魔法、その他の不思議な力について
この項では、タイトルにある通り魔法やその他の不思議な力について解説していこうと思う。
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体内や、自然界にあるマナを利用して発現させる不思議な力の総称である。また、誰でも使えるというわけではないが、どの種族でも鍛錬に鍛錬を積めばある程度の魔法は使えるようになる。妖精族が魔法の扱いに一番長けていて、獣人族が一番魔法を使えない。
・マナとは…
前の項でも触れたが、マナとは自然界の全ての物質や生物に宿る実態を持たないエネルギー体のことである。主に魔法を使う上で必要となるエネルギー体である。我々の体の中にも少なからずマナは宿っている。
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種族問わずに、誰でも持ちうる可能性のある不思議な力で、これの使用にマナは消費しない。しかし、魔法とは違って努力で得られる力ではない。残念ながら、こればっかりは生まれ持った才能としか言えない力である。どんな力になるかはその人の精神力によって変わる。せっかく才能を持って生まれても、精神力が弱いと大した能力にならないだろう。
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自分自身が命の危険に晒されたり、精神が極限まで研ぎ澄まされたりすると発現する、一種の覚醒のようなものである。魔法と才能と大きく異なる点は、自己強化に過ぎず他人に干渉しえない力で、かつ一時的なものであるという点だ。これはマナを持つすべての知的生命体に起こりうる話だ。発現すること自体はあまり珍しくないが、意図して引き起こせる力ではないということを覚えていてほしい。
原理としては、脳が生命の危機を感じ取った時、体内のマナが頭部付近に集中することで起こるようだ。頭部にマナが集中するため、極限の状態になると目が輝くことも特徴だ。
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これら上記のどの力にも属さない不思議な力のことである。そのため一定の法則や規則性も確定できない。
ただ、一つだけ言えるとしたらこの力を持っているのは既に人間でも獣人でも妖精でもない〝ナニカ〟であると言えるだろう。
・さいごに
簡単にこの世界の常識を纏めてみたが、私の旅はこれで終わったわけではない。正直、獣人たちが国を作るといった話は私にとってもうれしい出来事であるので、世界の情勢が落ち着いたら一度そこに尋ねてみようと思う___
それでは、またどこかで___Mafiri
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