突風
このお話は、蘭の同級生、マーシー、高野正志が登場するお話。このお話で初登場になったマーシーは、蘭の同級生ですが、学歴は全く違います。マーシーは、高校を卒業しておらず、音楽学校にも行っていませんが、ピアニストとして活動していました。たぶんきっと、水穂みたいに演奏技術はないのではないかと思いますが、それでもマーシーはピアノ教室をやっています。そして、何人もの、生徒をピアノを教えることによって癒しているのです。
意外に、音楽学校を出ていなくても、ピアニストとしてやっている人は、結構います。そういう人は意外に、演奏技術はないとしても、なにか人間的に魅力がある人がが、多いんですよね。私も、そういう方と知り合ったことがあったんですが、大変暖かい、良い方でした。すごく優しい方だったのです。もしかしたら、音大を出た方よりも、少しへりくだって生きているのでしょうか。なぜか、そういう人は、すごく芯があって、シッカリと生きているような気がしました。
多分きっと、音楽学校を出ていない分その苦労というか、別の何かがあるんだろなと思います。
そして決定的な違いというのが、そういう人のほうが、より音楽に対して愛情が深いという気がしてしまいます。それはなぜなんでしょうか。私はよくわかりません。でも、そういう気がしてしまうんですよ。このマーシーもそうですが、そういうところで苦労した人の気持ちもわかってくれるんでしょうね。マーシーは書いている私にも、魅力的なキャラクターなような気がします。これからまたマーシーに登場してもらいたいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます