第6話 じつは怪力だった孔子
「怪力乱神を語らず」の言葉で知られる孔子ですが、じつは怪力だったのではないかともいわれています(物理的な意味で)。
『墨子』では、魯の国で孔子が李氏を逃がすときに、力まかせに関所の門柱をひきぬき、門を開けてやったとの話があります。
また「奇貨居くべし」で知られる呂不韋が編纂した『呂氏春秋』などにも関所の門を力をもってして開けた話があります。
関所の門というのは一般的に大きくて重いものですので、孔子はそうとう力が強かったのではないかと思われます。
孔子は身長が2メートル以上ある大男だったそうなので、じっさいに怪力だったのかもしれませんね。
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