私は楽しく生きたくて

おまけ １章の登場人物紹介及び1章終了時点でのステータス

名前:小夜世 黒（さよせ くろ）

性別:女

種族:人間

年齢:23

職業:冒険者（元は大学院生）

ステータス:

Lv.21　魔法使い

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筋力:82

魔力:132

魔量:1320

精神力:23

物理耐久力:82

魔力耐久力:132

俊敏力:82

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スキル:共感覚Ａ 天使の加護-

特殊パラメータ:黒力56

紹介:本作の主人公。

　物心ついたときから、相手の性格や感情が感覚として"分かって"しまう体質である。これが普通ではないと気が付いたのは小学4年生の、初めていじめを目撃した頃からである。虐められていた子を見て、なぜこんなに『悲しい怖いやめて』という感情が流れ込んでくるのに虐めている子はあんな酷いことが出来るのかが不思議で仕方がなかった。それから調べ始めて発覚。それから苦労が絶えない毎日が続く。

　両親に迷惑をかけないために磨いた外面スキルはレベルが高い。どんなに不機嫌でも他人に話しかけられれば完璧な笑顔を演出して見せる。

　アニメ文化に本格的にはまり始めたのは中学2年生頃から。元々可愛い絵が好きだった黒は図書室にラノベが置かれるようになったことで読み始めたことがきっかけである。

　運動神経は悪い方ではないが、体質のせいで引きこもりがちな為、部活は基本帰宅部。中学校は強制的に何かに入らなければいけなかった為文化部に入っていた。

　◯●◯●

名前:アヤ・ミッシュール

性別:女

種族:人間

年齢:11

職業:なし

ステータス:

Lv.5

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筋力:2

魔力:0

魔量:0

精神力:87

物理耐久力:1

魔力耐久力:0

俊敏力:2

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紹介:フルネームはアヤ・ミッシュール。マヤの姉であり、しっかりとした性格。

　父親が出稼ぎに出ているため、長女として母を支えなくてはという気持ちを常に持つ。

　窮地を救ってくれたこともあり、黒を本物の姉のように好いており、黒の前では妹の気持ちになり結構甘えている。パッと見では分かりづらいことから、彼女の不器用さを感じさせる。

　◯●◯●

名前:マヤ・ミッシュール

性別:女

種族:人間

年齢:7

職業:なし

ステータス:

Lv.5

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筋力:1

魔力:3

魔量:10

精神力:93

物理耐久力:1

魔力耐久力:1

俊敏力:3

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紹介:アヤの妹。好奇心旺盛で、いろいろなものに興味を示す。難しそうな話は嫌い。

　感覚派な彼女は、黒が抱える闇の雰囲気をうっすらと感じ取っているが、同時に優しさを強く感じるため、2人目の姉のように思っており、かなりなついている。

　実は魔法を使う才能があるため、訓練をすれば扱えるようになる。

　◯●◯●

名前:マレザ・ミッシュール

性別:女

種族:人間

年齢:32

職業:なし

ステータス:

Lv.7

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筋力:4

魔力:0

魔量:0

精神力:93

物理耐久力:3

魔力耐久力:0

俊敏力:5

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紹介:アヤとマヤの母親。父親は年に数回しか返ってこないこともあり、結構な苦労人。そのためか、年齢よりも歳をとって見られるのが悩み。

　二児の母なだけあり、黒を見て根は優しいが、どこか危うい子だと感じる。黒を他人の子とは思えずに我が子のように接する。

　◯●◯●

名前:エユエ・エルエール

性別:女

種族:人間

年齢:26

職業:ナルタ冒険者ギルド役員

ステータス:

Lv.6

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筋力:3

魔力:0

魔量:0

精神力:76

物理耐久力:3

魔力耐久力:0

俊敏力:5

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紹介:街ナルタにある冒険者ギルドの役員。担当部署は質問・雑務部署。役員歴は4年。名前に"エ"が多いのがちょっとした悩み。

　黒がナルタで会った、気が許せると感じた数少ない1人。本人曰く『必要以上に踏み込まない』を信条にしているらしい。これが黒にジャストフィットしたようだ。

　誰にも言っていないが、所長のアリュガートに恋愛感情を抱いている。本人は気が付いていないがギルド役員の誰もが知っている。気が付いていないのはアリュガートだけである。

　◯●◯●

名前:バン・アリュガート

性別:男

種族:人間

年齢:45

職業:ナルタ冒険者ギルド所長（元冒険者）

ステータス:

Lv.36　剣士

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筋力:32

魔力:0

魔量:0

精神力:95

物理耐久力:34

魔力耐久力:26

俊敏力:37

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紹介:現役冒険者の頃はそれなりに有名だった男。通り名は威圧のダン。冒険者時代はダンを名乗っていた。

　前任の所長と知り合いで、後を任せたいと言われ所長になることを決意。元々ステータスが伸び悩んでいたこともあったので、本人には丁度いい機会だったらしい。

　元冒険者ということもあり、黒のことを1目見た瞬間に強さを大まかに理解したが、信じられないため自分が歳をとって、もうろくしたと思い始める。また、心の内まで覗かれているような感覚を抱き、対面したい相手とは思っていない。

　エユエに対しては、しっかりと仕事をこなしてくれる頼れる役員としか思っていない。現時点ではエユエの恋が実る可能性は皆無と言っていいだろう。

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名称:アシッドドラゴン

ステータス:

Lv.50　

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筋力:60

魔力:70

魔量:300

精神力:-

物理耐久力:500

魔力耐久力:300

俊敏力:30

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紹介:黒が異世界に来て初めて出会った魔物。炎を噴くようなタイプのドラゴンではなく、相手を丸呑みし体内で溶かすタイプのドラゴン。故にドラゴン種の中でも一番魔力が低い。だが、ドラゴン種では2番目に耐久力が高い。呑み込んだ対象を腹から出さないためであると考えられる。

　ドラゴンはどれも天災級と言われているが、その中でもアシッドドラゴンは厄介な魔物である。

　飲み込むという特性上、相手に気づかれない様に、常時透明化の魔法を自身にかけているため数多くの冒険者が気が付いたら飲み込まれて溶かされる。

　黒がこのドラゴンを視認できたのは、実は天使の加護のおかげである。天使の加護の能力は真実を見抜く能力付与、運の向上、清浄付与である。そのため、黒にはまやかしなどの魔法は一切効果がない。また、処女である間はどんな状態異常にもかからない。黒化は清浄の効果を上回る状態異常であるために防ぐことは出来ない。