第47話 週末の帰省

 週末になり、自分達はいつもの様に3人で《モロット》へ帰省していた。 そして、自分は真っ直ぐ自宅に向かう。


「お母さん、フローラ、ただいま!」


「おかえりなさい~」

「にぃにぃ、おかえり~」



「相変わらずフローラは可愛いな~。」


 フローラが抱きついてきたので、頭をなでなでする。


 妹は癒されるな……。


「フローラは将来、お母さんみたいな美人になりそうだな。」


「まぁ、レイは良いこと言うわね~。」


「びじん~。」



 ☆



 お昼ご飯を食べながら、学校で話にあがったお父さんの事をお母さんに聞いてみる。


「そういえば同級生に聞いたんだけどさ、お父さんが【ソウルイーター】って呼ばれてるらしいね?。 結構有名な冒険者なの?」


「かなり上位の冒険者パーティーだったから有名ではあったわね。 だけどレオンはあまりその呼び名は好きじゃないから、本人の前では言わない方が良いかもね……。」


「そうなんだ?」


「今は危ない事はしてないから昔ほどの知名度は無いかもしれないけどね。」


「お母さんも有名なの? 同級生がお母さんのファンだって言ってたよ。」


「ファンなんて嬉しいわね。 男の子かしら?」


「いや、水属性の【精霊使い】で女の子だよ。 水属性の回復を使うからそれでかもしれないけどね。」


 同じ水属性だし、やっぱり有名人なら目標になるのかな。


「レイと同じ年齢で回復が出来るのは優秀かもしれないわね。 私の場合は【回復魔法】専門だけど、【精霊使い】が使う回復は精霊との相性とかもあるから才能はあるはずよ。」


 自分の周りには才能の塊しかいないのかな?


「そっか。 コーデリアさんは凄かったんだ。 お母さんを見てるからあまり凄さが実感出来ないかな……。」


「今度、その子が良ければ家に呼んでも良いわよ?。 部屋も空いてるしね。 あと向こうの親が良いと言えばね~。」


「わかった。 聞いてみるよ。」




 学校に着く頃には、お母さんがコーデリアさんを家に招待していた件をすっかり忘れていて、後日に少し問題が起きるのだった……。



 ☆



 晩御飯を食べ終わった後、最近覚えた【パラレル思考】の練習を兼ねて、30本の【ハンド】でフローラの全身を掴み、疑似飛行させて遊んでいると……。



【魔導剣士が4.1になった事により、スキルが進化した。】



【ボール、サンダーボールが魔導弾に進化しました。】


【ハンド、ウィップが魔導手に進化しました。】


【シールド、サンダーシールドが魔導壁に進化しました。】


【ブレード、サンダーブレードが魔導剣に進化しました。】


【ボックスが魔導操作に統合されました。】



「おおう、びっくりした!」


 突然、脳内にアナウンスがいくつも流れて来たのでビックリしてしまった。 


「にぃにぃ、どうしたの?」


「いや、ちょっとビックリする事があっただけで大丈夫だよ。」


 全部のスキルが上位の【魔導】関係に進化したのかな?


 使い方は脳内に流れてきたが、【雷属性付与】と同じで属性付与を付けなければ透明なままか。 完全に上位互換だな。


 しかし、未だに雷属性以外が使える気がしないんだよな……。 まだ練度が足りないのかな?


 そんなことを考えながらフローラを疑似飛行させて楽しませていた。



ーーーーーーーーーーーーーーー


 名前・レイ(6歳)

 状態・良好

 属性・雷

 職種・魔導技師2.3 魔導剣士4.1

 種族・人族


 パッシブ・人見知り、建築、土木、料理

      素材の極み、鍛冶、パラレル思考

      共感覚


 アクティブ・魔導操作、鑑定、クリーン、ストレージ

       武器強化、雷属性付与

       魔導工房、魔導具作成、魔導弾

       魔導手、魔導壁、魔導剣


 固有スキル・ジョブホッパー

       鑑定の魔眼


 装備・神木の小太刀

    印象阻害の銀ブレスレット

    変装ペンダント

    身代わりネックレス

    重力カウンターの指輪

    雷属性擬態の指輪



 ーーーーーーーーーーーーーーー

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます