カクヨムの禁止事項に迫る?

 実は、もう、ネタが無いんですよ……。

 だから今回は走りますよっ!走っちゃいますよっ、私。


 以前、人気のタグをエッセイで調べたときに、ふと思ったんですよね。


 カクヨムで許されるカップリングはどこまで……?


 あー、今ブラウザの×いっぱい押されてるううう。

 まあ、いいのです、ついて来ていただける先輩だけで、お願いします。



 まずは、カップリングってどんなものがあるのか?


 カップリングといえば愛する二名の組み合わせですよね。

 まずは基本の三形態。


 男と女……基本ですね。


 男と男……BLですね。これも基本。


 女と女……百合に、ガールズラブですね。実は、私には違いがよく判らないのですが、タグ数的にはどちらも基本のようです。GLじゃないのは、なんでなんだろう? Good Luck ぽいからですか?


 ここまではまあ普通ですね。おそらくカップリングの全てを尽くしていると思われます。

 TS(性転換)モノは、精神の方になるのかな……? 両方を楽しめるもの?


 深い議論や考察は、私には難しいので、これ以上は、やめておきますねっ、先輩。なので、これについては、つっこまないで、くださいね……。




 次に考えられるのは家族内の組み合わせ。

 いろいろ思いつくところをあげて、真面目に考えてみようっ。

 ちなみに、普通の作品でいくと炎上が怖いので、例は神話とか歴史あたりでいきます!




 まずは、横! 兄弟姉妹でカップリング!


 民法第734条では、直系血族、または三親等内の傍系血族間婚姻禁止で、血つながってると絶対ダメダメケースですね。

(ちなみに、兄妹は、義兄妹にして、血が繋がらない設定にすれば、姻族な二親等なので許されます。姉弟も一緒。)


 でも、その昔のエジプト王家では、普通だったようです。一族の中で権力を回すための仕組みのようですが。中国の歴史上の王朝とか考えると、外戚(皇帝の妻の親戚筋)が権力握って国乱れるとかよくあるから、納得ではあります。


 歴史を勉強すると、日本の天皇家でも結構例があるのがわかります。

 ただし、母系が異なる、つまり異母兄弟姉妹が基本なのが徹底されているようです。基本、母=家の考え方かと。家違えばOK!


 允恭天皇の子である、木梨軽皇子と軽大娘の禁断の恋は有名ですね。同母兄妹なので許されませんでした。

 「源氏物語」で、玉鬘に対して柏木が諦める話もありましたね。ちなみに私の推しはイメージふわふわな朧月夜なので、まあ、好きにしてくださいとしか……。

 

 というわけで、禁断は、禁断ですが、神話だと結構有名カップリングあります。


 兄と妹……エジプト神話のオシリスとイシスですね!

 姉と弟……ギリシア神話のゼウスとヘラ、中国神話の女媧と伏羲ですね!


 ラスボス余裕のメインどころやん。というかこの辺りだと性能的に他に選択肢が無かったとかいろいろありそうですね。神話作者的に、うん、きっと作者的に。




 続いて縦! 父娘、母息子!


 マザコン、ファザコンの延長?

 なんだか想像がつかなくて難しいから、例だけあげますねっ!


 父と娘……インド神話のブラフマーとパールヴァティ!

 母と息子……ギリシア悲劇「オイディプス王」のオイディプスとイオカステ!


 創造神ブラフマーさんは、生み出しちゃった子だけど、なんだかとっても好きになってしまって無理やりという、それはやっちゃダメだろう、No1!

 お父さん側の暴走!

 神話を読むとわかりますが、全能な神の力を以てする全力のストーカー(?)って怖いよっ!

 パールヴァティ は もうにげられない ……。


 オイディプス王は、「知らなかったとはいえ、アカン俺……」と悲劇になるので、まあそういうのはダメだってことですね。

 しかし彼の存在が無ければ、心理学の「エディプスコンプレックス」の言葉は無かったはず! 後世に貢献してるよっ!


 そういえば、ギリシア神話のガイアとウラノスも母息子ですね。

 二人の間にティターン12神が生まれます。


 でも、彼女は夫婦喧嘩的な原因から(?)、息子クロノスにウラノスを討たせて、彼を次の神々の王とします。その後、クロノスもガイアさんの怒りを買って、自分の子のゼウスに討たれるというこの連鎖。大地母神最強ですよっ!


 ウラノスさんの後は、同じく息子のポントスとのカップリングになりますが、まあこちらはいいでしょうかね。彼とはゴーゴン三姉妹(エウリュアレ、ステンノ、メデューサ)の祖父母になるくらいだったかと。え? 重要ですか?




 あとはですねー、もう神話だと更に縦があったりします。神様年齢関係ないので!! 永遠の17歳みたいなものー。

 でも、これはあかんケースとOKなケースがあるみたい? 人? 国? によるのかな?

 三親等以内じゃないので民法的にはOK!


 有名なのは、インドの「マハーバーラタ」の英雄アルジュナが、先祖のウルヴァシーの求婚を断るお話ですね。そのおかげで、彼は一生のうちに一年だけ男性でなくなる(中性になる)という呪いを受けますが、自分の都合の良いときに呪われるという条件付きなので、これが後で……ああネタバレしたい、ということになります。


 日本神話だと、オオクニヌシが、スサノオの娘である、スセリヒメとタゴリヒメを妻としていますが、日本書紀設定だと、オオクニヌシはスサノオの七代後の子孫なので……なるほど、民法的には三親等超えてるからOKってことですね!


 ちなみに私はこの設定が気に入りすぎて、モティーフにプロット作ってたりします。いつか発表できるといいな、ご先祖様との恋。

 先祖の女子的には、自分が愛した人にそっくりの子孫。子孫の男子的には、DNAに組み込まれた、なんだこのスキスキ感。恋愛が成立しないわけがないのです!うーん、でも、その辺にありそう~。




 おっと、また暴走してしまいましたよ。


 話を戻すにしても、もう申し上げることは無いような気も。

 他だと、職場的に、上司と部下、隊長と隊員、王と近衛兵などなどの要素もありますが、この辺りは基本あり、なので考察はしなくてよさそうですもんね。


 ということは、家族内が大丈夫かどうか、くらいなのかな?

 その前に、この辺は受け入れられない、という方もいらっしゃりそうですが、読者的に。




 ということで、いつもどおり混乱の渦の中ですが

 今回のわからないこと



 書き手さんはカクヨムでカップリング考えるときにこういうこと悩んだりされるのかな?

 (普通そこまでいかないから、気にしないですよね、きっと。年上か年下か、くらいで。むしろ私が今回書いたマニアックネタを、先輩方のどのくらいがご存知なのかが、私気になります!)


 他内容でもガイドラインに引っかかるとどうなるのかな?

 (メールくるんです? 近況コメは無いですよね? 怖いです……)




 どこまでやったらひっかかるのか、ケースバイケースだと思いますが、カクヨム初心者的にドキドキします。

 むしろ、パロディの仕方とか、引用の仕方とかの方が気を付けるべきことなのだとは思いますが。


 ガイドライン的には、R18でなければ好きにしなさい、と読めます。

 でも、そうか、自分の筆力ではそもそも『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』レベルのものは書けないから気にしなくても良さそうなんだった……今回のオチはきっとこれです。

 しかし検索しても出てこないこの文言。健全ですね、カクヨム!


 なんだか、いろいろな意味で恋愛ジャンルをもっと読みなさい、とお叱りを受けそうなので、追記は無しでこのあたりで撤退します!ごめんなさいっ!


 「ママレードボーイ」が理解できるようになってから、出直します。



追記1)

 と書いたものの追記しちゃう私でした……気にしたら負けですよっ、先輩。

 神話関係たくさん出てきたので……ちょっとだけ。



 神話で思い出したのですが、どこかの質問回答ウェブページで、「神話の氷の神って何がいますか?」という質問に、「シヴァでしょう」と回答しているのを見たことがあります。


 これは、ネタふりなのか……。ツッコミたいけどツッコミづらい、みたいな。

 RPG「ファイナルファンタジー」の知識しか無ければそうなのかも……。

 ということは、その常識ではオーディンの武器はグングニルじゃなくて斬鉄剣だったりするの!? 罪すぎます、天野先生……。


 いや、でも、それ神話じゃないよっ、絶対!


 「イフリート」とかも本来は炎属性以外もあるのに「ダンジョンズ&ドラゴンズ」や「ロードス島戦記」の影響で、完全炎属性化しているし、そんなものなのでしょうか?


 むしろ、自分の作品で、常識作っちゃえれば凄い……のかな?

 日本でエルフの耳が長いのも「ロードス島戦記」の影響って聞きますしね~。



 自分の作品に身近な言葉の方で、よくよく考えてみると、「チート」は、英語だと「cheat」で騙すっていう意味なので、本来はゲームデータの不正改ざんとかで、ズルすることだと思うのですが、日本語としては「チート性能」「チートスキル」とかの用法が定着してるような……わかってて作品で使っているとはいえ、私も人のことは言えないかも。

 でも、これはカタカナ日本語としては正しいの……かな?


 つまり、すべては、そんなものだということですね。

 普通の日本語の「役不足」等の用法拡大の歴史も同じ。


 うーん、面白くないオチでした。ごめんなさい、先輩。

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