのヒマラヤを渡る荘厳な姿から、ヒンドゥー教の神鳥”ハンサ”のモデルとなったといわれている ]


 猛禽の爪も、真雁の止まり木も持たない。頼れるものは、誰よりも高い空を翔る己の翼のみ。

 使命を帯びた、ユーラの野生解放が轟く。


「ユーラ、いつも涼しげなのに野生解放はやたら熱いんだな」

「ええ、私だって熱くなることは有りますよ」


 言葉を交わしたハヤブサとユーラの姿は矢のようにセルリアンへと向かう。

 やがて閃光、刹那遅れて爆音がハクトウワシとオオタカのもとまで伝わる。

 目にも止まらぬ速さで3つの影が空に軌跡を描き、それらが交わる点では天を割るような音と光が飛び散る。


 一つだけ生き残ったうるさく回るプロペラと、奪った雁の、猛禽の翼をもって空を翔り、凶悪な腕を縦横無尽に振るうセルリアン。

 しかし過酷なブリザードにも、遥か高き峰にもひるまず進むユーラの翼を前に虚しく空を切る。

 何発か命中コースに入るが、けものプラズムによるユーラの籠手は力強くそれを弾く。


 決定打となる武器を持たないユーラだが、この体を得て、フレンズとなって、手足を得て、セルリアンから自分を、仲間を護れる力を得た。

 光輪を生ずる程の全力の野生解放による俊敏な動きは衰えず、息が切れる気配は一向にない。

 フレンズを葬り去る武器を溢れんばかりに抱えた、目の前の凶悪なセルリアンを一切寄せ付けない。

そしてユーラが振るう拳や蹴りに姿勢を崩され、その隙にハヤブサの支援攻撃を喰らう。

 有効打はなくとも、セルリアンは確実に足止めされていた。


 ダメージの大きなハクトウワシはもはや完全に意識を失っていたが、オオタカはかろうじてその戦いを目の当たりにしていた。

 絶望の底に居たオオタカは、希望を持ちたい、見つけたいという願望を叩き潰すことに躍起になっていた。

 中途半端な希望を持つことそのものが苦痛でたまらなかったのだ。


 だからこそ見逃していた。もしくは気にも留めなかった。

 ユーラの腕に、何やら腕飾りがついていること。

 そして、猛禽の爪を持つハヤブサが、野生解放せず、ユーラのサポートに徹していること。


 やがて、ユーラの持つ腕飾りが声のようなものを発する。


「分析完了。残雪ノサンドスター吸収ニヨル変異ニヨッテ、”コア”ガプロペラ中心カラ胴体中心部ニ移ッテイルヨ。破壊スルニハ、強イ攻撃デ胴体ノ装甲ヲ粉砕シテカラ、直接”コア”ヲ叩キ割ル必要ガ有ルヨ」

「ええ、それ、皆に伝えておいて下さいね」

「マカセテ。因ミニ後1分ダヨ。デモ、危険ヲ感ジタラ、スグニ逃ゲテネ」

「…ごめんなさいね。努力しますが、それは無理かもしれません」


 その会話は激闘の音に埋もれ、誰も聞くことはなかった。


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