第2話 ツルペタにご用心
大地は開いた口が塞がらなかった…
すると、女の子は押し入れから出て来て大地を指でさしながら堂々と言った。
「だーかーらー!あんたは私の夫で私はあんたの妻なの!!」
大地は急すぎるHappy展開に頭がついていけなかった。
「ちょい落ち着いて…あんた何歳?」
大地は小さい身長にツルペタな胸と幼児体型が気になり聞いた。
女の子は答えた。
「8歳だ!」
大地は心の中で叫んだ
「(ノォー!!!!!!犯罪じゃねーか!!!さよならオレの人生グッバイ未来……)」
大地は自分の人生の終わりを感じた。
でも、迷子の可能性も高いと犯罪性から何とか逃れる為の苦しい逃げ道を探す為に女の子に聞いた。
「な、なんでオレが君の夫なのかな?」
そう大地が聞くと、女の子は答えた。
「それは…アメリオン王国での決まりで異世界から夫を決める風習が王族にはあってな、私は第一王女だから、もう夫を決めなきゃ行けない歳だから異世界に出向いて探そうと思ったのだが、出口がこの押し入れでここにいる間にお前を見てると、ドキドキしてきて、こんな気持ちは初めてでお前を夫にしようと決めたんだ」
そう言われ大地は納得した。
「そうなんだ」
そう言うと女の子は笑顔で大地に近づき言った。
「嘘よ」
「はぁ?」
「好きなんでしょ?こうゆうアニメ?」
女の子は冷たく言った。
大地はイラッとし、殴ろうとすると女の子は1歩後ろに下がり大地の攻撃を避けた。
女の子が指を鳴らすとツルペタな幼女から自分と同じぐらいの歳の女の子の姿になった。
「ふぇっ?!」
「全部嘘よ、おにぎり食べてたのは事実だけど…」
大地は指を鳴らしただけで容姿を変える女の子に聞いた。
「あんた何者?」
すると、女の子は答えた。
「魔女よ」
「それは…?」
大地は恐る恐る聞くと、女の子は答えた。
「本当」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます