勝手に小説大賞

タイトル部門通過者発表

　はい、お待たせしました。

　一応、企画内容にサラッと書いてますが、前回に伝え忘れた事がありました。

　タイトル、あらすじ部門のどちらかを通過した作品が出だし部門の審査に入らせて貰います。

　両方に入らないと駄目とかいう話ではないのでタイトルでなくても、あらすじであれば出だし部門の審査をさせて頂きます。

　では、応募数２０作品中、１８作品の結果を公開していきたいと思いますがその前に全体を通したタイトルを見た感想を述べたいと思います。

　まず言っておきたいのは、これは私の主観であり、独断であることを念頭に置いて読んでください。

　全体的に一番多かったのは

「だから何？」

　と言ってしまいたくなるタイトルが多かったように思います。

　これが、

「ちょっと待って、それ何？」

　と思わせてくれるタイトルが所謂、バカと天才の紙一重、を思わせる勿体無い方が多かったです。

　後は、自分酔いというタイトルや見ても作者しか理解出来ないとか、情報を少なくして想像の羽根を広げたかったんだろうな……とは分かるけどコ○ンや金○一じゃないので勘弁してくださいと言いたくなるのがあったように思います。

　もう１つ言うなら、しつこいタイトル、例えで言うなら

　『ダークネスな帳』

　俳句で季語が複数出てくるみたいな感じといった方が伝わり易いかな？　

　そういう気になるのがありました。

　個別にコメントする訳ではないので勿体無かった方達への総評はこれぐらいにして本番のタイトル部門の発表に移りたいと思います。

　👺ゲーム天狗放送室！／道化のサムシング

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054894522653

　一言：良い意味での紙一重なタイトルだと思います。まさに総評で述べたような「ちょっと待って、それ何？」や「はぁ！？　意味分からん」などと面白いかどうかも分からないがクリックしてみたくなるタイトルだと思います。

　ぼっちにラブコメは荷が重い／dooku

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054897228466

　一言：うん、これは何を述べたいか、はっきりと読み手に伝わるし、否定しようがない。だって、ぼっちって言われてコミニケーション能力あるとは思えないしラブコメが重いと言われて納得。

　苦悩する主人公の絵が想像出来る辺りが好感○

　男なのに乙女ゲームのヒロインに転生した俺の味方は、悪役令嬢だけのようです　～ぐいぐい来すぎるイケメン達にフラグより先に俺の心が折れそうなんだが～

　／綾束　乙

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054892302117

　一言：よくあるタイトルを読めば内容が分かる説明文的なソレです。

　分かり易くて○。

　ただ、別件で言っておきたいのは応募要項的にグレーでした。１２月からと書いているのに１１月２９日からの作品でした。１２月というのも余裕を持ったものでしたので、せめて登録した後にでも近況ノートなどで確認などが欲しかったですね。

　２日の差で残念な人で賞に入れるのは少々迷ったのとサブタイトルが好みだったので今回は見送りました。今後、こういう企画云々に限らず、そういった手順が踏めるようにしてください。

　ハズれギフトの追放冒険者、ワケありハーレムと荷物を運んで国を取る！／寝る犬

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054894702276

　一言：ちょっと弱いですが良い意味で紙一重なタイトル。

　何故、ちょっと弱いと感じたという理由はワケのないハーレムなんてないだろ？　って思ってしまったのでギリギリ感が隠せないがその後の荷物を運んで国なんて取れるのかよ！　と思わせてくれたので通過となりました。

　とタイトル部門はこの４作品。

　これを閲覧した人が何を思うか、公開する前からヒシヒシと伝わりますが、気にせずに『あらすじ部門』へ～