5
「く……っ」
音はしなかったが、爆風は意外に強かった。
腕をヘルメットの前にかざし、シンは衝撃に耐えた。
細かい破片がヘルメットに当たり、直後通信画面が開いた。
「何事だ?!」
言下にエスカレーターの頭頂部からルオウは飛び降りた。
羽毛を想起させるゆっくりとした動作で降り立ち、目の前に立つ。
エステバンも大丈夫かと画面上で云いながらこちらに向かってきた。
「どういうことだ?」
シンは本当のことを云おうか迷った。
だが、朔夜が夢に見ていたメインコンピュータにつながる部屋がこの先にあるので爆破しましたとは口が裂けても云えない。
考えたすえ、不審な亀裂を見つけたと嘘をついた。
「亀裂?」
ルオウはそのことにかなり疑念を抱いたようで顔を曇らせたが、今文句を云っても仕様がないと感じたのか、それ以上は追及してこなかった。
危険を考えて待機している間、シンはシールドの明度をあげ、端末に内蔵されている朔夜の絵を映した。
たった一度しか立ち入ったことしかないだけあってその絵は酷く簡略化されたものだったが、それでも中に入ってみると、地下室の入り口がある中庭の場所はすぐに分かった。
「庭か……?」
レシーバーからルオウのつぶやきが漏れる。
シンはヘルメットに映った朔夜の絵を外し、目の前に広がる庭園を見た。
真っ青な空気に埋もれる中庭は、朔夜の絵によると弧を上にした三日月型をしているらしい。
暗いので細部までは見えないが、きらきらと光る何かが見えた。よく見ようとしゃがむと光っているのはやけに細かい細工がほどこされた石だった。組成結果からは
手に取って見てみると、どうやら草を模しているらしい。
それも朔夜からの情報通りだった。
石で造られた庭園はこのような状態になる前はさぞかし美しい場所であったことが想像出来る。
シンは捜索するふりをしながら目的の場所へと向かった。
灌水用のカナールはすっかり干上がり、かつては鮮やかな緑で庭園を彩っていたはずの石の木々は、暗闇の中静止していた。風もない、音もない、命すらない死の庭。
真空なので元々音は伝わらないが、こういう光景を見ていると、無音だということが酷く気になる。
シンはヘルメット越しに耳を押さえ、朔夜が教えてくれた地下の研究施設へつながる場所を探した。
庭の中を縦横無尽に通るカナールを辿っていくと、パティオの丁度中心部にそれを発見した。
不揃いの石を組み上げた自然な泉水の真ん中には不思議な形のオブジェがある。
まるで
今は水がなくなり、底の見えてしまっている泉に入り、彫刻の下の球体をずらすと、そこには旧式の鍵があった。
朔夜に教えてもらった手順で解除する。旧式すぎて逆に難易度が高い。
球体を元の状態に戻すと、シンの足元で何かがガタガタと揺れ始めた。
何だ?
急な地震に一瞬驚愕したが、シンはすぐにこれがからくりの解けた合図だろうと判断した。
ここから離れた方がいいかとも思ったが、振動があまりに激しいため、下手に動くと余計危険な気がした。
噴水につかまりながら収まるのを待ち、ルオウと連絡を取る。
やってきた主任教官は先程からのシンの行動に相当不審を抱いている様子だったが、問いただすのはあとで充分と思っているのか、やはり何も云ってこなかった。
亀裂があるからと扉を爆破し、その先の庭で迷いもせずに隠されていたものを発見するというのは、確かに尋常な行動ではなく、ルオウでなくとも疑いは抱く。
今後は気をつけて進もうと思っていると、じょじょに揺れが小刻みになっていき、やがて収まった。
ほっとして辺りを見回すと視界は先程よりもかなり高くなっている。
「ライザー、もう大丈夫みたいだぞ」
エステバンの合図でシンは噴水から飛び降りた。
ふわりと爪先から着地し、振り返る。
先程まで石組みが広がっていた泉中央のそこには、二メートル以上はあろうかという壁が立ちはだかっている。
青い闇の中で鈍く光るそれが金属だというのは理解出来たが、何で出来ているのかは分からなかった。
分析装置を使えばすぐに判明するが、金属の種類が特定出来たところで、何がどうなるというわけではない。
今は入口を捜すことを最優先にしようと壁を触っていると、突然金属の一部が口を開け、シンは内部に飲み込まれた。
入ってすぐに閉じた扉に、狼狽しながら通信回線を開き、ルオウに状況を告げる。
すると十秒も経たないうちに、ルオウとエステバンが現れた。
先程と同じように、またたく間に扉が閉じ、上も下もわからない真っ暗な部屋に閉じ込められる。
けれどもルオウは落ち着きを払った様子で扉を調べ、すぐにそれが感知式のただのエアロックであることを突き止めた。
「感知式ですか? 動力はどこから……」
「分からないが緊急用なのかもしれない。今は詳しく調査している時間はない。それでキサラギは――」
ルオウは中途で話すのをやめた。
「どうしたんですか?」
ルオウは険しい顔のまま、甲の端末をいじり、空気があるとつぶやいた。
「空気?」
「表示を見ろ」
ヘルメットを指で小突くルオウを見て、シンは大気組成表が先程と大分変化していることにようやく気付いた。
「組成はほとんど地球と変わらないな。アルゴンがかなり多く、二酸化炭素が少ないくらいか。エステバン、OSV値を計測」
云われて、エステバンは簡易キットを取り出した。
OSVやその変異型など、宇宙空間で発見された代表的な十数種類のウイルスを識別出来るそれは結果が出るまで数分を要する。
結果が出るまでのその数分はシンにとっては永遠のように長い時間に思えた。
「――結果出ました。一応空気があるんで月で流行ったとかいうカビの方もやっておきましたけど危険そうなのは特に出ないし、ウイルスも反応なしです。これは安全だと判断していいんじゃないですかね」
「有毒ガスも発生していないようだな……。念のため人体反応シミュレータを起動させておけ。嘔吐などの緊急時にはカウンタの五十パーセント未満の時間でインナーバイザーモードにすることを許す。ただし外気はマイナス二十度を下回る。ヘルメットを外すときは相応の覚悟を持て」
「……頼まれても外さないですよ」
エステバンの軽口を聞きながら、シンたちは噴水の下に伸びるパイプを移動した。
パイプは毛細血管のように細かく分岐しており、その上一部区間では非常に狭くなっていて這って歩かなければならないほどだった。
朔夜の地図がなければ道に迷い、探し出すどころか途中で帰還を余儀なくさせられるところだった。
シンは朔夜の声が聞こえると嘘をつきながら、地図に従って道を指し示した。
パイプの終わりにはまたエアロックがあったものの、今度は開いていた。
「何だ、ここ……」
エステバンのつぶやきが聞こえる。
エステバンが注視する場所を見ると、そこは巨大な空洞となっていた。
この道はルナレアの記憶由来のものじゃないな。
シンは地図を見ながら眉根を寄せた。
通常重力下であればこれ以上進むことはできないし、大体これまでの道も子供が遊び場とするにはあまりにも危険すぎる。
「教官、向こうに階段とおぼしきものが」
地図にはそう記載されていたが、実際には遠すぎてよく見えなかった。
上に出ている七棟の塔全ての敷地面積と同じくらいの規模がありそうなほど空洞は広大で、真ん中に存在しているはずのエレベーター内蔵の筒は糸のようにしか見えなかった。
エレベーターと緊急用の螺旋階段を備えつけた筒を支えるようにところどころ支柱があり、更にその支柱から管のようなものが出ている。
シンたちはダクトのすぐ下にあった支柱を伝って真ん中の筒を目指した。
だが肝心の内部には入れなかった。
こんなことをやっていたら間に合わない。
「ゼン!」
支柱の手摺りに飛び乗ったシンにルオウはすぐに気がついた。
通信回線が開き、目の前で主任教官は怒鳴り声をあげた。
その剣幕は恐ろしいほどの迫力があったが、今譲れば、朔夜の命が危うくなるかもしれない。
こんなところでもたもたしているわけにはいかないのだ。
「朔夜の酸素残量が気になります。何階あるかもわからないのに、一階一階下りていったらきりがありません」
「危険だ、戻れ!」
「今は朔夜を捜すことが目的のはずです」
捕まえようと伸ばしたルオウの手から逃れ、シンは手摺りを乗り込えた。
「反省文なら帰ってからいくらでも書きます!」
言下にシンは手を放し、中空に身を投げた。
漆黒の闇に体がふわりと浮き、ゆっくりと沈んでいく。
周囲が真っ暗なので、落ちているという感覚はあまりなく、浮いているといった方が近い。
それでも訓練場のような低重力空間よりは重力が高いので、下に落ちていっていることだけは確かだった。
シンはヘルメットの明度を上げた。
数十メートルは離れている螺旋階段が頭上へと吸い込まれていく様子が映る。
拡大すると、うっすらと見える暗がりの奥に扉のようなものが複数見えた。
それはナーサリーで授業を受ける場所と似ていた。
今シンが落ちている場所がナーサリーにおけるチューブが張り巡らされた場所で、教室があるところが扉のある場所のようだ。
これが朔夜の夢に出てきた研究施設だろうか。
今は一つ一つ見ている暇はないので確かめるすべはない。
幾重にも張り巡らされたリング状の欄干を見ながら落ちていくと、ふいにそれまでとは異なるものが映った。
「何だ……?」
顔を傾けるとそこには上に置いてきたはずのクラスメイトの姿があった。
「ライカ?! どうしてここにいるんだ!」
目を丸くしていると、唐突に通信回線が開き、エステバンの顔が目の前に現れた。
「どういうつもりだ、お前」
「ライザーだけ危険な目にはあわせられないでしょう」
「危険って……」
云いかけてシンは自分たちが落ちていく先に細い管が出ているのを発見した。
「ライカ!」
気をつけろという間もなく、バルブが差し迫る。
間に合わないと早々に判断し、シンは管に手をついた。
力を込めて後方に宙返りをし、エステバンの後ろに回る。そして反動を利用して、彼の背を思いっきり蹴った。
「悪い!」
そのままもう一度近付いてきた管を避け視線を戻すと、エステバンとの距離は随分離れていた。
この差を埋めるのにどれほどかかるだろうかと溜息をついていると、通信回線が開いた。
そこには決まり悪そうな顔をしながら謝辞を述べるエステバンの姿があった。
苦々しそうにも見えるその表情が何だかおかしくて、ふっと笑いを漏らすと、エステバンは余計に渋い顔をした。
笑っている間に近付いてきた支柱を思い切り蹴り、加速をつける。
おそらく内部に道があると思われる太いその支柱は、中心の筒を三方向から支えている。
エレベーターと階段だけを内蔵しているとは思えないほど大きな筒はまっすぐに最下部に向かっている。
本当にこの下に『ユエ』がいるのだろうか。
不安にはなったが今は一刻も早く落ちて確認するほかない。
再び目の前に迫ってきた管をシンは力いっぱい蹴り上げ、推力を得た。
その力は思ったよりも強く、先へ進んでいたエステバンの側までやってくることが出来た。
二人で手を叩きあい、共に落下する。
ようやく見えてきた空間の終着点にエステバンは大仰な溜息をつきながら、到着したことをルオウに知らせた。
何があるかわからないというルオウの命に従ってヘルメットの明度を通常状態にし、レーザー銃のレベルを明かりにまで下げる。
近付いてきた底に、シンは静かに降り立った。
ヘルメットの明度を下げたせいで、先程まで見えていた何もかもが見えなくなる。
降りるときも心許なく、着地するまで下げるのはよせばよかったと思いませんという、エステバンのぼやきがレシーバーから聞こえてきた。
「今更云っても仕方ないだろ。それよりライカ、もっと明かりをくれ。照射範囲が狭すぎて状況が判断出来ない」
「ライザー、エネルギー残量、ちゃんと見てる? 使いすぎると切れるぜ? もしそうなったらおれ一つのだけじゃとても見えないからな」
指摘されてシンは残量がかなり少なかったことに気がついた。
しまったという顔をするシンに、やっぱりねとエステバンは宇宙服の下でやりにくそうに肩をすくめた。
「ライザー、さっき最大にして銃使ったろ。あれすると、ライト状態にしても一時間くらいしか持たないぜ?」
「でも、どちらにしろ今使わなくては状況が判断出来ない」
「だから的確にピンポイント照射だろ。今から最低限確かめたいところの場所、そっちに転送するから、マークの場所、照らして」
「分かった」
エステバンのカウントに合わせて、ヘルメットに示されたマークとその周辺を十秒間だけ照射する。
ポイントはかなり点在していて、相当歩き回らなければいけなかった。
しかも幾度となく照らしても金属の塊しか映らない。
全貌がわからず、しかも時間だけが刻々と過ぎていく事態にシンは酷い焦燥感を感じ始めていた。
地下にメインコンピュータがあると聞いて、ひょっとしてと思ったが、完全にあてが外れた。朔夜がいる気配もないし、こんな地下深くまで潜ってしまっては上に戻ることだけでも一苦労だ。朔夜どころか、こちらの生存も危うい。
今更ながらに後悔し始めたそのとき、二人のライトは特徴ある金属片を捉えた。
「ライザーもっと下」
「分かっている!」
そのくらい機転は利くと内心つっかかりながら照らすと、そこには操作パネルらしき銀色の板があった。
「これ……」
照射範囲をずらすと更に様々なものが見えてきた。
その全てが細かな機械で、現在使用されているものとはやや異なるが、それでもその形状には見覚えがあった。
「端末、だな……」
「端末……?」
エステバンのつぶやきに、シンは信じられないという面持ちで暗がりの機械を見つめた。
それまでに何度となく照射して見えていた金属片は全てコンピュータだったのだ。
歩き回ったことを考えると、その大きさは尋常ではなく、二人のいる場所のほとんどがそのコンピュータに占められているようだった。
そしてその位置は空間の丁度真ん中であり、噴水の下からずっと伸びていた柱の位置と同じだった。
まさか、あの柱全てがこれの一部なのか。
シンは瞠目した。
アースグループのマザーコンピュータもかなりの大きさだったが、それよりもはるかに巨大だったからだ。
もしこれがアルティオのメインコンピュータならば。
シンは他との通信を遮断し、ヘルメットを脱いだ。ひやりとした感覚が肌をかすめる。
「『ユエ』起きろ、朔夜は今どこにいる」
コンソールパネルのような板状の金属にそっと手を触れ、つぶやくと、突如として真っ暗だった手元が緑色の蛍光色であふれた。
「……っ」
流れるようなスピードで操作パネルやモニターを浮かびあがらせ、暗黒の闇の中にその全貌を現す。
あわてて通信遮断を解除すると、待っていたかのようにレシーバーからルオウの怒鳴り声が響いた。
「何事だ?!」
柱まで達した明るい黄緑の光を目撃して、慌てたらしい。
発光ダイオードのようなその光は、細い筋を柱に絡ませるようにして上まで続いている。
コールタールのような深淵の中、それはまるで光る静脈のように静かに輝いていた。
「地下の端末が生きてます……っ」
エステバンのかすれた声がレシーバーから聞こえた。
シンは二人のやり取りを耳にしながら、目の前の端末を見下ろした。
今のは声に反応したのか、それとも『ユエ』という名に反応したのか。
シンはすこし考えて、検証している余裕など今はないとかぶりを振った。
楽観的すぎるかもしれないが、地下にあるものは目の前の巨大端末以外なさそうだし、これを『ユエ』とみなしても良いような気がする。
朔夜が見た最後の夢の内容を聞き、シンは『ユエ』が端末だろうと推測した。
しかし朔夜の夢とつながっていることや少女の姿をしている理由はわからなかった。
何よりも機能がまだ生きているとは思わなかったので、推測の域を出ることはなかったのだ。
月都市が滅びてから千年近くもの年月が流れているというのに、寿命を迎えることなく起動出来るコンピュータ。
自己修復機能を備えていることは明白だったが、世代もまたがず生き続けていることに驚きを隠せない。
シンは怪奇現象を見るような目つきで巨大な機械を見上げ、緑の光彩を放つコンピュータの一部に恐る恐る手を乗せてみた。
緑色の筋が通っていなかった場所にぱっと光がともり、スクリーンだろうか、真っ白に光る板状の空間が現れた。
「ライザー?」
眉根をよせるエステバンに大丈夫というように微笑み、シンはスクリーンにじわじわと現れ始めた文字を見た。
その様子は炙り出しの絵のようにも思えたが、表示された文字は見たこともないものだった。
「何だこれ……?」
「どうした?」
不審そうに文字を見るエステバンの声にルオウが返した。
「いえ、見たこともない文字が……」
「確かに読めないが、普通に考えたらパスワード要求画面なんじゃないか」
シンもその文字は見たことがないものだったが、盤上の一角に記載された『EKA』という文字が朔夜の夢の中の音と同じものだった。
意味はわからないが、多分これは数字の『一』だ。
かたわらでエステバンはルオウと連絡をとっている。その様子を目の端にとどめながら、シンは考えた。
一度だけしかパスワード入力を受けつけないという意味なのか、それともまた別の意味なのか。
考えてもわかるはずがなかった。
だがパスワード自体は考えあぐねる必要がなかった。
なぜならシンはすでに朔夜からその答えを聞いていたからだ。
「何やってんだよ、ライザー。やめろよ。失敗して機密保持のために爆発しても困るだろ」
端末を凝視するシンを見て、エステバンは不穏な気配を感じ取ったらしい。ルオウとの会話を打ち切ってこちらに声をかけてきた。
「ルナレア……」
「え?」
突然のつぶやきにエステバンが不審そうな声を上げた。
シンはようやく到着したルオウと、級友を見、もう一度その名を口にした。
「――『ユエ』、パスワードはルナレア・アルトだ」
「ライザー!!」
エステバンの叫び声が耳をつんざく。シンはじんとする耳に構わず、睨むようにスクリーンを見続けた。
エステバンが駆け寄ってくる気配が背中越しに伝わってきたが、もう遅い。
スクリーン中に、一文字ずつ印字され、照合中の文字が点灯する。
「ライザー、お前、どうして……」
いつものへらへらとした表情をかなぐりすて、エステバンは物凄い形相で肩をつかんできた。
ぴしゃりとそれをはねのけ、再びスクリーンに視線を向けた丁度そのとき、照会完了、と文字が刻まれた。画面を見ると、それまでの意味不明な文字がすべて共通語に置き換わっている。
厚い宇宙服の下でエステバンがびくりと体を震わせるのがわかった。
『ルナレア・アルト……認識。照会完了。――緊急システムを起動します』
言下に目の前が明るくなった。
夜から突然昼間になったような、そんな強い光が空間全域を照らし出し、暗闇に慣れていた眼球を容赦なく焼く。
シンは鋭い痛みを発する目をシールド越しに押さえ、思わずしゃがみこんだ。
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