恋愛編4、卒都婆小町

能、卒都婆小町を見て着想を得たお話です。このお話は男女の恋愛というより、おばあさんのお話というべきなのかもしれないですね。煕子にしろ、武津子にしろ、二人はおばあさんなんですから。

今は、高齢化社会と言われていて、お年寄りが多くなっています。認知症が話題になっていますが、そうではないお年寄りもたくさんいます。その人たちは、どうしているのか、がなかなか難しいと言われます。確かにまだまだ元気なのに、被支援者扱いされるのは、本人には不快ですよね。

それを回避するために、ぽかほんたすが法人化されたのかもしれませんね。本来、お年寄りは長く生きて来られたわけですから、ほんとに何でも知っていますし、そこが価値があるところだと思います。そこをうまく使ってしまえば、動く百科事典のような感じでとても頼りになる存在です。本文にもあるように、今は当たり前とされていることさえ崩壊してしまっている時代になってしまいました。それを伝授するのは、もしかしたら良き時代を知っているお年寄りかもしれません。

だから、年をとったら誰でも支援されるのではなく、若い人にバトンタッチをするために活動してほしいのです。

もしかしたら、インターネットで答えを探しまくるよりも、身近なお年寄りに聞けば、答えがすぐ見つかる、という問題は意外に多いかもしれないですよ。

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