第200話 VS ディアナ

 自分達はアメリアさんやディアナさんと共に修練場に来たら、多くの生徒が利用していた。


 修練場いくつかの区画に別れていて、授業で使った場所は予約が必要になるので、通常は広いスペースをみんなで使うフリースペースになる。


 フリースペースは野球場以上の広さがあり、テニスコート2面位の広さ毎にネットで区切られていた。


「思っていた以上に生徒がいるね。」


「それはそうだろう。 冒険者は何をするにも強くないとダメだからな。 ほとんど修練場に来ないレイ達が珍しいぞ。」


「そうだったんだ。 たまには対人戦の訓練もした方が良いか。」


 自分達は自宅地下を使う様になったので、学校施設をあまり使っていなかった。


「せっかくレイ達がいるんだから、いつもは出来ない組み合わせで戦うか。」


「それは良いけど、組合せは?」


 戦いの相性が悪い組み合わせがいくつか出来そうな気がするな。


「私はレイくんとやらせてもらって良いかな?」


 ディアナさんは自分と戦いみたいだな。


「僕は大丈夫ですよ。」


「なら私は同じ【魔法使い】としてシンシアさんとやらせてもらうわ。」


「私も、構わない、よ。」


 アメリアさんとシンシアは【職種】的には良いが、確かアメリアさんは身体能力も高かった気がするから、身体能力の差が勝敗を別けるかもしれないな。


「そうなると俺が戦うのは、コーデリアかセシリアさんか?」


「私とブラットでは厳しいですよ……。」


「ブラットとコーデリアだと、前衛職と回復職だからね……。」


「マスター、それでしたら私がブラットさんとコーデリアさんの2人を相手するのでも構いませんよ。」


「それは良いかもしれないね。」


「レイ、セシリアさんが強いのは分かるが、2対1で大丈夫か?」


「ブラット、セシリアさんはかなり強いですよ?」


「そんなに強いのか?」


「普通の戦いなら僕より確実に強いよ。 今回は武装の制限をするから丁度良いかな。」


 セシリアが【神装魔導服】や【神木の小太刀】を使用したらダメージを与えるのが難しいし危険だからな。


「マジか。 それは楽しみだな。」



「まずは私とレイくんの戦いかな。 私の武器は木製の斧を使うが、レイくんはどうする?」


「僕はこの球と木刀2本、【魔法】ですかね。」


「その木製の球は武器なのか?」


「それはお楽しみですよ。」



 この【魔導神木球】は【神木材】を丸く加工した後に【虹魔石】を入れたものだが、これが予想以上に使いやすく、【魔導神木球】を経由して【魔導壁】や【魔導弾】を使うと性能が上がったりするのだ。


 この【魔導神木球】をもう少し大きくしたものを巨大起動兵器に使うつもりだ。


 某ロボットアニメに出てきた兵器みたいな感じにしたいと思っている。




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