本篇17、杉、またパリへ行く
再び杉ちゃんをフランスへ。
ある日、北海道で大地震が起こりました。テレビは、地震の話でいっぱいになってしまい、ほかの番組も自粛。日本中が落ち着いて生活できなくなったために、杉ちゃん水穂はまたパリで静養させてもらうことになります。再びマークさんのもとに滞在させてもらった二人は、そこで騒動を巻き起こしてしまうのですが、、、。
このお話では、杉ちゃんの歌の上手さが本領発揮されます。
杉ちゃんの愛唱歌である「炭坑節」だけではなく、「一年三百六十五歩のマーチ」や、オペラのアリアである「私を泣かせてください」や、「愛の喜び」まで登場するんですね。杉ちゃんは、見事なベルカントをもち、歌がうまいとフランスの人たちから高い評価を得ますが、今民謡からオペラまで歌いこなせる人、結構います。クラシカル、クロスオーバーというのでしょうか。音楽もいろんなジャンルが登場して面白いですね。この分野の活動が、さらに広まってくれればいいなと思います。いろんな音楽が流れるようになれば、もうちょっと人生の多様化も認めてくれるような気がするのです。
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