風潮 風潮
流れるプール 待ち時間0秒 入場料無料
朗らかな陽光に照らされながら流されよう。
身も心も預けて。思考停止。選択の欠如。削除
気持ちいんだもの。
みんなと一緒に流されるのは。向かう先、終着駅は知らず。
流れは緩慢だが、逆行を許さず。
僕等の深層意志は流れるプールに奪われてしまった。
気づいてしまった、
この流れは、先に入った人たちが作り上げたものだと。
分水嶺はあれど、一方通行に変わりなし。
思い出したんだ、
元は無数の小川がこの流れるプールを作ったんだと。
エゴに流されてく。
僕等の選択肢なき選択が。不自由な自由と引き換えに。
潜ってみろよ。
何色に見える?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます