サスペンス篇4、もう一度
このお話は、誰でもある、人生をもう一度やり直したい!という気持ちを悪用する業者の話です。主人公は、ブッチャーの姉、有希です。このお話から、一話を4000字程度に短くしました。確かにネット小説では、4000字くらいが流行っているようですが、大変短いなと思います。書くとしたら、7000字から、一万字程度が書きやすいかな。短編でも。
もう少し、せめて、長くさせてもらいたいものです。だけど、これからは短くまとめてしまうのが主流になってしまうのでしょうか。私は思うんですけどね、あんまり短くまとめ過ぎると、かえって、内容が痩せてしまうというか、つまらなくなってしまうと思うんですよね。名場面は、時間的に短くても、文章としては長くてもいいと思います。それが逆に、映像には作れない、小説の良いところではないでしょうか。短い時間を描くにしても、長い心理描写などが、人間の心を伝えていける。映像には絶対に出来ないところです。
今は、いろんな便利なものがあって、小説はいらないと言っても過言ではない時代ですよね。それでも小説を書くのであれば、小説でしかできない事を、しっかり貫いていくべきでしょう。小説は、映像にできない事をできるようにするという役目を負うべきです。そういう意味では、矢鱈と短いものばかり流行らせてしまうのは、考え者ではないでしょうか。
何だか、今日は、小説の紹介というよりも、評論のようなものになってしまいました。それではいけませんね。次回からはもっとしっかり描こうと思います。
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