盗作!

 なんだか前回のとならべると「けいおん!」みたいですね。

 こちらは内容は物騒ですが。だから短め、お許しください。


 前回の「二次創作!」を書いていて、ふと思ったのです。

 オリジナルとして書いている作品にも、背景世界や、キャラクター、台詞にどうしても過去読んだ作品の匂いが紛れ込むことがありますよね?


 過去に読んだ作品は血肉になってしまっているからです。


 意図的ではないにしろ、これはどこまで許されるのか……。


 上手に使えばオマージュで済むのでしょうが、気が付かずネタや台詞がそのままだったりしたら、恥ずかしい……それ以前に許されるのかなー?



 私は、作風が強めの作者様のを読むと、その後書くものがその作者様の作風になってしまうことが、昔よくありました。

 おおう、なんだこの田中芳樹先生な思考は、西尾維新先生的なセリフ回しは、村上春樹先生風の雰囲気は~~~これ、極めればゴーストライターとして食べていけるのかな……などと、妄想していました。(※全て自分の感想です)


 私だけじゃないですよね?

 皆さんありますよね?

 あると言ってください!


 マンガ「響」でもありましたが、文章書き、小説書き初心者さんって自分の色がないはずなので、みんなそうだと思うんですが……そうでもないのかな?

 まあ、その、私は今も色ありませんが……読める日本語ならいいんです!(開き直り)


 真似をするというか、自然にしてしまうというのは、人間の持つ学習能力ですので、それは全然悪いことではないと思うのです。消化して自分のものにするところまでやらないと、猿真似で終わってしまうのでしょうが……。



 作風にとどまれば良いのですが、話のネタとか台詞がちょっと危ない気がします。このあたりはとけこんでいて一部ならオマージュで許されるのかな……。

 今まで読んだ小説というと、おそらく先輩方と同様で量が膨大なので、どの小説の~とかの判別・想起が難しいこともあります。


 結局、わからないときは世に放ち、読者様にゆだねるしか無いような。

 意図して盗作ではないですもんね。



 ということで短いですが、今回のわからないこと


 こういった直接でない無意識の盗作対策って先輩方何かしてるのかな?

 読み手さんは、アレに似てるぞ!と思ったときはツッコム感じです?




追記1)

 類似の世界設定&プロット~というのも悩みますよね。

 書いたら実はあったとか悲劇。

 そういうときはどうするべきなのか……。


 私は基本思いついた時に、調べているので、これまではおそらくテンプレレベル以外には無いはずではあるのですが。


 完璧調査は無理だから、できる範囲なのはしかたないのかな……。


 作家になって担当さんがつくと、この辺りご協力いただける感じなんですかねー? あ、人任せは良くないですが、自分で出来ることと、人にできることって違いますから、その方向性ですよ~。まあ、夢ですが……。




追記2)

 「不遇」を「ふぐぅ」と読むと、なんだか和むように(確かオタリーマンです?)、「盗作」を「トウ、サクッ」てすると……なんだかウルトラセブンのアレで何かを切断したみたいですね……ダメだなこれは……そうだ! 「倒錯」……こっちはありですかね!? よし、和みましたね!




追記3)

 漫画「響」を読んでいると、文学っぽいのもたまには書いてみたいな~って思っちゃいますね。


 しかし、今更ですが、純文学って何?……子供の頃に読み尽くした明治文学とかは全部純文学とされている気がするのですが、とりあえず文体で魅せればいいかんじなのですかね? 普段から歌詞はよく思いついて書いているので、あのノリをリズムにのせて流麗な文体で物語を書いてみたら実験的かな? ……誰かやってそうですねっ。


 あーでも、いろいろウェブページを見ると、文体って「自分」そのものみたいですね。

 さらに菊池寛先生が「純文学とは、自分の為に書く小説であり、大衆文学は、他人の為に書く小説である」とおっしゃっておられる。

 この違いが芥川賞と直木賞の違い……いやこれ、響で見た気がする!


 なるほど、純文学とは己そのものですか。己が無い私には……書けそうにないです。漫画ならコマ割りだけして終わりレベルです、きっと。

 むしろ、己が無いところを推せばいいのかな? それは宗教書っぽいですよっ!

 世界で最も読まれた本が聖書なのは事実ですが……(ちなみにWikipediaの「ベストセラー本の一覧」は面白いですよ~)。


 素直に自分が面白いと思うお話を書いてみます。……これも文体なのかな?

 今まで読んだ本をもう一度読んで、好きな文章を探すというのもありかもしれませんね。自分探し。


 こう考えると、己に対する己の渇望というのが、私な気もしてきました。

 いつもながら、深い!……闇が!


 「吾輩は何でもないのである、名前もまだ無い」


 ちょっと書いてみようかな……心理学的な自己分析は全部忘れて! 純文学~。


 きっと皆さんもこんなこと妄想することありますよね?

 あると言ってください!

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