第3話
太陽系第三惑星”地球”。
この星はどうにも私が思っていたよりも変わっているらしい。考えてみればリス君に腕は五本も無かったような気もするし、ドラゴンだって……いやぁ? ドラゴンはいた気がするな、多分。なんとかドラゴンってガイドブックで見た気がする。顔つきも似ていた。でもまあ些細なことだな。宇宙にはもっと変わった星がごまんとある。実際は、”ごまん”所じゃ無いけどね。ハハハ。ところで、件の中年太りの超小男をめためたに叩きのめして懲らしめた後、助けた美女が私に抱きついてきて何か言うんだ。てっきり一番”熱さ”を感じたアメリカにやって来たと思っていたんだが、どうにもここはアメリカとは違うらしい。一生懸命Englishを勉強したのに無駄になってしまった。どう? 今の発音、完璧だろう? ハハハ。で、その娘は私をどこかに案内したいと言う感じだったので取りあえずついて行くことにしたんだ。
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