(42)温泉と文学 その3
BGMは、米山正夫の山陰地方(主に鳥取県)の民謡「貝殻節」です。
https://youtu.be/aSweKHUtz3Y
《温泉 その10》湯村温泉(兵庫県美方郡新温泉町)
皆さんは「夢千代日記」という、作家・早坂
文庫本・単行本も売られています。
夢千代は母親のお腹の中にいる時に広島の原爆で被爆しました。原爆症を発症しながらも、薄幸な芸者として生きていく物語。(『夢千代さん』と言う芸者さんは、鳥取県の
主人公の夢千代を吉永小百合さんが演じていました。これで私は吉永さんを知って好きになりました。中学生・高校生の時でしたけどね。
山陰地方の物悲しい冬の景色が印象的でした。世の中の不条理に怒り、夢千代の悲しい境遇に涙していたのを覚えています。
興味がある方は是非見て(読んで)下さい。
さて、この湯村温泉(ナトリウム - 炭酸水素塩・塩化物・硫酸泉、低張性弱アルカリ性高温泉)の無色透明の源泉温度は98度で日本一だそうです。
春来川の傍に元湯「荒湯」があって、絶えず蒸気を上げています。直ぐ横には温泉たまごを作る場所があります。近くで温泉たまご製作キット(?)を売ってます。
春来川と「荒湯」の間には、水路(湯路?)があって、お湯が流れています。流れる足湯です。足を浸けながら川を泳ぐ錦鯉を眺められるという変わった足湯です。
湯村温泉は、まだ付き合う前の嫁さんと行きました。男女数人のグループ旅行ですよ。もちろん男女は別々の部屋で寝泊まりです。あは。
お湯は適温に調整されてましたが、風呂上がりはいつまで経ってもポカポカしてたのを覚えています。
私は「夢千代日記」を知ってたので想い入れがありました。他のみんなは楽しい温泉地の行楽気分でしたね。まぁ夜は但馬牛や海鮮を食べ、酒を飲んで皆で騒いでましたけど……。浴衣姿の付き合う前の嫁さんに見とれてたかな?
こんな温泉巡りは如何でしょうか。
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