第2話 〜変わるモノ・変わらないモノ〜


鳥のさえずりで目を覚ますと、

私はベットに居た。


「…………??」


昨日私はお兄様の部屋の前で…?

全く思い出せない…

いつ私はベットに戻ったのだろうか…。

起き上がってティディーお兄様に確かめに

行こうとした所に怒り狂ったお義母様が

目の前に現れ


「お前がティディーを殺したのか?!」


私は言われたことを理解するのに

時間がかかった……

違う…。私はお兄様の事を尊敬しているのに

殺す訳が無い。


「殺しておりません。……お兄様は

亡くなってしまったのですか??」


普通に喋ったつもりなのに、

お義母様の逆鱗に触れてしまった。


「今すぐ、こっちに来な。」


…こう呼ばれる時は

絶対に痛い目にしか合わない…。

でも、逃げたらもっと

ひどくなるのも知っている……。


「…はい。お義母様。」


私は覚悟を決めお義母様の方へ向かった


それからー…

お義母様に呼ばれ向かうと、地下へ続く隠し通路へ通された…。

私は地下の異臭に鼻を抑えつつお義母様に

静かに着いて行くとある所で止まり、

冷めた声で呼ばれた


「ほら、こっち来な。」


お義母様のそばに行くと両手を引っ張られ

手錠を付けられてしまった…。

目が暗さに慣れ始め

周りに置いてあるものを見て直ぐに

私にこれから何をするのか悟り、

私は少し抵抗するとお腹に鈍い痛みが走り

そこで意識が途切れたー…………。



気がつくと空気が肌を刺すような

寒さになっていて、地面にはぐちゃぐちゃになって食べれそうも無いご飯と、冷えきったスープが置いてあった。


そう、ここはお義母様が私をお仕置する場所

地下牢だ……。

悲鳴が他に聞こえないようにと、

父上もここに私を連れてくる時があった。

父上は、私で性を満たすためにと…。


お義母様は、ここに来る日は必ず

イライラしている時だった。

抵抗出来ずに、治療も出来ずに一方的に

暴力を受け続け、

父上が来れば無理にでも身体を貪られ

気持ち悪いことをされた。


意識が朦朧とし、何日経ったのか

今が夜なのか朝なのかも分から無くなった時


父上と、お義母様がやってきた。

お義母様の手には棒状の先が丸く何かの模様が彫られた焼印

父上の手には、拘束具……。


もう、力すら入らなくなった体に拘束具を付けられ父上は私の体を貪りながら


「ごめんなぁ…こんなことして

ごめんなぁ…大好きだぞ〜ルーシィー」


と、気持ち悪い言葉を吐き

お義母様は、背中にこれでもかと強く焼印を付け


「ふんっ、貴女みたいなのには

これがとってもお似合いよ」


と、服を全部脱がされ、

ボロボロの肌着を投げられ

私はぐったりしながら意識を失った。

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