結局は何も変わらなかったという話
帰ってからはほぼ半日眠っていた。執筆活動はまるで進んでいない。
自慢じゃないが、僕は体力がない。怠慢が怠慢を呼び、スタミナゲージの最大値が低いのである。モンハンで言うと食事縛りのプレイを余儀なくされている感じ。肉を喰っても上がらない最大値。ダッシュがすぐにへろへろになる。
なので移動疲れがどっと出て、見事に進捗はプラマイゼロとなってしまった。
どうして僕は旅に出たのだろう。終わってみると、いつも考えることは同じだ。金と時間を払って得たものは、何も変わらなかったという落胆だ。どこに行っても、僕は僕のまま。言ってみればそれを確かめるために遠くへ出かけているのかもしれない。
何だかんだで土産物も土産話も拵えた。身内や職場に持っていく用意は整っている。外面的には楽しんできたというていを保てるので、次の旅もまた保障されることだろう。具体的には年末年始、18きっぷの有効期限中に行くことになる。近いな間隔。
遅ればせながら、旅行中の人恋しさによる面倒くさいツイートに反応してくださったフォロワーの皆様、またこのだらしない紀行文とも呼べない何かを読んでくださった皆様に、極大極限の感謝を捧げたいと思います。ありがとうございました。
では、今回はこれで幕を下ろさせていただく。
シーユーアゲイン、ネクストトラベル。
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