《[登場人物紹介④ (精霊騎士団 その2)]》

☆サイネリア 22歳 身長168cm


<見た目>

 藍色のサイドテールを”ルードヴェキラと同じ”黒いリボンで着飾っている。

 精霊騎士団所属を意味する騎士鎧を身に纏い、”炎の精霊の力を受け継いだ騎士”の証が刻まれた胸当てをつける。騎士鎧の下の衣服はあまり洗濯されていないのかボロボロに見えるような気がする。


<性格>

 現在の精霊騎士団きっての問題児の一人であり、面倒くさがり屋で粗暴。その上、突然行動に乗り出した際は計画性も全くなく後先考えずに突っ走るなど、とても”騎士”とは思えない奴だと言われている。

 しかし、その一方で”王都の騎士やエージェント達”などを侮辱するような行動を見せた輩には激昂する一面を見せる。団長であるルードヴェキラの心の支えになっていたりなど、仲間意識があるのかどうか謎が多い人物。 


<経歴>

 フルネームは【サイネリア・グリフォンライト】。

 本人の話によれば、幼い頃は貧民街暮らしであり、思春期には王都の学園で勉学を学びつつ、規律違反である”無許可での銭稼ぎ(要はバイト)”を度々行っていたようである。ルードヴェキラとは学園の頃からの付き合いかと思われる。

 ルードヴェキラ本人からの推薦により、炎の精霊の力を受け継いだ”精霊騎士”へと任命されたが、本人はその事情を強く後悔しているような素振りを見せている。


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☆ホウセン 27歳 182cm


<見た目>

 突っ張った黒い長髪の髪の毛を一つに結っている。

 精霊騎士団の騎士鎧は身に纏わず、一部防具のみを身に着け、その防具の下には特徴的な紋章が描かれた”着物のような和服”を身に纏う。”鋼の精霊の力を受け継いだ騎士”の証が刻まれた籠手を身に着ける。一目見れば侍という印象が強い。


<性格>

 精霊騎士団の中でもきっての自由家であり、仕事中である昼間も休憩と口ずさんでお酒を口にしたり、王都で問題を起こした犯人に対して趣味である喧嘩を促す一面を見せるなど、その奔放ぶりは枷というものが存在しない。

 精霊騎士団の特効野郎と言われており、切り込み隊長としても有名である。



<経歴>

 精霊騎士団への入隊は、先代の鋼の騎士からの懇願及び、その他数名による推薦により選ばれた。上記の通り普段は、なぁなぁと街をフラついている自由な人間であるが、推薦されるほどにその実力はかなり高く、腕力と剣技もかなり磨かれており、絶対防御を貫いていたスカルの体にヒビを入れたほどである。


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☆フリジオ 20歳 身長172cm


<見た目>

 綺麗に整えられた黒い長髪のストレートヘアー。髪の毛の先端は真緑に感光し、カールがかけられたように跳ねている。一見すれば女性と間違える程に美形。

 精霊騎士団のみが着用することを許される騎士鎧は身に纏わず、”フリジオの家系のみが着用している鎧”を身に纏い、その上に精霊騎士団の鎧の一部の防具を身に纏っている。胸当てには”風の精霊の力を受け継いだ騎士”の証が刻まれる。


<性格>

 精霊騎士団の問題児第二号。自分勝手であるゆえに策略家、自身の利益のために独断で行動を続けるなど、サイネリアとは別の意味で警戒されている人物。

 自他ともに認める腹黒であり、とても”人間らしい”一面を持ち合わせている。


<経歴>

 フルネームは【フリジオ・バロットウェノム】。

 ”世界を恐怖に陥れた魔物達を成敗した一族”の末裔であり、本人もその戦士に相応しい”英雄”としての証を得るために”功績”を得ようと、最強の魔物を求め彷徨う。

 かつて世界に名を刻んだ伝説の半魔族ヴラッドの娘であるアタリスに目をつけ、以降は彼女をつきまとうようになる。


 上記の通り問題児とされているが、彼自身の実力は本物であり、精霊騎士になるに相応しい”功績”もしっかりと記録されている。

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