(44)温泉大国? 長野県&北海道

 BGMは、民謡「野澤温泉小唄」です。

 https://youtu.be/tYo9Cd1GwoI


 遅くなりました&お待たせしました。もうみんな寝てるかな……。



【お便り】桜井今日子さんより

こんばんは〜✨

温泉!

いいですね。

えっと、ではふたつほど。

ひとつは野沢温泉♨️

ここは外湯めぐりというのがあって宿泊者なら無料で入れるお風呂が何箇所もあって楽しいです。

温泉で温まって雪の街中を歩いてまた温泉に入って温泉まんじゅうなんかも食べ歩きしてここならではの楽しみ方のできる温泉街です。行かれたことありますか?


それから北海道、カムイワッカの滝。

知床半島にある滝登りしないと入れない温泉です♨️

滝壺が温泉で水着で男女一緒です。

いわゆるお風呂で温まるというよりはアドベンチャーで、湯温もそこまで高くなく、温水プールで水浴びする感覚かな?

夏の北海道ならではの楽しいアウトドアでした。脱衣所もなにもないのでワタシは足だけしか入りませんでしたけれどね(^_−)−☆滝登りはサンダル厳禁ですよ。

すみこうぴさんのオススメも楽しみです♬



『すみ』

 お便り&紹介、ありがとうございました。



《温泉 その13》野沢温泉(長野県下高井郡野沢温泉村)


 日本三大名泉の一つとも言われ、行かずとも名前だけは知ってました野沢温泉(単純硫黄泉、含石膏-食塩硫黄泉、含芒硝-石膏硫黄泉)。


 実際に行った時は温泉まんじゅうを食べ、野沢菜を買って帰りました。貧乏バイクツーリングの為、実は温泉には入ってません。グスン。


 野沢温泉には13もの外湯があって、それぞれに泉質や効能に違いがありますね。温泉たまごを作る施設もあるみたい。スキーも兼ねて行ってみたいです。

 雪の中の温泉街もまた風情があっていいですね。そろそろ野沢菜の美味しい季節やなー。




《温泉 その14》上諏訪温泉(長野県諏訪市)


 温泉と言っても紹介するのは駅にある温泉施設。

 JR中央本線の上諏訪駅の1番ホーム傍には上諏訪温泉(単純硫黄泉)から引いた足湯があります。

 乗車券があれば入れますし、途中下車してお楽しみあれ。入場券(140円)を買ってそれで入る事も出来ます。


 昔はちゃんとした小さな露天風呂もあったんで、八ヶ岳連峰や南アルプス(赤石山脈)の登山の帰りやバイクツーリングなんかでも入ってたんですが、2002年から足湯だけになってしまいました。ちょっと残念。


 上諏訪温泉には、日本最古の温泉保養施設の「千人風呂」などがあります。また諏訪湖湖畔には間欠泉があって、以前は50m位吹き上がってましたが、今はあまり高くないです。


 更に、中央自動車道の諏訪湖サービスエリア(上下線とも)には日帰り温泉施設があります。諏訪湖や山並み見ながらの入浴はなかなかいいですね。




《温泉 その15》白骨しらほね温泉(長野県松本市安曇)


 北アルプス(飛騨山脈)の乗鞍岳(標高三千二十六m)の麓にある白骨温泉(単純硫化水素泉、含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉)。中山介山の小説「大菩薩峠」にも出てきますよね。


 白骨から想像できる様に乳白色のお湯です。時期や時間帯によって青白かったり、薄かったりすることがありました。

 温泉街は高い山の谷間にあり、その秘境感はいい感じです。バイクツーリングや、北アルプス登山で長野県側に下山した時によく入ってました。


 以前、一部のホテルや旅館で「白濁が薄くなったので入浴剤を入れた」なんて騒動がありましたが、今は改善されてますのでご安心を。


 昔から、「白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない」と言われてるそうなので是非、三日以上入ってみて下さい。




《温泉 その16》白馬塩の道温泉(長野県北安曇郡白馬村)


 数ある白馬の温泉の中でも蒸発残留物が多く、なかなかいいお湯でした。出張で行った時に見つけた結構新しい温泉の白馬塩の道温泉「倉下の湯」(ナトリウム-塩化物炭酸水素塩温泉、中性高張性高温泉)。


 ここは活断層フォッサマグナ(糸魚川静岡構造線)の地中に封じこめられた海水が湧いているそうです。地球のエネルギーを貰ってるみたいで面白いですね。

 鉄分が酸化してお湯は少し茶色をしています。味はめっちゃ塩っぱいです。


 ここの露天風呂は、北アルプスの眺めがいいので結構気に入っています。

 北アルプスの白馬岳や唐松岳登山の下山時にも入って、疲れを癒やして京都に帰りました。



 続いて北海道へ。




《温泉 その17》カムイワッカ湯の滝(北海道斜里郡斜里町)


 知床半島の活火山・硫黄山が源流のカムイワッカ川に温泉が混じって、滝壺が露天風呂みたいになっています。温泉施設も更衣室もない秘境の温泉です。

 泉質は硫酸泉。金属製のものを見に付けて入ると錆びることもあるそうです。


 この天然の滝壺露天風呂。私が学生の頃、バイクで北海道を放浪してた時に、別海町で出会った同じバイク乗りの男性に、


「カムイワッカに天然の滝壺の温泉があって、女の子が裸で入ってるぞ!」


 と言われ、


「それじゃ、行きましょう!」


 と盛り上がって行ってみました。


 台風通過後の為、道路は途中からドロドロのぐちゃぐちゃになり大変でしたが、裸の女の子に会えると思うと汚れるのもお構いなしに進みます。


 途中から、バイクを降りて川沿いに歩いて登って行きます。私は「沢登り」の経験があったのでそれほど苦労はしませんでしたが、相方が大変。何度もずり落ちては、私が助けに行っていました。

 それでも苦労の末、やっとカムイワッカの滝の温泉に到着しました。


 しかし、裸の女の子はもちろん、誰一人いませんでした。


 よく考えたら、川の入り口には車もバイクも停まって無かったし、歩いてこんなところまで来る女の子なんて居るはずもありません。


 仕方ないので男二人で浸かりましたが、台風一過で川の水が増えてるのか、硫黄の香りも薄かったし、ぬるくて温泉に浸かってる気は余りしませんでした。

 ほんとに男ってバカですね。




《温泉 その18》定山渓温泉(北海道札幌市南区定山渓温泉)


 札幌に出張の際の定宿にしてる定山渓温泉(ナトリウム塩化物泉、中性低張性高温泉)。江戸時代にアイヌの人に案内された僧侶・美泉定山が開いたそうです。ホテルの前に美泉定山の像が立ってます。


 露天風呂から豊平川を眺めて入れます。熱いお湯ですが、空気が冷たいので露天風呂はめっちゃ気持ちがいいですね。


 ここは「札幌の奥座敷」と言われる温泉郷。それ以外に何も無い(知らないだけかも)ですが、仕事の疲れをゆっくり癒せます。夜はホテル近くの美味しい小さなラーメン屋か、街まで出てラーメンを味わってました。




《温泉 その19》倶知安くっちゃん温泉(海道虻田郡倶知安町)


 蝦夷富士と言われる羊蹄山の眺めが良いくっちゃん温泉「ホテルようてい」(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉、中性低張性温泉)の露天風呂はいいですね。とにかく眺めいい。夕焼けの羊蹄山が好きです。炭酸が入ってるので、湯上がりはいつまでもポカポカしてます。


 私的にはニセコアンヌプリの方からの角度が好きですが、そっちのホテルの温泉は少し高いです。露天風呂付きの個室があるんですが、泊まったことは無いです。

 いつか羊蹄山から登る朝日を見ながら露天風呂に入ってみたいもんです。



 何回も行ってる北海道ですが、私は意外と温泉に入っていませんねー。もしお薦めがありましたらお便り下さい。(とリスナーに頼ってしまう私)



 あかん! 終わらんわー。



 兎に角、ラーメン以上に温泉の話しは尽きません。これは日を改めて、いつか続きをやらないと……。


 勿論、いつやるかは分からない「ゲリラジオ」です。


 それでは皆さんおやすみなさい。

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