第94話 ドラゴン退治①

「きゃああああ!」


 大森林を一人のエルフが走る。

 彼女は逃げていた。その怪物から。

 仲間は全員食われた。残るは……彼女一人だけ。

「嫌、いや……イヤ!」

 一人残されたエルフは、大森林の中をあてもなく走る。逃げ場などないのに。

「ひっ!」

 いつの間にか先回りしていた怪物が、エルフの目の前に現れた。

「やめて!来ないで!いや!やめ……ぎぇ」

 怪物はエルフに食らいつく。無数に生えた鋭い牙がエルフの全身を貫いた。

 周囲に血が飛び散る。

「ぎゃあ……ぐえ……」

 エルフは悲鳴とも言えない声を出し、絶命した。

 怪物は動かなくなったエルフの体を丸呑みにする。

「ゲフ……」


 大勢のエルフを捕食し、満足した『元』主は、そのまま大森林の奥へと消えた。


***


―――安藤が吸血鬼の元に呼ばれる少し前―――


 吸血鬼に囚われている者達の一部が、朝早くから外に集められていた。


 彼らの前方には、女性型の魔物が立っている。

 その魔物は美しく、ほとんど人と変わらないような外見をしていた。しかし、一点だけ人と大きく違う部分がある。

 それは羽。その魔物には、背中から白く大きな二つの羽が生えていた。

「今日は貴様らに、特別な任務を言い渡す」

 羽の生えた魔物が、集められた者達に大声で叫ぶ。


「貴様らには、今からある魔物を殺してもらう」


 魔物の言葉に、集められた者達はざわつく。

 当然だ。何のための招集か全く説明のないまま、いきなり「怪物を殺せ」と言われれば誰だって動揺するだろう。

「静かにしろ!」

 羽の生えた魔物が叫ぶと、ざわつきはピタリと止んだ。


「貴様らがこれから殺しに行くのは……ブルー・ドラゴンだ!」


 魔物に詳しくない者は、その名前を聞いてもポカンとしている。

 しかし、魔物に詳しい者の顔からは一気に血の気が引いた。


「待ってください!」

 眼鏡を掛けた女性が手を上げる。

「ブ、ブルー・ドラゴンを私達だけで?」

「そうだ」

「む、無理です!そんなの!」

 眼鏡を掛けた女性は首を大きく横に振った。しかし、羽の生えた魔物は冷徹に言う。

「やるんだ」

「で、出来ませ……」

「なら、こうだ」

 羽の生えた魔物の指から光が走った。その光は、眼鏡を掛けた女性の頬を横切る。 

 眼鏡を掛けた女性の頬からツーと血が流れた。

「あっ……あっ……」

「やらないのなら、此処で殺す」

 眼鏡を掛けた女性は、腰を抜かし、ガクリと首を落とした。

 羽の生えた魔物は、集めた全員に問う。

「他に文句のある奴は居るか?」

 手を上げる者は、もう誰も居なかった。

 羽の生えた魔物は、ひと際大きな声で叫ぶ。


「お前達は五人一組となり、大森林を捜索。協力してブルー・ドラゴンを殺せ。安心しろ。武器は、それぞれが望むものを与えてやる」


 羽の生えた魔物は、最後にこう言った。

「それと、ブルー・ドラゴンを殺す事が出来たチームには褒美がある。楽しみにしていろ」


***


「ドラゴン退治か……」


 番号九九八八番、アンド・ユウカが呟く。

「なんで私達がこんな事を……」

 番号八八六二番、ミート・バールは、ため息を漏らした。

「大森林は、吸血鬼が支配してるんじゃなかったのかよ……」

 ミートの疑問にアンドが答える。

「支配してるって言っても、大森林に居る全部の魔物が吸血鬼に従ってるわけじゃないだろうからね」

 アンドは、人差し指をクルクルと回した。


「吸血鬼の支配に反発してる魔物だって居るだろうし、知能が低い魔物はそもそも吸血鬼が大森林を支配している事すら知らないかもしれない」


「ケッ、面倒くさいな……」

 ミートは「はぁ」とまたしてもため息を漏らす。

「ブルー・ドラゴン……ブルー・ドラゴン……」

 アンドとミートが話している先で、ブルブルと震えている女性が居た。 

 番号八八六二番、リタ・ファング。

 先程、羽の生えた魔物に物申していた眼鏡を掛けた女性だ。


「大丈夫?」

 アンドは震えるリタに声を掛ける。

「そんなに怖がらなくて大丈夫だよ」

「いい加減な事、言わないで!」

 リタは大声で叫ぶ。叫んだ後、すぐにリタは「ハッ」とした。

「……ごめんなさい」

「いいよ。気にしてないから」

 アンドはニコリと笑う。


 すると、ミートがリタに尋ねた。

「ねぇ、あんた。ブルー・ドラゴンって知ってるの?私はよく知らないんだよね。特徴とか教えてくれると助かる」

「ええ……」

 リタは頷く。

「私は仕事でドラゴンの研究をしてたんだけど……ブルー・ドラゴンはとても危険なドラゴンとして有名なの」


 ブルー・ドラゴン。

 体高約三メートル。体長は七メートルを超える中型のドラゴン。

 羽は無く、通常のドラゴンのように空を飛ぶ事は出来ないが、その体は固い鱗に覆われている上、巨体に似合わぬ素早い動きが出来る。


 そして最も特徴的なのが、口から吐き出す酸による攻撃。


 ブルー・ドラゴンが吐き出す液体は、『この世界で最も強い酸』とされており、金でさえも一瞬で溶解させてしまう。


「ドラゴンはおとなしい種類も沢山いるけど、凶暴な種類も居る。ブルー・ドラゴンは凶暴で人間を餌としてしか見ない」

「調教したり、言う事を聞かせたりする事は無理って事か……」

「ええ……そうよ」

 リタは頷く。

「そして、ブルー・ドラゴンは、あまりに凶暴だから資料がほとんど無いの」

「ん?どういう事?」


「目撃したり、遭遇した人間の多くが死んでるから、誰もその生態を詳しく研究する事が出来てないの」


「―――ッ!」

 ミートは思わず目を大きくする。

 リタは、またしても震えだした。 

「私、怖くて……怖くて……」

「ありがとう。教えてくれて」

 アンドは、リタに礼を言う。

「怖かったね。でも安心して、私が居るから」

「……貴方が?」 

「うん……見てて」

 アンドは支給された剣を鞘から抜くと、大木に向かって振った。 


 真っ二つとなった大木は、音を立て倒れる。


「……す……凄い……」

 アンドの剣捌きを見たリタは、息を呑む。

「貴方……剣士なの?」

「ええ。此処に連れて来られる前は、冒険者をしていたんだ」

 アンドは、剣を鞘に戻した。

「見ての通り、私は強いんだ。だから、安心して。そんなドラゴンすぐに倒してあげるから」

 リタは、すがるような視線をアンドに向ける。

「本当?本当に大丈夫なの?」

「任せて!」

 アンドは満面の笑みを浮かべる。その笑顔にリタは少しだけ表情を緩めた。


「ところで……さ」

 落ち着きを取り戻したリタと笑顔のアンドにミートが耳打ちする。

「あの二人、どうする?」

 ミートの視線の先には大柄な女性と、小柄な女性が居た。

「……」

「……」

 二人の女性は、黙ったまま互いに目を合わせようとしない。


「あの二人、今にも殺し合いをしそうで怖いんだけど……」


 ミートの言うように、二人の間には、明確な殺気が渦巻いている。

 まるで限界まで膨らんだ風船だ。いつ破裂してもおかしくない。

「私が行くよ」

 アンドは迷わず二人の元に行く。

「すげえなあいつ。あの空気の二人に話し掛けるなんて、私には絶対無理だ」

「私も……」

 ミートとリタは顔を見合わせ、頷き合った。


「ねえ、二人とも大丈夫?」

 リタにしたのと同じように、アンドは二人に声を掛ける。

「……」

「……」

 二人は無言のまま何も言わない。しかし、アンドは気にせず声を掛け続ける。

「檻の中で二人の姿は見た事あるけど、直接話した事はなかったよね」

「……」

「……」

「ああ、ごめん!自己紹介がまだだったね。私の名前は『アンド・ユウカ』。よろしくね!」

「「……アンド・ユウカ?」」

 大柄な女性と小柄な女性が、ピクリと反応した。

「名前……似てるな」

「お名前……似てますね」

「えっ?何が?」

 首を傾げるアンドに、小柄な女性が尋ねる。


「アンドウ・ユウトという男性をご存じですか?」


 小柄な女性は、真剣な目でアンドに尋ねた。

 大柄な女性も腕を組みながらアンドを見ている。


「アンドウ・ユウト?いや、知らないけど……」


 心当たりのないアンドは、首を横に振る。

「……そうですか」

「なんだ。無関係かよ」

 小柄な女性と大柄な女性は、同時に「フウ」と息を吐いた。

「ねぇ、ねぇ。二人の名前も教えてよ!」

 アンドは、さらに距離を詰める。

「私は名前を教えたんだから、二人の名前も教えてよ。良いでしょ?」

 小柄な女性と大柄な女性は、しぶしぶと言った様子で自分の名前を口にした。


「……アイビー・フラワーです」

「……ハナビシ・フルールだ」


「アイビーさんに、ハナビシさんだね。覚えたよ」

 アンドは自分の頭をトントンと叩く。

「それにしても、アンドウ・ユウトか……なんだか、私の名前に似てるね。その男性がどうかした?」

「……いえ、別に」

 アイビーは顔を伏せる。その耳がほんの少し紅くなっている事にアンドは気付いた。


「もしかして、君の好きな人?」


「―――ッ!」

 アイビーはビクリと体を震わせ、アンドを見た。

「……はい、そうです」

「へぇ!」

 アンドは、思わず笑顔になる。

「どんな人?」

「……とても、優しい人です」

 顔を紅くしながら、アイビーは言った。

「アンドウ君は心が強くて、凄く勇気のある人です。自分の命も顧みず、私を助けてくれたんです」

 アイビーの顔は、ますます紅くなる。

「自分の命も顧みず……凄い人だね」

「そうです。アンドウ君は凄いんです!」

 アイビーは、何度も首を縦に振る。

「そのアンドウさんとは、付き合ってるの?」

「いえ、まだです」

 アイビーは、今度は首を横に振った。


「だけど、私はいつか絶対、アンドウ君の恋人になります!」


 アイビーは、力強く両手を握る。

「そう」

 アンドが「頑張ってね」と言い掛けたその時。


「ふざけんなよ。チビ」


 低く冷たい声で、ハナビシが言った。

「何が『私はいつか絶対、アンドウ君の恋人になります!』だ。調子に乗んなチビ」

 ハナビシは自分を指さす。


「アンドウと付き合うのは私だ。お前じゃない。引っ込んでろ」


 ハナビシの言葉を聞いたアイビーは短く沈黙した後、口を開く。

「……引っ込むのはそっちです」

「あっ?」

「貴方はアンドウ君に相応しくない。アンドウ君に相応しいのは私です」

 アイビーは殺意の籠る目で、ハナビシを見る。


「アンドウ君は、私が守ります。ずっと、ずっと……ずっうううと、死ぬまで、私がアンドウ君を守るんです」


「……やっぱり、死にたいらしいな。チビ」

 ハナビシからも、アイビーに劣らない殺気が漏れ出す。

「前は、アンドウに免じて許してやったが、私はいつでもお前を殺せるんだぜ?」

「その言葉、そっくりお返しします」

 アイビーは、下からハナビシを睨むように見上げた。

「そうか……分かった。望み通り、殺してやるよ」


 ハナビシは拳を握った。

 アイビーはスッと構える。


「ストップ!ストオオオプ!」

 アイビーとハナビシの間にアンドが割り込んだ。アンドは両手を大きく広げる。

「退け!」

「退いてください!」

「退かないよ!」

 二人はアンドに退くように言うが、アンドは頑として退こうとしない。


「もし、戦いたいのなら……私を殺してからにして!」


「「―――ッッ!!!」」

 アンドは本気だ。その姿を見て、二人は動きを止める。

 争いを止めようとするアンドの姿に、アイビーとハナビシはある人物を重ね合わせた。

「アンドウ……」

「アンドウ君……」

 それはまさに以前、二人の争いを止めた安藤優斗そのものだった。


「アイビーさんとハナビシさんの仲がどうして、そんなに悪いのか理由が分かったよ。二人は、そのアンドウ・ユウトさんを取り合っていたんだね?」

 アンドは頷く。


「二人の気持ちはよく分かるよ。私も好きな人を親友と取り合ったから……」


 アンドの告白に、その場に居た全員が目を大きくする。

「以前、私が所属していた冒険者グループーのリーダー。私は彼に恋をしていた。でも、同じ冒険者グループに所属していた私の親友も彼に恋をしてたんだ」

 アンドは、遠くを見るような目で昔を語る。


「私と親友は彼の事で大喧嘩になった。それが原因で他のメンバーとも気まずくなって、グループ内がギクシャクしちゃってね。連携が上手く行かない事が増えた」


 皆が黙って、アンドを見る。

「そのまま、グループを解散してれば良かったんだろうけど、私はどうしてもリーダーと離れたくなかった。親友も同じ。もし、グループを解散したら、リーダーと会えなくなる。それだけは、どうしても嫌だった」

 結局、アンドのグループは解散せず、そのまま冒険者として活動を続けた。

「だけど、一度崩れた関係が修復する事は無かった。連携はますます上手く行かなくなったの。そして、事件が起きた」


 ある日、アンドのグループは強大な魔物と遭遇した。

 普段なら、苦戦しながらもなんとか倒す事が出来る相手だったが、それはグループの連携が上手く機能していた場合の話。


 連携の取れないアンドのグループはあっという間に瓦解。

 アンドを除く全ての仲間が死んだ。


「私が好きだったリーダーも、彼を取り合った親友も、他のメンバーも皆死んだ。私は凄く後悔した。その後、私は魔物に攫われて此処に来たの」

 アイビーもハナビシも、アンドの話をじっと聞いている。

「お願い二人とも。そのアンドウって人の事で争うなとは言わない。だけど、今は協力して欲しい。でなきゃ、皆死んじゃう」

 アンドは真剣な目で、アイビーとハナビシを見る。


「死んじゃったら、もうアンドウさんに会えなくなるよ?それでも良いの?」


「……」

「……」

 アイビーもハナビシも沈黙する。

「チッ!……分かったよ」

 最初に口を開いたのはハナビシだった。

 ハナビシは握っていた拳を開き、頭をガシガシ掻く。


「おい、チビ!一時休戦だ」


 ハナビシはアイビーに言う。

「こいつの言う通り、死んだらアンドウに会えなくなる。それはごめんだ。お前もそうだろう?」

「……分かりました」

 ハナビシと同じく、アイビーも戦闘態勢を解く。

「ありがとう。二人とも」

 アンドは笑う。

 その様子を見ていたミートとリタも「ほっ」と息を付いた。


 ハナビシは「フン」と鼻を鳴らし、アンドに言う。

「いいか!あくまでも『今』だけだ。私はいずれ、そのチビと決着をつけるからな!」

「うん。それで良いと思う。だけど二人には暴力じゃなくて、話し合いで争って欲しいな?」

 アンドは笑みを深める。


「私と親友はお互いに気持ちをぶつけるばかりで、ろくに話合いをしなかった。だけど、それは間違いだった。私達はもっと話し合うべきだったんだ。どんなに時間が掛かっても……何時間でも、何日掛けても私達は話し合うべきだったんだ」


 アンドは哀しそうな顔をする。

「だからさ、二人も話し合ってよ。何日でもさ。時間はあるんだから」

「……チッ!」

「……」

 ハナビシもアイビーも肯定しない。しかし、否定もしなかった。

 

 今はそれで良いとアンドは思う。

 人の恋愛に口を挟むなど、本当ならしない方が良いのだろう。

 だが、殺し合いをしようとする二人を放っておくことなど出来ない。ブルー・ドラゴンを倒したら二人とじっくり話し合おう。

 そして、何とか二人が殺し合わない道を目指す事にしよう。


 それにしても、こんな美人ふたりが殺し合いをする程虜となるアンドウ・ユウトとはいかなる人物なのか。

 自分と名前が似ているその人に、ちょっと会ってみたいとアンドは思った。


「よし!」

 アンドは、右手を高く掲げる。

「皆で協力してブルー・ドラゴンを倒そう!何がなんでも、全員で生きて帰……」

 

 バグッ。


「痛ッッ!?」

 突然、アンドの右腕に凄まじい痛みが走った。

 アンドは自分の右腕に目を向ける。

「えっ?」

 一瞬、自分の身に何が起きたのかアンドには理解出来なかった。


 アンドの右腕は、肘から上が完全に消えていた。


 アンドは目を大きく見開く。アンドだけではない。

 ミートもリタもアイビーもハナビシも、アンドの消えた右腕を見て、呆然としている。

「あああああ!」

 腕の切断部分から大量の血が流れる。アンドは腕の切断面を抑えながら上を見た。

 巨大な魔物が


 ブルー・ドラゴン。

 標的である巨大な魔物は、突如としてアンド達の前に現れた。


「くうう!」

 アンドは残った左手で剣を鞘から抜くと、それをブルー・ドラゴンに向けた。

 だが、ブルー・ドラゴンは前足を振り、アンドの左手から剣を弾き飛ばす。

 弾かれたアンドの剣は、遠くの草むらに消えた。

「くっ!」

 アンドは飛ばされた剣を拾おうとする。

 しかし、背を向けたアンドの胴体にブルー・ドラゴンが噛みついた。

 ブルー・ドラゴンの無数の牙が、アンドの全身を貫く。


「きゃああああ!」


 アンドは、悲痛な声を上げた。

「痛い!痛い!痛い!やめて!離して!痛い!痛い!離して!いやあああああ!」

 ブルー・ドラゴンはアンドに噛みついたまま、首を左右に激しく振った。

 周囲にアンドの血がまき散らされる。

「いやああ!ぎゃあああ!だ、誰か助けて!痛いイイイ!」

 アンドは皆に左手を伸ばす。だが、誰もアンドを助けようとしない。

 あまりの衝撃に誰も動けなかった。


「いやだ、死にたくない!死にたくない!嫌、いや、誰か……ぶっはっ!」


 アンドは口から大量の血を吐くと、動かなくなった。

 ブルー・ドラゴンは、動かなくなったアンドをゴクリと飲み込んだ。


「グルルルルルルル」


 ブルー・ドラゴンは獲物を平らげると、低いうなり声を上げながら、に狙いを定めた。

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