第5話、どうしてこうなった?

明智はいつも通りの日常をしていたある日にとある異変が起きたのであった。


それは龍人らしき者達がこちらの方に向かってきたのである。


明智は面倒なことにならなければ良いなと思いながら様子を見ていたが残念ながらこちらの方に来たのであった。とりあえず声をかけることにしたのである。



「お前たち、なにようでここまできたのだ。返答次第では攻撃も仕方がないと思っている。攻撃されそうな内容なら今すぐ引き返せそうすれば命までとろうとは思わない。」



そうしたらとある龍人の男性らしきものが前に出てきたのであった。そして言うのであった。



「私は土居清宗と申す。この度はお願いがありまして参上いたしました。どうか聞いていただけないでござるか。」



明智はどうやら話し合いができそうな相手でよかったと一息ついてから話し合いが始まったのである。



「それでは自己紹介からさせていただきます。私は明智雅と言います。この通りに吸血鬼です。ですがむやみに襲うことは致しませんので・・・ところでお願いはどんな内容でしょうか、土居殿。」




「・・・・実は今、我々は食糧難に落ちいています。それで食べ物が豊かなこの場所に来て屋敷がありそこの住民に食べ物を分け与えてくれないかとお願いしに来ましたでござる。」



明智はなるほどそんな理由だったのかと思いここにはたくさんの食べ物が実っている場所でもありさらに吸血鬼自体そんなに食べなくても活動ができるので喜んで承諾するのであった。土居と付添人たちは喜んで食べ物を収穫始めたのであった。



明智はどうしてここまでくる必要があったのかと聞こうとしたその時であった。森の奥からなにか来る気配を感じて戦闘態勢をしていたら案の定巨大熊が明智に向かって奇襲をしたのであったが明智はそれを見事返り討ちして熊を魔法で焼き殺したのであった。



それを見ていた土居が驚きながら話し始めたのであった。



「う、嘘でござろう。あのキラーウルスをたったの魔法の一撃の攻撃で殺したのでござるか。」



「そうだけど・・・・もしかしてあの熊はそんなにやばい熊だったの?」



「もちろんでござる。あの巨大熊はキラーウルスと言ってこの大陸でも一位、二位を争うほどの危険なものでござる。その熊のせいで我々はもちろんのことエルフや妖狐族さらに人間も場所を奪われることもたくさんありました。」



明智はそんなにやばい熊だったのかよと思いながら聞くのであった。



「さらにこのキラーウルスは男ばかり食べる主性がありそのせいで多くの男性は食われて殺されていった。某は運よく生き残ったのでござるよ。」



「ついでにそのキラーウルスはどれぐらいいるのですか。」



「わからないでござるが百は超えているとは思うでござるよ。それと仲間がやられるとどんなに遠い場所でもわかり仇討ちしようとする習性もあるでござるよ。」



明智はとなるとここに来る可能性はかなり大になるということに気がついたのであった。だが、目の前に困っている人たちがいるならやはり戦うしかないのかな。それにかなり男性が食われたというならこのままだといろんな種族が滅亡を迎えてしまう。それなら・・・



「なら、私が倒してやる。竜人たちを助けるためにも戦うことにする。」



「明智殿、いくらなんでも無謀でござるよ。気持ちはうれしいでござるが。」



「大丈夫、大丈夫。簡単に倒してやるからよ、代わりに今度作業の手伝いをしてくださいよ。」



そうして明智は森の奥に入っていくのであった。そしてその夜についにキラーウルスの群れが現れたのであった。明智は戦う前に



「こんなに月もきれいだから異世界ガチバトルを始めることにいたしますか。」



満月が出ている森奥で吸血鬼が笑顔でそう言うのであった。









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