第4話、明智の日常

明智の朝は早く日本時間で言うなら午前五時半に起きてまず軽く運動する。その後は近くの川で水浴びである。もちろん天気は雲一つもない晴れである。


邪神の一言


「頭おかしいじゃないか、あいつ。なんで太陽が出始めから活動しているの?」




それが終わり次にやることは井戸の水を持ってくること朝ごはんの準備である。そして朝食は玄米に山菜スープ、魚の醤油一夜漬けそして自家製のぬか漬け胡瓜である。もちろん明智はおいしそうに食べるのである。



邪神の一言


「あいつは吸血鬼の自覚があるのか。しかも無駄に健康にいい食事だし。それに気がついたけどあいつは何でも作れるのか?」



朝食も終わり次にしたことは昼飯を軽く準備して荷物もってから外に出たのであった。荷物の中には干し肉や竹簡そしてそれを書くものを持っていたのである。



邪神、一言


「誰でもいいからアイツに吸血鬼らしく行動しろと言ってくれ。今のところ吸血鬼を全面的に否定している行動しかしていないから。」



向かった先はきれいな海を見渡すところであった。そこで明智は干し肉を出して空に向かって投げたのであった。そうしたらそれを捕ったのは体が黒く普通より少しばかり小さめだがまさしくドラゴンであった。それを見て明智が



「だいぶ大きくなってきたな、ブラック。」



それに反応したのか明智に向かってドラゴンが近寄ってきて甘えだしたのである。明智は少しばかり困った表情もしながらもうれしそうであった。



邪神、一言


「何気にドラゴンを手なずけているけどそんな力があるなら征服活動してくれ。」



明智はドラゴンのブラックのエサやりを終えるとその場から近くの岩場の海岸で釣りを始めたと思いきやそれをしながらその場の地形を記録したと思ったら見たこともない生物を見かけるとそれを観察しながら釣りをしていくのであった。




邪神、一言


「異世界に来てアイツは何をしているの。料理、作成、エサやり、釣りに生物観察なんて・・・元の世界でもできることだろ。普通なら魔法でも使って戦ってくれ。お前は魔法の才能があるだから。」



昼も過ぎ夕方になりかけたら釣りもやめて家に帰りだしたのである。途中で生えている草を採取しながら家に帰った時には夕暮れになり夕飯の支度を始めたのである。


邪神、一言


「( ^ω^)・・・呆れて何も言えなくなりました。」




夕食は釣れた魚をさばいて刺身したり明日の朝食のために煮魚を作ったり準備をして食べ終えてから採ってきた草を観察し分析して食用に使えるかを確かめたのであった。


邪神、一言


「・・・あいつは何を目指しているのだろうか?わかるやつがいたら教え欲しい。」



そうして切りが良い所でやめて日記を書いてから睡眠をしたのであった。明日も元気に暮らせますようにと祈りながら眠りについた。



邪神、一言


「・・・アイツはやる時はやるやつだ。一応、かつて国に対してテロを起こした男だ。いつかはやってくれるさ・・・・(願望)」




邪神はいつかは征服活動してくれると願望を抱きながらその日も何事もなく平和に終わるのであった。















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