アカメが斬る!の面白みとは…。

ЕСБの革命

アカメが斬る!が何故、面白いのか?

 私はアカメが斬る!の内容を読んで凄く面白いと感じた理由をこれから説明してゆきます。

 それは『生か死か』などを代表するどんなに強いキャラでも死ぬ設定や本格的なダークファンタジー、そして腐敗した帝国などが色々出していて凄く面白く、リアリティを感じさせられるからです。

 そんなアカメが斬る!の設定などを凄く説明してゆきながら、感想やライトノベルにありがちなバトル描写の問題点を説明して行きましょう。


 『アカメが斬る!』は月刊ガンガンJOKERに連載された同紙を代表する漫画です。

 ダークファンタジーというジャンルで凄く面白く、腐敗した帝国をナイトレイドが帰るという重みのある内容です。

 読んでいると綺麗事ではない展開が非常に多く、呼んでいて戦慄性を感じます。


 これと連動しているのが、『ヒノワが征く!』や『アカメが斬る!零』などもありますが、今回は『アカメが斬る!』本編の設定や感想を中心に描くので割愛します。


 設定を見ると、『』する内容だが、同時にだと述べています。

 これは非常に奥深い内容で、どんなに強いキャラでも死ぬことがあれば、仲間も死ぬことがある事を意味します。

 同時に腐敗した帝国を革命する為にはどうしても綺麗事をなくす必要があると述べているからです。


 古今のライトノベル小説だとどうしても綺麗事になりがちな上、死を避ける展開が多いので、どうしても面白みを弱くさせている事は事実だし、バトルファンタジー小説を書く際には報いや綺麗事をなくしておくと非常に面白く見えますね。

 そう考えるとアカメが斬る!の綺麗事の無さは凄く面白さを醸しだしてきます。

 故に、どんなに狂的でも仲間でも次々と散るのがこの作品の醍醐味といっても良いでしょう。


 更に、次々と仲間も敵も死んで行く描写も多いのがこの作品の特徴です。

 シェーレ、ブラート、チェルシー、スサノオ、ラバなどの仲間やセリュー、ボルス、スタイリッシュなどのイェーガーズなどの敵キャラまでも次々死んでゆきます。

 中でもチェルシーの晒し首は凄く衝撃的な内容だったのは当然だし、それを見て驚いた人も多いでしょう。

 それが逆にチェルシーファンを増やすのは何とも皮肉な内容だと私は思ってしまいます。

 ただ、コロの餌でなく殺しの報いや帝国にそれを知らしめる上で首のない胴体をドロテアなどに処理させて、胴体人間にする方が個人的には良かったと思うのは、殺しの報いだから胴体はイェーガーズの家来として働かせた方がより屈辱になるからです。

 更に、クロメとの戦いでもチェルシーよりはラバにして、彼とクロメを闘わせ、ラバの最後はクロメの帝具である『八房』の骸人形になって帝国と闘わせる方が凄く良い展開をしたと思うと少し残念な部分があると思います。

 何故なら、その後ラバは骸人形になってタツミ達を攻撃する展開はナイトレイドを動揺させる事が明白だと私は思います。


 そして、帝具使い同士が戦うとどちらか死ぬという内容もより、死を意識した内容になり、ブドーやエスデス、シェーレ、セリュー、エスデスなども帝具使い同士故に最後は死んでゆきます。

 これを象徴させるのがエスデスとスサノオの戦いだといえるでしょう。

 スサノオは帝具人間だが、ナジェンダさんに認められて最後は死に至る内容で、この路線を通したキャラといえます。

 故に、帝具人間であっても最後は死んでゆくのがやはり面白みが出てくるのは当然でしょう。


 故にこの作品を読んでバトル描写を参考にさせると凄く綺麗事がない故に、凄く面白い内容になると思います。


 そして48あり、奥の手もあるなど、非常に豊富です。

 アカメの『村雨』、クロメの『八房』、ウェイブの『グランシャリオ』、チェルシーの『ガイアファンデーション』など、種類や能力はそれぞれ異なります。

 しかし、帝具と使用者は同調しなければ意味がなく、それ故に使用者が非常に限られる場面はシビアだと思います。

 故にライトノベルでありがちな軽いバトルでなく本格的なシビアなバトルが見られるのが『アカメが斬る!』の特徴だといえます。

 それ故に、本格的なバトル描写を描ける点では参考になるし、ライトノベルでもこれ位、思い展開にしてみた方が味が出ると思います。


 故に綺麗事ではない、本当に旋律を呼ぶ展開が故に非常に軽い内容では済まされないシビアさが凄く内容を引き込まれ、同時に戦慄性を生み出した内容に感激します。

 『アカメが斬る!』を読んでおく事でバトル描写を参考に出来る点も良いといわれ、同時に何かバトルで物足りない時は非常に参考になると思います。

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