《[登場人物紹介③ (精霊騎士団 その1)]》

☆ルードヴェキラ 20歳 身長165cm


<見た目>

 グレーのロングヘアー。ツーサイドヘアーや黒いリボンなどで着飾っている。

 王族の人間の証である特殊な騎士鎧の下に王族のドレスを着用。胸当てには精霊騎士団団長の証のマークが刻まれている。


<性格>

 何事に対しても生真面目で風紀的。礼儀に欠けていたり、あまりにも目に余る行動を目の当たりにした際には強く叱責する一面がある。責任感がとても強く、配下である騎士団がミスを犯した際には”自身の監督不届き”と責任を負うなど、仲間意識も強く持っている。


 ……と、ここまで聞けば礼儀正しく真面目な少女。

 だが、本来の性格は人懐っこく、旅行などが大好きなおてんば娘。精霊騎士団のメンバーも自分の家族のように大切にしている一面もある。


 実際はこのような人間だが、騎士団長としての職務はしっかりこなし、王都の危機には即座に動くなど、何事に対しても真面目に取り組める少女なのである。


<経歴>

 フルネームは【ルードヴェキラ・ファルザローブ】。

 ファルザローブ王都の王族の娘でありながら、魔法世界クロヌス全域の守護を務めてきた”精霊騎士団”の団長でもある。


 普段は身分を隠し、観光好きな少女”ルゥ”として世界各国を調査して回っている。騎士団長だというのに特定の状況下でしか動けない事に歯痒さを感じているのか、自身の力不足を強く感じている節がある。


 兄がいるようであるが、その人物の事を強く意識しているようである。


 ここ最近、クロヌスで起き続けている謎の異変を誰よりも最前線で調査を行っている……世界のトップである組織のリーダーとして、彼女は日々、外の世界を回る。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


★エーデルワイス 28歳 身長183cm


<見た目>

 グレーの髪を後ろで結っており、年齢の割には好青年の面影を残す。

 精霊騎士団の所属ではないため精霊騎士団専用の鎧は身に纏っていない代わりに、ルードヴェキラ同様に王族のみが着用することが許される鎧を身に纏う。


<性格>

 とても大人しく礼儀正しい。ルードヴェキラ同様に風紀的で生真面目な一面があるがコチラは力強く叱責することはなく優しく指摘する。王都の来客に対しては快く出迎えるが、王都および王族に害する者へ対しては度々冷酷な一面を見せる。


<経歴>

 フルネームは【エーデルワイス・レッドクレーン】。

 彼は”精霊騎士団の所属ではない”が、精霊騎士団及びその他配下の騎士団の全面指揮を許されている”特命権限”を持ち、王都に存在する学園施設の管理も任されている青年騎士。精霊騎士団団長であるルードヴェキラの従者である。


 普段は世界各国を回るルードヴェキラに付き従い、王都に戻った際には精霊騎士団の活動内容の確認や今後の活動内容の指揮などをルードヴェキラと共に行っている。


 王都、そしてファルザローブ王家へ深い忠誠心を抱いている。中でも主人であるルードヴェキラに対してはその身を捧げる所存であると口にしている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


☆クレマーティ 30歳 184cm


<見た目>

 赤みの混じった茶色の髪をソフトモヒカンで纏めている。エーデルワイスに並ぶ好青年と評判であり、こちらは彼とは逆に”厳しさのある”表情が特徴的。

 精霊騎士団の所属を意味する騎士鎧と、”雷の精霊の力を受け継いだ騎士”の証が刻まれた籠手を身に着けている。


<性格>

 フルネームは【クレマーティ・ワグテイル】。

 上記の通り、比較的大人しく優しさのあるエーデルワイスと比べて、こちらは些細なミスにも強く指摘し、精霊騎士団及び王都において今後のためにもならない行いを見た際には”騎士団長であろうと叱責する”一面がある騎士。精霊騎士団の中では現地点で最年長である。


 ルードヴェキラが不在の際の精霊騎士団の指揮を任されている。一癖も二癖もある今の代の精霊騎士団に強く頭を痛めているようである。

 

 現在の騎士団長・ルードヴェキラの事をよく思っていない。先代の騎士団長であったという、ルードヴェキラの兄”グラジオラス”の事を強く崇拝している様である。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る