1.12(後編)

 ――地が揺れ、石造人形ゴーレムの歓喜の絶叫が、第一階層に響き渡った。


 崩落した大樹の幹を辛うじて両手で支え、人ひとり生存できる広さを確保した僕の耳に、その叫喚が飛び込んできた。


「……はぁっ……かッ……はぁっ!」


 息も絶え絶えに、地面と幹の間で思考を巡らせようとする。


 無傷ではない。


 無傷なわけがない。


 超重量の樹木に圧迫され、右腕の骨がボキッと嫌な音を立てて折れた。重圧に耐え切れず、肩までひびが入った感覚に襲われる。


 右眼はまだ癒えておらず、視界は不自由なままだ。崩落する際に飛び出していた小枝が額の他数か所を抉り、生ぬるい血が垂れ出していた。


 額の裂傷、右眼の損傷、右腕の骨折、その他細かな擦り傷。


 なるほど、思った以上に絶望的な状況だと歯噛みした。


 幸いにして両足は満足に動かせるが、はじめの方で飛ばし過ぎて疲労が溜まっている。カスピエルの『アクア・スラント』も瓦礫がれきの中に埋もれてしまい、見える範囲には存在しなかった。


 物音を立てずにそっと石造人形ゴーレムの様子を窺う。幹を押し倒して僕を殺したと勘違いしているのか、石造人形ゴーレムは耳をつんざくような雄叫びを上げながら森の奥へと去っていった。



「……行った……かな?」


 恐る恐る声を出してみるが、反応する物体はいない。どうやら、どこかへ消え去ったようだ。


「……ふぅ……」


 少し落ち着きを取り戻し、息を吐く。今更になって傷が痛み始めて、顔をしかめた。


 しかし、溜息を吐いたところで僕を取り巻く環境に変化はもたらされない。むしろ、派手に動くと別の魔物に見つかる危険性が高まる。ここは、誰かに助けを求めないと……。


 ……助け?


 他の探索者ハンターが運良く倒木に近付き、運良く埋もれている僕と水色の剣を見つけ、運良く人柄が温厚で……。際限なく湧いてくる希望的観測に辟易へきえきした。虫が良すぎる。


「……っ! そういえば、カスピエルはっ!?」


 とそこで、激しい裂傷を負ったカスピエルのことが頭をよぎる。


 ――近くには、いるっ!?


 つい先ほどまで肝に銘じていた派手に動く危険性については、頭から吹き飛んでいた。


 焦燥心がくすぶる中、まずは両足を自由にしようとバタバタと闇雲に動かしてみる。が、覆い被さった樹皮はそう簡単には離れてくれず、逆に折れ曲がった枝が執拗に絡み付いてきた。


「くっ……邪魔だなっ」


 冷たい土の感触から逃げるように、足を必死に動かす。だけど、無情にも幹はピクリとも動かなかった。




 ――壊せるかな?




 ふと、そんな考えが脳裏に浮かぶ。


 視界の範囲の限りでは、木の表面が少し脆そうな箇所がいくつか見受けられた。そこそこ腐敗しているようだが、足側のものについては、蹴って感触を確かめないことにはどうしようもない。


 しかし、他に有効な方法も思いつかなかった。物音を立てずに迅速にこの状況を脱するために、この案に従うことにする。


 ――壊れろっ!


 必死に念じながら、足をモゾモゾと動かす。


 バキッ。


 木が崩壊する音がした。




 左手あたりで。




「……んんんんんん?????」


 思いもよらない箇所での思いもよらない変化で、頭の中が驚きで満たされる。


 ……えーっと。


 恐る恐る左手の方へ視線を下げると、何やら石造人形ゴーレムの持っていたような瘴気らしき黒い光が出ていた。


「……………………」


 もしかして、とんでもなくまずい力を手に入れてしまったのでは。


 一筋の汗を流しながらそんなことを考えた。


 バキバキッと瘴気の塊が樹皮を貫くのを目撃し、いよいよ汗が滝のように流れ落ちてくる。


 ――これが、『破壊』の力だ。


 そんな声が聞こえたような気がした。


「破壊の……力……」


 ゆっくりと、復唱してみる。


 破壊。


 僕が望んだ『力』の片割れ。


 それが今、僕の手中にある。


 不思議と、喜びはこみ上げてこなかった。代わりに、使命感みたいなものを新たに感じる。


 ――代償。何事にも代償が必要だ。


 何かを得るためには、何かを失わなければいけない。


 当然の摂理。


 何だかそれが、少し尊いものだと感じられた。


「……決めた。この『力』の名前は……『破壊ユニトジェーネ』だ」


 そう呟いて、熱を帯びる左手にぐっと力をこめた。樹皮が木っ端微塵に吹き飛ぶ。


 くだんの『創造』の力と対をなす『破壊ユニトジェーネ』。今はまだ全容が掴めないけど、どうやら結構強いようだ。まあ、内容はこれからぼちぼち探っていけばいいだろう。それより今は、カスピエルの安否を確認しないと。


 左手に再度意識を集中し、力を流し込む。顔の前に当てて、覆う倒木を破壊する。バキイィッ、と盛大な音を立てて木が四散した。


「……ふぅ」


 ゆっくりと、倒木の残骸の中から起き上がった。血だらけの服を一瞥し、駆け出す。


 確かカスピエルは、裂傷を負った後に倒れこんだはずだ。致命傷を逃れてさえいれば、エルディアの医療機関で治療してもらうことができる。


 嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。


 カスピエルが死ぬなんて、そんなのは嫌だ。


 出会って二日。まだ日が浅いと言われるかもしれない。だけど、彼女とは随分と親しくなった。


 僕にとって、かけがえのない存在だ。


 おびただしい血痕が視界に入り、急停止。石造人形ゴーレムとの激戦跡に入り、カスピエルの華奢な姿を必死に探す。


「……! これは……」


 そこで、何かを引き摺ったような、細長く続く血の跡を発見した。


 ――カスピエルは、まだ生きていた!


 考えてみれば、彼女が絶命したという明確な証拠は一度も目にしていない。致命傷を辛うじて逃れたのなら、希望はまだある。一縷いちるの望みをその可能性に託し、僕はその血痕を追った。


 藪をかき分け、茂みを突き進む。隻眼せきがんで右側が見えないため度々大樹にぶつかり、右腕が悲鳴を上げている。左手で辛うじて携えている『アクア・スラント』も重みを感じるようになってきて、限界が近付いているようだった。出血も酷く、意識が朦朧とする。


 でも、そんな警告信号には構っていられなかった。


 ――もっと、前へ!!


 必死の思いで道を切りひらいた。


「……あれ……?」


 結構な距離を走ったところで、僕はその違和感に気が付いた。


 ……深い傷を負っている人間が、こんな距離をつくばっていけるだろうか?


 ふと周囲を見回してみると、石造人形ゴーレムと戦った場所からは大分離れていた。僕を包む闇は一層暗くなっていて、下層――第二階層への入り口に近いことを匂わせる。


 アルクはいくつかの層に分かれており、上から順に第一、第二、……となっていく、とカイアが基礎教養の一環として教えてくれた。下へ行けば行くほど太陽光が届きにくくなり、光源も少なくなっていくらしい。従って、下層に行くほど探索の難易度も上がるそうだ。


 カスピエルも天使なら、そういうことぐらい知っているはず。重症の身体で危険な域に自ら入るとも思えない。


 何か嫌な予感がする。


 ざわつく首筋を押さえていると、途絶えた血痕の隣の木の陰から黒い影が飛び出してきた。


「……っ!?」


 闘牛ミノタウロス。分厚い体毛に覆われた半人半馬で、石造人形ゴーレムと共に第一階層に出現する代表的な魔物だ。凶悪な腕力と手製の弓を備えて、探索者ハンター達を数多く葬り去ってきたのだと教えられた。


 まずその両腕を警戒するように、とカイアに重ね重ね言われていたのを思い出し、僕はその豪胆な腕に目を向け――。


「カ、カスピエルっ!?」


 小脇に抱えられてぐったりとしている銀髪の少女が目に入った。すぐさま闘牛ミノタウロスから距離を取り、臨戦態勢に入る。


 ――この闘牛ミノタウロス、カスピエルを抱えて持ち去ったのか……?


 そこで耳を疑うような事実に帰結し、僕は動揺した。


 魔物が人間を、ましてや創造主マスターであるはずの天使をさらうだなんて、聞いたこともない。


 そもそも、魔物は食べ物を必要としない存在だというのが一般の認識だ。彼らは体内に存在する魔力を変換して力に変えることができる。


 食用に使わないで連れ去る……も、もしかして? そ、そういう系の、奴隷とか、その……?


 自分で想像しておいてなぜか恥ずかしくなり、頭を抱える。


「Rаааааааааааааа!!」


 袋小路に陥った僕の思考を、闘牛ミノタウロスの叫喚が遮った。


 ――丁度いい。この闘牛ミノタウロスで『破壊ユニトジェーネ』の性能を試してみよう。


 と楽観的な計画を練っていると、闘牛ミノタウロスが突如カスピエルの身体を投げ捨てた。


「……っ!!?」


 ――こいつ、最初から僕が狙いだったのか!?


 だとしたら、知能が高すぎるっ!!


 カスピエルの身体が吹っ飛び、ぐったりと横たわった。ピクリとも動かないカスピエルの姿が、心中の不安を増幅させる。


 でも今は、あくまで闘牛ミノタウロスを倒すのが先決だ。カスピエルのことも心配だが、目の前のことに集中しよう。


 あの朗らかな、どこか憎めない天使は、絶対に死なない。


 意を決し、『破壊ユニトジェーネ』を発動するうえで邪魔になる『アクア・スラント』を脇へほうった。


「はああぁぁぁっ!!」


 動かない右手を庇いながら、左手を前に突き出して力をこめる。黒の光が稲妻のように炸裂し、闘牛ミノタウロスの胴に被弾した。


「Ryаааа!?」


 猛々しく響いていた闘牛ミノタウロスの雄叫びが驚愕のそれへと変わったが、僕は止まらない。次弾、次々弾の『破壊ユニトジェーネ』を駆けながら放ち、生じる黒煙に紛れて接近する。


「Rаааааааааааааа!!」


 と、そこで闘牛ミノタウロスも僕の肉薄に感付いたらしく、その剛腕を思い切り振り回し始めた。


 ――近付かせないつもりかっ!?


 咄嗟に接近を止め、木々の間を縫うようにして闘牛ミノタウロスの周りに身を潜めた。


 中距離攻撃が可能な『アクア・スラント』は高速移動の妨げになるので、先ほど森の中に置いてきてしまった。『破壊ユニトジェーネ』も中距離攻撃はできるが、決定的な打撃には至らない。それを見越したにせよしてないにせよ、闘牛ミノタウロスは明確な意志を持って対抗措置を講じてきたのだ。


 茂みの陰で、僕は身震いした。


 ……どうしよう。


 近接攻撃を警戒している相手に近接攻撃は効かない。遠距離攻撃を繰り出すべきだということは明確。辺りをキョロキョロと見回す闘牛ミノタウロスの様子を注意深く窺いながら、彼を殺す算段を立て始めた。


 最初は『破壊ユニトジェーネ』で目くらまし。土を巻き込んで視覚を遮断する。注意すべきは闘牛ミノタウロスの大力無双な拳だから、屈んで接近を――。


「Ryаааааааааааа!」


 不意に突進してきた闘牛ミノタウロスにより、思考が強制的に中断させられる。


「……勝負ッ!!」


 まなじりを決する。


 僕も立ち上がり、だらりと垂れ下がって動かない右腕を無理矢理引き剥がして『破壊ユニトジェーネ』を発動した。激しい轟音と共に狙った木がぜ、無数の灰を撒き散らす。


 転瞬。


 防御を捨てて、闘牛ミノタウロスふところへ潜り込む。すすと格闘する闘牛ミノタウロスは、数拍遅れて僕の姿を捉えたようだった。


「……遅いッッッ!!」


 近距離は効かない。


 中距離、遠距離は持っていない。


 なら、ゼロ距離だ。


 左手を闘牛ミノタウロスの腰の部分に直接押し当て、僕は『力』の名前を叫んだ。


「『破壊ユニトジェーネ』ッッッッ!!!」


 闘牛ミノタウロスが慌てて距離を取ろうとするが、もう遅い。




 黒雷が瞬く間に闘牛ミノタウロスの全身を駆け巡り、爆炎を引き起こした。




 暴風で木々が散り散りに吹き飛び、僕の体も紙のように容易く吹き飛ばされる。


「Rаааааааааааааа!!?」


 断末魔の悲鳴が掠れ、爆音に吸い込まれて消えていった。


 ♠


 声が、聞こえた。


 懐かしい、お父さんの声。


 大好きな、お母さんの声。


 愉快な友人達の声。


 そして――。




 リョウの、叫び声。




「カスピエルッ、逝くなああぁぁぁぁっっ!!!」


 私のことまで考えてくれて、心配してくれた。


 私の乾いた人生に、潤いを齎してくれた。


 希望を、くれた。


 まだ見ぬ世界への、希望を。




 ――ごめん、なさい。




 リョウだけ残してしまって、ごめん。


 こんなところで散ってしまって、ごめん。


 ミーシャに、ゲイブに別れの挨拶ができなくて、ごめん。


 そんな想いを懸けて、私は言葉を紡いだ。




 これでいい。


 元々、私に生きる権利はなかった。


 下界の住人の信仰心を搾取し、のんびりと胡坐あぐらをかいてその上に居座っていた。


 そのくせ、反省して変わったような気になっていた。


 変わっていなかったのに。


 上辺だけ塗り替えて、中身は醜いままだったのに。


 傲慢にも下界の少年に頼り、あまつさえ自己満足のために自分の願いを打ち明けた。彼の隠れた異能を知ったうえで、自分のために利用しようとした。


 こんなやつは、死んで当然だ。



 

 じゃあ、なぜリョウに話した? 自己満足だけじゃないだろう?


 永遠とも思える時間で、自問自答を繰り返した。


 罪を認めて罰だけ逃れるなんていう都合のいい話が、あるはずがない。しかるべき罪の償いをして、初めて贖罪が達成される。


 じゃあ、私は贖罪を求めていたのか?


 ある意味では、そうかも知れない。


 ただ、際限のない贖罪は侮辱と同義だ。下界の者をないがしろにして贖罪を語るなど、言語道断も甚だしい。


 では、丁度いい贖罪か?


 それこそ思い上がりだと、すぐに気付いた。この期に及んで彼らの情に訴えるのは斬首ものだ。




 それでは、それでは、それでは。




 長らく思考の海を揺蕩たゆたって、私はひとつの結論に辿り着いた。




 ――ああ、私は赦しが欲しかったんだ。




 罪を受け入れる。償いを果たす。


 そして、赦しを請う。


 誰かが私の行為を赦してくれるのを、待っていた。


「……でも、カスピエルはいい人ですよ」


 不意に、リョウが私に言ってくれた言葉が思い出される。


 私が、醜くて怠慢で罪深い天使だと分かったうえで、私の存在を認めてくれた。


 それが嬉しくて。


 涙が出そうになって。




 胸に、得体の知れない感情が宿って。




 胸の疼きの正体は分からないけど、それでいいと思った。


 この少年からは、既に十分すぎるものをもらった。


 これからは、その傍で見守り続けよう。


 そう思った矢先の、この醜態。


 リョウを助けるつもりが、結局足手まといになってしまった。


 だから私に、彼の隣に立つ資格はもうない。




 ありがとう。




 さようなら。




 ――駄目だっ!!!


 駄目だ、駄目だ、駄目だ!!


 こんなところで散ってたまるか!


 私には、リョウの創る新しい世界を見るという願いがある!


 だから、死ねない!!


 強い信念に駆られ、意識が急激に鮮明になっていく。


 裂傷の痛みが比例して大きくなっていき――。




「カスピエルッッッ!!」


 泣きじゃくるリョウの声が響いた。


 ♠


「カスピエルッッッ!!」


 必死にカスピエルの声を呼び続ける。


 闘牛ミノタウロスを倒し、僕は投げ捨てられたカスピエルの身体を抱いて泣きじゃくっていた。


 カスピエルは驚くほどほっそりとしていて、まるで人形のようだった。雪のように白かった肌は、しかし赤黒い血で穢されている。その中でも、右肩から無残に引き裂かれた傷が惨たらしく主張していた。幸い完全に切り裂かれているわけではないが、心臓まで達しているように見えなくもない。専門的な知識がない僕には、ただカスピエルの生存を願うしかなかった。


 微かな息をしているのに気付いたものの、何ら事態を好転させるものではないと感付き一喜一憂する。


「……カスピエルッ……死ぬなっ……!」


 涙と鼻水とがぐちゃぐちゃになって、視界がぼやけた。ポタリ、としずくがカスピエルの肩に落ちる。


「まだっ……エルディアに来て、一日しか経ってないだろッッ!!? こんなところで……死なないでよっ!!!」


 嗚咽が溢れ出て、激情の波が押し寄せてきた。それが隅々までむしばみ、得体の知れない哀しみを落としていく。




 不意に、折れた右腕が光った。




 左手の『破壊ユニトジェーネ』とは違う、白銀の光。


 禍々しいそれではなく、どこか神聖めいた希望の光明。


 その光が右腕を、そして僕の全身を包み。


 剥がれ落ちた光の鱗から、完全に回復した肌が現れた。


「……っ!?」


 更に、右腕にのしかかっていた鈍重な痛みも嘘のように消え去る。


 体中の裂傷が癒され。


 足の倦怠感が取り払われ。




「……全快……!?」




 その名は、『創造ソトボレーニェ』。


 左手と対をなす力。


 破壊の対極。


 創造、治癒、建造。


 万物を、創る。


 ――これなら、カスピエルを治せる!!


 その力の真価を悟り、僕は動くようになった右手をすぐさまカスピエルの身体にかざした。カスピエルへの想いを乗せて、強く目を閉じる。


 お願いします。


 カスピエルの笑顔を、また見させてください――。




「……ぁ……」




 小鳥のさえずりのようなか細い声が、カスピエルの桃色の口から漏れ出た。


 そして、ゆっくりとそのまぶたが上がり、金の双眸を露わにする。


「……リ、リョウ……?」


 その言葉を耳にした僕は。


 過去最大の涙を流しながら抱きついた。

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