若い愛

私の左薬指には指輪。だから、彼ははじめ純粋に尊敬してくれた。

だけど彼は若すぎた。声に、眼差しに、想いがこもってしまう。その幼さがかわゆい。

だからその晩、敢えて飲みに誘い、呟く。


雪は溶け月雲隠れ花も散るあはれと思へど儚くあるかな


否、と断言できない、幼い彼だった。


~*~


先着RTの方のご要望で、その方を登場させた1tweet小説を書かせて頂きました。

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