とある未来話

「と、まぁざっと話したらこんな感じだったよ最初の高校生活は」


俺 高橋たかはし計都けいとは大学3年生で食堂で友達、山田を含めた3人で話していた


「え?それヤバくね!彼女ちゃん凄いね」


友達の五十嵐が言った


「そんなん作り話やろ」


松原が軽くあしらったように言う


「しかし、これが本当だから怖いんだよ」


山田が松原に言った


「マジでぇ、そいつはおっかねぇ」


「まぁそれでも色々と頑張ったんだよ、これがまた色々とあったけど、、、」


俺が続けて話そうとしたら


「あ、やべっ!次講義あったんだ行かなきゃ」


五十嵐が急いで荷物をまとめていた


「あ!俺もじゃん」


松原も同じだった


「じゃあな、また聞かせてくれ」

「じゃあね、またあとで」


五十嵐と松原は急いで教室に向かった、残った俺と山田で話していた


「しかし、お前は本当に凄いよな」


「何が?」


「いや、なんだかんだ言って終わらなかったんだから」


「まぁね」


俺と山田で思い出話をしていると


「お、山田くーん!発見!!」


山田をうしろから抱きついた


「うおっ!!臼井!」


臼井さんだった


「おや?計都くん、おつおつ」


「おつかれ、臼井さん」


臼井さんは昔とキャラが変わりなんともまぁ凄く元気な子になった


「もう、『さん』付けはいいから」


「いや、こっちの方が慣れてるから」


「計都くんらしい」


臼井さんはニヤニヤしながら言った


「ところで臼井はもう今日は終わったのか?」


「終了しました〜」


臼井さんは山田に敬礼して言った


「んじゃあ帰るか、計都はどうする?」


「俺はまだいるよ」


「そっか、じゃあまたな」


「ああ」


「バイバイ〜、計都くん」


山田と臼井さんは手を組んで帰っていった

僕は一人食堂に残っていた

周りはご飯を食べている人や普通に話している人がいた


「幸せだな、この時間が」


俺は立ち上がり食堂を出た


「春華ちゃんは今はどうしてるかな」


ポケットから1枚の紙を取り出した

そこには


『計都君へ』


と書かれていた

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