第2話、転生先は吸血鬼ですか・・・

明智はどこかも分からない場所にいたのであった。明智はもしかして異世界転生する前に来る場所じゃないかと思っていた。そんな時であったどこからか



「お主は本当に分かっているな。前から見ていたが準備が良すぎるじゃないか。」




そうして出てきたのは神は神でも邪神と言うべき存在の神であった。だが、明智は怯えることもなく話をしたのであった。



「そうでしたか。私は明智雅と申します。この度はこのような機会を頂き感謝します。いきなりで申し訳ありませんがご用件を言っていただけると大変助かるのですか。教えていただけないでしょうか。」



邪神はなるほどなと関心もしつつ明智に説明をするのであった。



「そうだな、転生の話のことは間違いはない。それとその代わりにやってほしいことがある・・・異世界を征服しろ、簡単な条件だろ。」



明智はなるほど転生させる代わりに仕事をしろと言うことだなと思い承諾をするのであった。



そうして邪神は明智を転生させたのであった。邪神と言うだけにあってアッと今に終わらせたのである。そうして邪神は感心しながら言うのであった。



「なるほど・・・お前は吸血鬼になったか。やはり我の目は当たっていたか。」



明智はそう言われて自分の体を確認してみると奥に牙らしきものがあったり肌の色が少しばかり白くなっていたり眼が赤くなっていたりと変化はあったのである。そうなると考えやれるのは吸血鬼の弱点のことであったが邪神が言うにはほかの吸血鬼に比べれば大丈夫だが油断は禁物だと言うのであった。




「最後に伝えておきたいことがある。我はあくまで最初の願いをやるのかはお前次第でかまわない。好きなように暮らせばいいさ・・・・お前の性格だとそのうちにやってくれそうだしな。」



その言葉を最後に邪神は消えていき。明智も空間から消え去った。






明智は気がついてみるとそこは見たこともない大自然の中にいたのであった。時間は夜でとても神秘的な場所から始まりでいいことありそうだなと思っていたら重大なことに気がついたのである。



人間の町にいけないから家から食材の調達に家事にほかにもいろいろとやらなければならないことに今、気がついて叫ぶのであった。




「普通に考えればそうだよねー。普通に転生したらまずは普通に暮らすことから始めないといけないよね。夢の主人公みたいな生活を目指してとりあえず頑張ることにいたしますか。」



明智はそうして異世界生活を始めることになったのである。




こうして日本で得た知識を使いできる限り楽しい生活を送れるように頑張るのであった。もちろん世界征服する気はかけらもなかったのである。



そうして邪神は数十年後、絶対にやれと言うべきであったと後悔するのであった。


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