カクヨム的同時実行制限?
このタイトルは、とってもITなエンジニアさんホイホイな気がしますね……。
いつもどおり気にせず行きますけども!
ちなみに、今回はおそらくカクヨムというより、カクヨムで書く読むの方です~。
私が『女神に能力のゼイタク言う子は八つ裂きですよ?~そして8人の俺』という作品を書き書きしているのは、何度かこのエッセイに登場しているのでご存知だと思います。
タイトル通り、主人公が女神によって8人のチート能力を持った勇者に分割されるというお話です。やや、おっぱい成分が多すぎるのは、きっとキノセイです。
それで、当然ですが、8人の俺が一堂に会するシーンがあります。
女神がプラスされるので、同時に9人がその場に存在します。
メインの登場人物が同時にここまで存在する場面は、私の作品では、おそらくこれまでに無いので、こういう多人数の会話って、いろいろ考えることあるなあと書きながら考察したのが今回のネタの発端です。ええ、そうですよ、小説のほうが、進みませんっ!
リアルな会話だと、昔勉強した心理学では、同時に会話が成り立つのは4人までになっていたと記憶しています。
(すみません、ソースが見つからず。社会心理学専攻の先輩、ヘルプ!)
これ以上になると別々のグループに分かれるのだとか。
団体で行った時の飲み屋さんの状況とか思い浮かべると、皆さんどうですかね~?
ビジネスチャット、チャットサポートって今ありますが、あれは同時3人まで対応が最適と、どこかのウェブページで見ました。そんな根拠で申し訳ないですが、対応者1人プラスで4人。私の心理学の記憶と一致してますねっ。
となると、5人戦隊モノのメンバーは飲み屋行ったら2・3とかに分かれそう。
陰キャさんが一人いたら1・4もありそうですが……そんなことを言ってはいけない!
円卓の騎士は基本12人のはずなので、円卓上の会話は4・4・4とか、4・5・3とか分かれるんですかね?
アーサー王監督、ガラハッドあたりがキーパーで抜けで、4-3-3とか、4-5-1とか、4-4-2とか、4-2-3-1とかとか考えるとアツいですね。
サッカー小説が書けそうだっ! くらえっ、オフサイド・トラップ!
……そこまで分かってないので、私には無理です! ごめんなさい。
そうですね、きっと、円卓に12人そろったら飲み会ではなく、政治でしょうから、会話でなく会議だったのでしょう。
え?「マロリー版こと『アーサー王の死』だと円卓の騎士は300人だろ?」
いじめないでくださいよっ、先輩。
300人だともう、部隊ですね……百人隊長を置いて、彼らと参謀さんとリーダーだけで会話お願いします、と言いたいところです。
マロリーさんの表現は総員であって、きっと主要メンバーのことを言っているのではない、ということで。
12人に含まれるのがどの騎士かというのも悩ましいですけどね。
これは、人の罪を背負われ死を遂げられた、某メシア様の最大の罪かもしれません。我々に敢て残された試練、という可能性も捨てきれないですが。
ここまでは、リアル会話のお話でした。一応。
では、小説の会話だと何人までなのか?
しかし、これはリアルでないので、書き手さんの文章力と読み手さんの気合に依存する気がします。
一人称視点だと、移入度高いですから、会話と同じで主人公他3名とかですかねえ?
でも、『生徒会の一存』の生徒会を考えると、主人公は進行役兼語り部の場合、ノーカウントで、他4名まで可能なのかな? 結構全員一度に話しているシーン多い印象なので、参考になりそうだと思ったのですが、謎は深まりました。
これとは別に、円卓の騎士ネタではないですが、会話ではなく、会議にすると、そこそこ人数が増えてもいける気が、私にはします。会話のテーマをわかりやすく誰かに投げさせておいて、各人発言させるイメージ。
しかし、全員参加させると別のものが私に立ちふさがります。
会話で成り立たせるためには、それぞれのキャラを立てなければいけないですよね? 誰が話をしているのか、わからないようにしないといけない。これできないと、会議が踊っちゃうかも!?
そこで、キャラ判別にまず思いつくのが、一人称
僕、ボク、俺、オレ、私、アタシ、ワシ、拙者、ソレガシ、ヨ、ワラワ、ワレ、普通にキャラの名前
いや~日本語はこの表現多くて助かりますね。
漢字とカタカナとひらがなも別のものとして使えますし。
次は当然二人称
君、キミ、お前、オマエ、貴方、貴女、あなた、アナタ、アンタ、貴様、キサマ、人間関係系(姉さん、お兄ちゃん等)役職系(貴殿、貴公、陛下、御屋形様、上様、王よ、部長、生徒会長)、キャラの名前そのもの(プラス敬称等)、キャラからキャラへの特定の呼び方
一見多そうに見えますが、人間関係系や、利用する用途の狭い役職系でごまかしているので、実は上下関係がないと少ない。
後は三人称、語尾含めしゃべり方などなどたくさんあります。
意外にいけるかなっ。
しかし、私の8人の俺は全員俺なのでした。
全員同じスペックで同じ話し方だと無理~~~~~~~~~~~。
いくら職業違っても限界ある~~~~~~~~~~~。
そこで、職業・チート性能だけでなく、パーソナリティ(性格)も違うことにしました。口調はよく見ると、全員違う感じにしています。
しかし、それでも全員が同時に話すとわけがわからなくなるので、進行役な主人公配置である俺と、動かしやすい『魔導士』の俺と、説明役の女神、後は話の都合でプラス何人かで基本回しています。
主人公の述懐で、誰の誰についての発言なのかを明確にしています。つまり彼は私にとってのイノベイター(意思疎通係)!
そして、全員発言のシーンは、もちろん会議形式……なのですが、それでも面倒なので、1名を個性として寝たままキャラに、1名を無言でずっと暗器をカチカチしているキャラにして、そもそも発言させなかったりしています。
つまり、8-2で6!
これは大発明!
……まあ、普通のことっすよね。自分の力量のなさを恥じるばかりであります。
こんな感じですかね、多人数会話のポイントって
①会話のテーマを読み手さんに明確にしておく
②なるべく少人数限定で回す
③イノベイタープリーズ!
ということで、今回のわからないこと
書き手さんが気を付けている多人数会話のポイントってこんなかんじなのかな?
地の文についての記載がないのは、あれですよ、書いてる「8人の俺」が一人称なので、私の中で主人公の述懐であって、地の文って感じがしなかったんだと思います。
テンション高い系主人公が途中から微妙にローテンションになってるのは、作者がヘタってきたのではなくて、話の展開都合ですからねっ!
追記1)
魔導士は、賢いっていうのは良いですよね?
一般的なイメージだとは思うのですが。
やっぱりブレーンは魔導士。
リーダーということになるとまた別ですけどね。
あ、ロードとか君主とかいう血盟リーダー専門職は抜きでお願いします。
小説だとナイトとか前衛職がパーティーリーダー多いですよね。
派手で目立つし、装備格好いいし、命かける的な立ち位置のせいもあるのかな。
でも、私的には中衛職、いわゆる赤魔導士、吟遊詩人などバフ&デバフ&微妙に回復や補助を役割とする職業がパーティーリーダー最適職だと思っています。
これは、おそらく某MMOを一時期やっていたせいかも。
冷静に考えるとバフ&デバフメインの専門職があるゲームって少ないような気が……中衛、中衛でいきましょう!
前衛職やりながら判断なんて無理無理。タンクは敵の攻撃に適切に対応しながらひたすら耐えないとですし、アタッカーは少しでも敵削らないとダメですから。
後衛職も魔導士は同様のアタッカーか、回復役(ヒーラー)なので余裕ありません。いずれも見るべき範囲が限られます。
中衛職は職業的必然で、敵・味方含めた全体を見ることを求められるので、リーダーの位置に向いています。引き際とか、時には仲間を見殺しにしての撤退判断大事ですしね。弾幕薄いところも指摘できたりしますし。
スキルと頭脳が要求されるレベルが「ゲームは遊びじゃないんだよ!」になりそうではありますが……いや、なってたかもしれません。
漫画・アニメだと『封神演義』の太公望がそんな感じですかね。
彼は劣勢になったときのこと、負けたときのことまで考えて、他のメンバーから一線引いたところでリーダーしている気がします。流石軍師様。
蛇足ですが、負け戦、撤退戦に強い人って本当に戦略・戦術に強い人だと私は思っています。完全に負けなければ次に繋がりますので、これ大事。
武田信玄さん、直江兼続さん、パッとはこのくらいしか浮かびませんが。
武田信玄さんは完全にチートですね、撤退戦で勝利!とか、わけのわからないことをされております。
「浮気じゃないって……そりゃね、ちょっとはそういうのあったよ、だけど……神に誓って手出してないもん。だから許して」と、マジBLなメールを部下にしてばかりじゃないのですよ、この方は。
え? こっちのが聞いたの初めてですか? 戦国時代はBLが武将の嗜みですよ? BLしてない武将は、よほどのブサメン、もしくは超女好き、なはずっ! (※個人の感想です)
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