「緋色の狩人」0083 STARDUSTMEMORY
ふわってぃ
第1話「第3MS部隊」
UC0081 一年戦争は終わりを告げ
ジオン公国は敗戦しジオン共和国と名を変え
連邦の支配下に置かれていた…
だか、未だ戦火の中に身を置くもの達がいる
後にテラーズフリートと呼ばれ
一年戦争の亡霊として恐れられる者達だ…
一年戦争末期ジオニック社の「S型機開発計画」によって生み出された
ゲルググSJ 緋色の狩人は
運命の手によってか緋色髪の
女性パイロット、アミダ・ノーメルに
託されることとなる。
開発員アディ、ラウ、ドリーらと共に
グラナダからの脱出に成功、ムサイ
に収容される事となる…
(この話は「S型機開発計画」に書いてあります。)
MS隊の隊長か…そんな大役私に出来るのだろうか…。
確かに若い割になかなか腕はいいと言われグラナダの守護隊には入れたが、
あの機体がなければ戦艦を落とすなんてことは出来なかったはずだ。
「あれ、アミダさんこんな所で何してるんですか?」
「いや、なんでもないさ、ラウ。少し考え事をしてただけだよ。」
「そうですか。アミダさんはMS隊に行くんですか?」
「ああ、そうだな。隊長になるらしい。」
「それは凄いじゃないですか。アミダさん
腕がたちますしね。」
「そうでも無いさ、機体のおかげだよ。」
「そんな事ないです、まずあの機体であの動きができることが凄いんです。
あの機体の反応速度に付いていける時点で、異常なんですよ。」
「異常か…」
「あ、いや別に悪い意味じゃなくて、…」
「分かってるよ、ありがとうな。」
「あ、いえ、前にアディさんがニュータイプかもなって言ってましたし。」
「まぁそれは無いだろうけど、
それじゃゲルググの整備よろしく。」
「はい、アミダさんも頑張って下さい。」
ニュータイプ…もしそうであれば
シャア大佐の様になれるんだろうか…
「ニュータイプ、か…」
ムサイのハンガールーム
「しっかしよーこの機体すげーよなー。
このそっこらじゅうに付いてる
制御バーニアのお陰であんな化け物
みたいに動けるんだろ?」
「そうみたいだ、でもこの機体動かせれるパイロットの方が化け物だけどな。」
「それもそうだな、てかなんでそんな奴が無名なんだ?」
「何でだろうな…」
「それはね、彼女は守護隊の傍らテストパイロットだったんだよ。」
「ア、アディさん」
「テストパイロットって余り有名になる訳じゃないけどね、実験機とか試作機は性能が、ピーキーだったりして、それを乗りこなす能力が必要なんだ。その力を彼女は持ってるんだよ。」
「そうなんですね…」
「しかもMSに乗る回数ならそこらの兵士
よりも多いのさ。話は解決したね?
話してばかり居ないで作業を進めなさい。」
「はいっ」
……「アディさんはジオニック社のMS開発部の人なんだろ?超エリートじゃねえか。」
「なんであんな人ばっかりくるんだ…」
若くて、宇宙でMSに乗る回数が多く、
腕もいい…ニュータイプとして覚醒する
条件は揃っている、
楽しみだな…
サイコミュ兵器作ってみたかったんだ…
「アミダ中尉、遅くなりました
自室をご案内致します。」
「いえ、ありがとうございます。」
…………
「こちらになります。」
「了解しました。」
「このパイロットスーツを、今回の戦果の
報酬としてこちらを贈呈致します。」
その手には緋色に染められたパイロットスーツがあった。
「ありがとうございます。」
「これからの戦果を期待しています。
では失礼します。」
………ミーティングがあるので16:30に
ミーティングルームに第3MS部隊は
集合せよ。
第3って私が配属された隊だよな…
今、16:15分…急がなきゃ
うぅ、艦内は迷路みたいだな
「あの、すいませんミーティングルームっ
て…」
「その緋色の髪…アミダ中尉ですか?」
「はい…」
「会えて光栄です中尉、私第3部隊の
ダリム少尉です。ミーティングルームです
ねもうすぐそこですよ。」
「皆ーアミダ中尉がおいでだ、静かにしろー。」
「さぁどうぞ、お入りください。」
なんか変な感じだな…どう入れば…
敬礼しとこう…
「皆、初めまして私がアミダ中尉だ
以後お見知りおきを。」
「はっ!」
皆立ち上がった状態で敬礼を返してくる…
とても恥ずかしい…
「このダリム少尉めが副長を務めさせて
頂きます。」
「よろしく頼む。」
「簡単にこの隊について説明をしておきましょう。この第3MS隊は所謂 遊撃部隊です。第1が先攻部隊、第2が護衛部隊となっています。」
「ほう、ならば何をするのだ。」
「 あらかじめ攻撃する目標を定めずに、戦況に応じて敵の攻撃や味方の援護に回る
という役割です。
なので少数先鋭部隊となっています。」
「そうか、では戦力の確認を…………」
現状の第3部隊の戦力
ゲルググSJ
ゲルググM 3機
「緋色の狩人」0083 STARDUSTMEMORY ふわってぃ @fuwafuwams06
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。「緋色の狩人」0083 STARDUSTMEMORYの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます