2-4  一攫千金と不運なドクロマーク④


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 ----その後、書庫を出たラチェット達は三人で協力して出口を目指すことに。

 はスカルが先陣を切って確認する。罠が作動すれば、それをラチェットとコーテナがそれぞれ破壊する。


 同じ過ちを繰り返さないよう床には入念に視線を送る。天井からもトラップが作動しないかと注意をしっかり向ける。


 警戒を重要視し、歩み続けること数分。爆撃の音を聞きつけたツアースタッフが数名こちらに駆けつけてきた。その後、爆弾の事は言い訳しつつもスタッフの指示に従って外へ。


 ----回収した数冊の魔導書をツアースタッフに渡す。

 その本が魔導書かどうかの鑑定が始まる。お宝が発見されたと聞いて、他のツアー参加者も目を丸くして鑑定状況を眺めていた。


 ----鑑定の結果。魔導書だった。本物の魔導書である。

 発見された魔導書は全て既に発見されているタイプの魔導書だったようだがそれなりの額になった。三人は見事、結構な資金をゲットすることに成功したのだ。


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「やったね! とりあえず、これだけのお金があれば」

「コーテナっ。その話も大事だが今はッ……!!」

 手取りで報酬金をもらう。直後、ラチェットはコーテナの手を引いて走り出す。

「確かに辛いことも多かった! でもブチまけた話、俺には長い経験とキャリアってのがあってねェ~……大したことはなかったな! だがよォお前たち! 何というか頼りがいがあるというか~? ちょっと目を見張るものがあったというか……って、アレェエエ……?」

 経験とキャリアは同じ意味だ。そんなツッコミが来るかと思いきやどうだ。


 ……スカルが視線を向けたころにはすでにラチェット達の姿は見えなかった。

 目的の金を手に入れたということでもう用もない。トンズラした後であった----



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「ふぃー、疲れたぁ~……」

 スカルは学者達からの質問責めで動ける状況じゃないだろう。

 その隙に二人は宿屋に向かって荷物をまとめる。そして資金の一部を宿泊金と称して宿長達に渡し、しっかりとお礼を言ってから街を後にした。


 -----街を出てから数時間経過。

 かなり離れた地点まで逃げ切ったコーテナは疲労のあまりその場で座り込む。無理もない。

「だが、ここまで来れば大丈夫だろうヨ……あぁ腰いてぇえ~」

 街で休憩したのは十分程度。その後食糧など買い物巡りを数分で行うというハードスケジュール。育ち盛りの少女コーテナでさえも体にくるフルマラソンであった。

 ブラック企業にに一年ほど働いていたラチェットも勿論応えた。二人ともヤンキー座りで平原の真ん中にて息を吐く。

「ようやくスタートラインに立ったってことだナァ……これからようやく俺達の冒険の始まり始まり! 幸せをと求めて出発進行ってところだ」

「でもこれからどこに向かうの?」

「うぐっ!」

 その質問をされた途端、ラチェットは黙ってしまう。

「……そういえば次の目的地を決めてなかった」

 この旅の目的など元よりノープラン。とにかく行き当たり次第。

 何故、この世界にやって来たのか。というラチェットの謎を探るのもメインであるものの明確なプランは立てていない。

「まいったナァ。マジでどうするかナァ……路頭に迷っちまった……」

 ラチェットは頭を掻きむしって困り果てていた。

 目元を隠している仮面をつけていようとも、苦虫を噛み潰すような口元が見えるだけで彼が困り果てている表情を浮かべていることは明白であった。

「大丈夫! 君のしたいようについていくよ!」

 両手をぐっとしてコーテナはポジティブな言葉をかけてくれる。

「きっとどうにかなるよ! ラチェットなら!」

「そのフォローは素直に喜ぶべきなのかネェ……でもちょっと勇気出た。その優しさに『ありがとう』って言いたくもなったヨ。明るい言葉ってのは大事だナ……」

 ヤケクソのフォローほど心細いモノはない。しかし今はそんなの関係なしに元気が出る。空回りでも元気づけてもらう方が幾分マシだ。

「ここで止まっていても仕方ネェ。とにかく進むか……ん?」

 そよ風。頬をくすぐる風に二人は立ち止まる。

「どしたの?」

「いや、なんか妙な音が聞こえてくるというか……なんか迫ってるというか」

 何か聞こえる。そよ風に乗って妙な音が響いている。


「おおーーーーーいッ!!」

 声?誰かが呼んでいるような声?

 声だけじゃない。何かがこちらに迫ってくるようなも聞こえる。

「「……まさか」」

 嫌な予感がした二人はその場で一緒にふり返った。


「待ちやがれってばよォオオーッ!! 逃ぃがすかよってのォオオッ!!」

 ----もうなんとなく予想が出来ていたから感情的になりそうだった。

「ゲゲェエエーーッ! もう追いついてきやがった!!」

 後ろから迫っていたのはもしかしなくとも何でも屋スカルだった。追いついてくるのにはあまりに早いのではないかと思ったがその理由がすぐにわかる。


 彼の呼び声と同時に聞こえたこの独特な機械の駆動音で。

 ラチェットはの正体に視線を向ける。


 ----鋼鉄の車体ボディ

 何処か迷彩を意識させる緑色のボディにボッコボコの巨大ゴムタイヤ。

 

「チクショォオオッ!! ”車持ち”かよォオオーーーーッ!!」

 なんという事だ。あのスカルも車を持っていた。

 ラチェットの世界でいう70~90年代を思わせる骨董品アンティークなクラシックカーが多かったが……彼が乗っているのは砂漠や山で大活躍する超巨大なバギーカーだ。耳障りなエンジンの駆動音とタイヤの軋む音が迫ってくる。

「逃げるぞコーテナッ! バギーならそこまで早くはッ……」

 何としてでも逃げ切る。こんなところで捕まってたまるかと必死に走り出す。

「逃がさないって言ってるだろ~?」

 バギーはバギーでもフルスピードの車だ、人間の脚力が勝てるわけがない。

 そもそもバギーとは思えないスピードだった。再び逃げ出そうとしたラチェットとコーテナに回り込み、スカルのバギーは急停止する。

「見た目のわりになんてハイテクなスピードッ……おいっ! 助けたお礼に何時間か待ってくれるって約束だったじゃねーのかヨォ!?」

「ラチェット。それがもう何時間か経っているみたいで……」

「うぐっ……だとしても一日くらい待ってくれる気概があってもいいような……」

 悔しそうに片手を閉じて唸るラチェット。こういう焦っているときに限って時間というものは早く動くものなのか。歯ぎしりが止まらなかった。

「捕まるわけにはいかねぇ! 来るなら来い! オラァッ!!」

「まぁ待てって! ちょっと俺の話を聞こうぜ~、坊主たち~?」

 スカルはバギーから飛び降り、日光から目を守るためのサングラスを取る。疲労しながらも臨戦態勢を取り始めた二人の元へと近寄っていく。

「……コーテナ」

「分かってる。一応準備はしてる」

 コーテナは魔法の準備、ラチェットはアクロケミスへと手を伸ばす。

 せっかくスタートラインに立ったのだ。全てのチャンスを水の泡となって消してたまるかと最後の足掻きを見せつけようとする。

「そう身構えんな。ほらっ、何もしねーよ」

 スカルは両腕を広げて、敵意はないと告げてきた。

「探検を共にした仲間だからさァ、こっちの都合に合わせてくれなんて言わないよナ~? お前にはお前の生活があるのと同じように、コッチにはコッチの生活ってもんがあるんだぞォ~?」

「そうだそうだ! もうボクは絶対に屋敷に戻らないから!!」

 妖しい真似はしないと言っておきながら何か怪しいことでも企んでいるんだろうと敵意を露わにし続ける。牙を見せて威嚇するその姿はまさしく犬そのものだった。

「まあ、確かにこっちの都合の話ではあるわなァ~?」

 スカルはジャケットのポケットに手を伸ばす。

(やっぱりッ! そういうつもりなら容赦はしネェ! なんとしてでも……!)

 そう悟ったラチェットとコーテナはすぐさま身構える。

 あの男、どれだけ頑丈な鈍器で殴られようがダメージは通らないが電流や熱などの感覚は伝わるのだ。それを意識すれば勝てる。

 何とか算段を見立てたい。ラチェットは平凡な脳をフルに活用し、向こうの出方を探り始めていた。



  ----するとどうだ。


「ほぉれぇ~」

 スカルはジャケットの内側から……

「……なんだ、そいつ?」

「よく聞け~?俺は今から何でも屋として二度としないであろう失態を侵すぜぇ……ほらよっ」

 今から失態を侵す。不穏な言葉を口にしたその直後だった。

「ビリビリビリリ……てなぁ~」

 スカルは手に取っていた紙切れをその場で破り捨てた。

 破り捨てた紙はそよ風に乗って広大な草原へと飛び去っていく。刹那、見えた紙きれの一部……何やらハンコやサインのようなものが見えた。契約書らしきものだ。

「今のは契約書だ。屋敷のおっさんとのな」

「「?」」

 二人は最初こそ首を傾げた。

「……たった今、俺は契約を独断で勝手に破棄した。これで俺がお前らをってわけだ」

「「!?」」

 二人は目を見開いた。スカルは仕事を放棄したというのだ。

「そんでもってよォ~。契約を破棄したところで今からお前らに提案だ!」

 屋敷の事はさっぱり忘れ、別の話へと切り替える。あの男との契約はそんなに重要じゃない……些細な問題だと片付けるかのように。


「お前ら! 一攫千金のビジネスとやらに興味はねぇか~!?」

「「……え?」」

 スカル真剣な眼差しで少年少女に問う。その言葉に対してラチェットとコーテナは二人揃って首をかしげる。

「つまりだ……お前らを! この【何でも屋スカルの相棒】として雇いたいワケよっ!進むべき試練を共に駆け抜ける仲間として勧誘したいのさッ!!」

 -----何でも屋の男から出てきた言葉は

「「!?!?」」

 驚きすぎた。二人は驚きすぎるあまりにその場でズッコケかけた。

 この男は仕事を放棄したどころか……『二人を何でも屋に勧誘する』とまで言ってきたじゃないか。


「安心しろ!しっかりとメシもご馳走するし、働き次第では褒美もやるぞォ~?まだそんなに大きくない事業ではあるけどよォ~……いずれは王都どころか、このクロヌス全域でその名を知らないビッグな事業にまで成長させるつもりだぜェ~!! お前らの仕事ぶりとコンビネーションは完璧だった。そこに俺のマネージメントが加わればもう敵なしって感じだぜ! 別に悪い話じゃないだろ!?」

「待て待て待て待て待てーーーーーッ!!」

 自分勝手に話が進んでいく。ツッコむ隙すらも与えないつもりだろうがそうはいかない。無理を承知でラチェットは彼の話に割り込んだ。例え失礼であろうとも。

「何なんだよオマエは!? 俺達を捕まえるとか言ったり、急に仲間にするとか言い出したりッ! どういう風の吹きまわしでそんな言葉が飛び出してっ!?」

「理由なら、ちゃ~んっと、ある!」

 向こうも会話の途中で割り込んできた。それくらいの無礼は許されるだろうとスカルも割り込んでまでラチェットの質問攻めを中断させる。


「……実はよ。お前達が泊まってた宿で話を聞いたんだよ。追いかける前にさ」

 スカルは聞いたのだという。

「……依頼主の村長の野郎、俺を屋敷に一歩たりとも入れようとしなかったんだよ。そんな最中で半魔族ディザストルへの仕打ちがどうとか妙な話を聞いたんだ。俺はその件について村長に直接、話をしようとしたんだが……誤魔化されたよ」

 を。あのを。

「何か隠してるような態度で怪しいとは思ってたんだよ。まぁ、俺は金さえ貰えればそれでいいし、仕事はすると思っていたが……お嬢ちゃんの反応を見るに、宿長さんが言ってたのは嘘じゃないみたいだな」

 ラチェットとコーテナは宿長に例の一件の事を伝えていた。

「相当ゲロ臭いコトしでかしてたみたいだな。あのオヤジはよ……!!」

 トレスタの友人である宿長もトレスタ本人からそれについて聞かされていた。故に直ぐに信用されたし、どのような待遇であろうと匿ってくれたのである。


 スカルは最初、宿『メタレカ』に向かい二人の足取りを掴もうとした。そこで宿長に『二人が何処へ行ったのか』と聞いた際に……真実を伝えてくれたのだろう。


「飯もまともに与えずにサンドバッグ代わりイジメをし続ける日々だァ~? おいおいおいッ! 聞いてみれば反吐が出るような話ばかり飛び出したじゃねぇかッ!! 久々だぜ! こんなに虫唾が走ったのはよォ!!」

 真実を知ったスカルは自身のバギー車を殴りつける。

 彼のバギー車は大きな紫のドクロマークがボンネットに飾られ、光り輝く日光に照らされていた。

「お嬢ちゃんが飯を恵んだ時のあの顔……相当な事を経験したんだと思う」

 全てを知った彼は……何でも屋の仕事よりも、己の意見を優先したのだ。


「依頼を実行したとなれば、嬢ちゃんを地獄に送るような真似をするってんだろ! そいつはちーーーっとばかり良心が痛むというか~! 後味悪いなって思ったんだよ~ッ!」

 何でも屋として依頼主を裏切るのは最大のタブーである。今後の信頼への最大の失点で汚点となるだろう。


「大人の男スカルは……お前達の味方になることを今、ココで決めたんだぜぇ!!」

 しかしスカルはそれを承知したうえで……

 二人の味方になることを、選んでくれたのだ。


「……本当、身勝手な大人だナ」

「お前ら行く当てあるのか~? ちなみにだが、ここしばらくは殺風景な平原地帯が続くぞ~? 次の街に着くには徒歩で何週間はかかるだろうなぁ……つらいだろうなぁぁ~? どうなんだい坊主よぉ~? そんな悪口吐いてる暇あるか~?」

「事情を分かったような口ぶりで……あぁないよ。行く当てない」

 正直に伝えるしかない。この先、暗中模索の旅になるであろうと正直に告げるしかなかった。

「……足、欲しくねぇか?」

 スカルはバギーを指さした。バギーには後部座席含めて五人は乗れる。

 更にバギーの後方にはそれなりの量の荷物も持ち運べるように荷台を連結してある。車に乗るとなれば、大荷物を背負って数時間歩くこともなくなる。

「……いい、んですか?」

「ブチまけた話よォ~。今日の冒険すっごく楽しかったんだぜ!!」

 コーテナの震えた問いに対し、胸を叩いてスカルは堂々と返答する。

「俺はこんなに楽しく一緒に冒険できるような奴らを探してたんだ! そんなワケだどうだ!? 俺と一緒に手を組んでっ! 幸せもデカイ夢も一緒に掴んでやろうぜ~!?」

 一緒に手を組もう。そして一攫千金の夢を掴みに冒険に出よう。それが死に物狂いで追いかけてきてくれたスカルの唯一の懇願であり、提案だった。


「……コーテナ」

 この男を信用していいものか。ラチェットは一度コーテナに視線を向ける。

「ラチェットぉ~……」

 コーテナは既に

 バギーの椅子を見つめながら涙目で彼に訴える。主人に餌をねだる子犬のような表情で必死に訴える。

「……礼儀を指摘する大人のお前は子供に嘘をつくようなクソみてーな無礼は働かねーナ?」

 傾く。ラチェットも天秤が勢いよく傾いてしまう。

 正直二人にとって、この提案は悪い話ではないからだ。最後の確認、屋敷とは完全に手を切ったかを確認する。その魂に嘘はないかと意思を試す。


「男に二言はねぇ!この何でも屋スカルはお前たちの味方をするぜ! 」

 スカルは胸を張って言い切った。

「……契約ぶった切った何でも屋のセリフなんて信用できねぇナ」

「いや面倒くさいな、お前!? どうすれば正解なワケ!?」

 この返答には何でも屋も呆れて声が出る。何を言えば信用してくれるのかと。


「……冗談だヨ。信じる!」

 直後に両手を広げラチェットも観念した。この熱量に。

「就職してやるヨ。お前の何でも屋とやらにナ……環境も良さそうだし、上司は善良で心強い兄貴って感じだしナ。賭けてやるぜ、お前のドライブってやつに」

「まじか!?」

 スカルはラチェットの両手を掴む。

「あぁ、大マジだ!!」

「よっしゃあ! これからよろしくな、相棒!!」

 面接も無し。たった二秒程度でラチェットは何でも屋に就職してしまった。世界を旅する何でも屋なんてちょっとファンタジーチックなうさん臭い職場に。


「改めて自己紹介と行くかァッ! 俺の名は【スカル】! いずれは世界一名前の知れた何でも屋になるビッグな男だ! 俺についてきてくれる暁には毎日遊んで暮らせるような豪邸にお前達を住ませてやると約束するぜ! よろしくなァ~!!」

「よろしくスカル! ボクはコーテナ!」

「元気な返事だぜ! こういう事業は笑顔とテンションが大事だからな!」

「「イエーーイッ!!」

 コーテナとスカルはその場でハイタッチをかました。もうすっかりマブダチだ。先ほどまで敵関係だった間柄は何処へ。

「ラチェットだ。よろしく頼むぜ。社長っ」

 コーテナの笑顔を見た途端、ラチェットはため息を漏らしながらも口元を緩めていた。自然と緊張感も抜けてフレンドリーに自己紹介も出来た。


「んじゃ! これから俺達三人は愉快な何でも屋だぜ! ほらっ、荷物は座席にでも放り込みなッ! 疲れてるんなら眠っててもいいぜ!」

「いーや、まだ起きとくっ。寝てる間に屋敷へ連れていかれたら嫌だしナ。まずは社長が本当に信用できるか見極めねーとナァ~?」

「かぁあーーッ! 部下になっても口が悪いガキだぜ! まっ、それくらいフレンドリーな方が気にいっちまうけどな!」

 そうは言いつつも特に不機嫌に思ってるようには見えなかった。ニヤついたラチェットは軽口を挟みながらも後部座席に座り込んだ。

「ねぇ~。そういえばコレ、どうする~?」

「コレ?」

 食糧とか他に荷物があったのだろうか。ラチェットは確認のため助手席のコーテナへと目を向ける。

「「……」」

 途端、ラチェットとスカルは瞬間的に青ざめる。



 ----八面体の物体キューブ

 遺跡で三人に襲い掛かってきた古代兵器がコーテナの手の中に。


「「ぎゃぁあああーーッ!? なんで持ってきたァアアアーーーッ!?」」

 男性陣の情けない悲鳴が殺風景な平野のド真ん中でこだました-----

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