強いですね。彼女は。
しかし音を出す以上、その可聴範囲にいる人間がその出音に対してどう感じるか、どう反射するか、それによって受ける影響は、甘んじて受け入れないといけませよね。
だけど、それが彼女の強さで、本気で目指す若い魂があってこその言葉。主人公には目眩がする程、眩しく見える。心を動かされる程に。
疲れている時こそ、響くものもあるんですね。
恐らくまたあの道を通ってしまう主人公に乾杯。
作者からの返信
お返事遅くなりましてすみません。
少女はまだ女子高生ですので、彼女の選択や行動すべてが正しいとは限らない。という感覚で書かせて頂きました。彼女のどこまでを許容し、どこからを意見するかは人によりけりで、それでいいのかなと思っています。
粗削りな輝きが描けていればよいのですが。
夢を諦めてしまったサラリーマンと、今まさに夢を追い掛けている少女との対比が、素晴らしくて胸を焼くようでした。
どうして夢を追い掛けるのか、そうすることが出来るのかを語る少女の言葉が、一つ一つ強く響いてきます。
ラストシーンで、少女に何も言わずに立ち去るのが、なんだかぐっときました。
最後に、大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!