第459話 初代シンディ

自分は【魔喰】を発動させ、金ピカのコアを吸収した。


【邪神の欠片を吸収しました】


【魔導眼に……が追加されました】


ん?


何か吸収された?


「レイ!」


「どうしたのテレーザ」


「あの金ピカを見てください!」


「え、金ピカはコアが抜かれて……」


消えるはずだよ。と言おうとしたが、金ピカの鎧が光と共に消えたのだが、中身は消えてはおらず、何故か金ピカの鎧から少女が現れた、そのまま倒れてしまう……ん?


「あれって、シンシア?」


金ピカの鎧の中からシンシアとそっくりな少女が現れた。


「シンシアにそっくりですが、ここに居るのは絶対にシンシアでは無いはずです」


「うん、ここは過去の筈だから、シンシアのご先祖さま?」


自分とテレーザは様々な状況を検討した結果、ここがかなり遠い過去だと結論付けた。


そうなるとシンシアとそっくりな少女はシンシアのご先祖の可能性は非常に高い。


「そうかもしれませんね……それにしても似過ぎな位にそっくりですね」


「うん、それにしても金ピカの鎧の中から何でシンシアのご先祖様が出てくるんだ?」


「分からない事ばかりですねって、レイが【鑑定眼】で見れば良いんじゃないですか?」


「あっ! そうだった……」


シンシアそっくりな少女が現れて動揺してしまい、【鑑定】の事を忘れていた。




名前・シンディ・ハーバル【……歳】

状態・気絶

属性・真闇

種族・真素生命体

パッシブ・魔女の極意

     真素変換、全属性魔法

     体力低下の呪い、身体能力低下の呪い

アクティブ・クローン生成

      真素化

      ……

      ……


「本名はシンディ・ハーバルって言うらしい。というか、人族でもエルフ族でもない真素生命体らしい。」


「真素生命体ってなんですか?」


「うーん、よく分からないな。真素って大気中にあるものだから……魔導生命体と似たようなものなのか?」


魔導生命体であるセシリアと同じ様に作られた生命体って可能性もあるのかな?


「とりあえず、彼女が起きないと何もわからないって事ね」


「まあ、そういう事だね。念の為、目覚める前に身体を拘束しておくかな」




名前・レイ(18歳)

 状態・半不死

 属性・深淵

 種族・魔導神族

 パッシブ・素材の極み、鑑定の極み、転職の極み

      職人の極み

      防衛本能、超感覚、魔導の福音

      魔導科学、特殊採取

 アクティブ・超魔導操作、ストレージ

       魔導工房、魔導具作成

       魔導六刀流、魔導神装

 魔導工房内・作業室、金属加工室、合成室

       魔導炉、複製室、調理室

 固有スキル・ジョブホッパー

       魔喰

 深淵魔導術・地獄門

       奈落

       無間地獄【使用不可】

       輪廻転生【使用不可】

 魔眼・鑑定眼、魔導眼、転移眼

 装備・血龍封印具

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